2011-12-27

リビア政府スポークスマンが現地報告「シルト虐殺始まった」


 2011年10月1日。リビア政府代弁者イブラヒム・ムッサがシリアのテレビ局アライのインタビューに応じ戦況を報告。

フランス支配者層のイスラム教恐怖症 ブルカ禁止法


 2009年9月22日。イスラム教・イスラム教徒の悪魔化・侮辱的扱いはメディアだけでなく法律にも見られる。学校でのヴェ-ル禁止、ブルカ禁止法は、それに関する無数の­討論(番組も含め)や記事でイスラム教徒を強く問題視し貶める結果になった。この法律案の運動の裏にはフリーメイソンの存在が大きい。


ブルカ禁止法施行後、初の拘束 フランス

 顔全体を覆うベールの着用を禁止する法律が11日に施行されたフランスで同日、首都パリでの抗議行動中、体をすっぽりと覆い目だけを出す「ニカブ」を着用した女性2人が警察に一時拘束された。

 ただし女性たちはベールの着用ではなく、ノートルダム寺院(Notre-Dame Cathedral)前で発生したデモに参加したことが、無許可の抗議行動への参加とされ拘束された。しかし、同法の施行後であるため法律上では、公共の場で顔を見せることを拒否するイスラム女性に当局は罰金を科すことができる。

 拘束された1人、ケンザ・ドリデル(Kenza Drider)さん(32)は「わたしたちについてどうするか検察官が決めるまでの間、警察署に3時間半、拘束された。その後『いいでしょう。行っていい』と言われた」と語った。
 
拘束されるも罰金科されず

 ドリデルさんとは別に、実業家で活動家のラシド・ネッカ(Rachid Nekkaz)氏も、ニカブをかぶった女性の友人と一緒にいて、大統領府前で警察に拘束されたと語った。ネッカ氏はAFPの取材に「わたしたちはニカブをかぶっていたことで罰金を科されたかったが、警察のほうが罰金を科したがらなかった」と語った。

 ネッカ氏は今回の禁止法に反対しており、ベールをかぶっていて罰金を科された人の肩代わりするために、200万ユーロ(約2億4000万円)相当の自己資産を競売にかけ、基金を設立すると宣言している。

 一方、フランス警察は、同法に違反した人がいても強制的にベールをはがす権限は与えられておらず、さらにすでに緊張関係にある移民居住区で抵抗に遭う恐れもあり、施行はされたものの、同法の執行には困難があると懸念している。

AFP 2011-04-12

burqu

リビア 抵抗への呼びかけ 2011年10月2日

ダニエル・C・デネット

1冊挫折。

自由は進化する』ダニエル・C・デネット:山形浩生〈やまがた・ひろお〉訳(NTT出版、2005年)/前々から池谷裕二〈いけがや・ゆうじ〉以外の根拠を探す必要に駆られていた(「人間に自由意志はない」こと)。デネットの本はどれも厚いので正月に取り組もうと考えた。数ページ読んで「どうも文章がしっくりこないな」と思ったら、山形浩生の翻訳であった。彼の名前を見て潔くあきらめた。文体が問題なのははっきりしているのだが、自分でもよく把握していない。主語と述語の距離感かもしれない。とにかく肌が合わない。山形訳で読み終えたことがあるのは、ミルグラムの『服従の心理』のみである。興味があるテーマだけに残念極まりない。他だと自由意志で参考になりそうなのは、『量子力学の反常識と素粒子の自由意志』『量子力学の哲学 非実在性・非局所性・粒子と波の二重性』の2冊くらいしか見当たらない。決定論だと『行為と必然性 決定論的世界観と道徳性』か。生命現象の本質は「反応」であろう。「能動性」ではない。

本を裁断しデータ化する「自炊」を、まるごと否定できる人は幸せな人だ

僕は本を手で持てなくなってから、長いこと読書を諦めていました。でもその後、スキャンしてデータ化することを始めて、今では読書の喜びを取り戻しました。それができたときは、うれしかった。
Dec 26 via webFavoriteRetweetReply


痛ましく裁断なんかしなくても本が読めたら、どんなにいいか。大切な本を本棚に置いて蔵書できること、手にとって紙の感触を感じながらページをめくることができたら、どんなにいいか。 本を裁断しデータ化する「自炊」を、まるごと否定できる人は幸せな人だ。
Dec 26 via webFavoriteRetweetReply