2012-07-23

「検察審査会制度」四宮啓〈しのみや・さとる〉弁護士 2012年6月18日



O.J.シンプソンはなぜ無罪になったか―誤解されるアメリカ陪審制度

Hand Shadows - on KurdistanTV


 影絵というシンボルがマンダラ思索にヒントを与えてくれる。


WWF(世界自然保護基金)ジャパン

Best of Just For Laughs Gags - Best Jesus Pranks


 信じる者は救われ……そして騙される(笑)。「オー・マイ・ゴッド!」。

陳満咲杜、蓮村誠、臼井幸治、チャック・ホーガン


 2冊挫折、1冊読了。

着物トレーダーを卒業せよ 陳満咲杜の為替の真実』陳満咲杜〈ちん・まさと〉(青月社、2008年)/スーパーのチラシみたいな表紙、著者の経歴も本人によるものと思われるが、まるで履歴書の抱負のようだ。紙質が悪い上、活字も読みにくい。以下引用――「神の見えざる手」というのは、スミスの『国富論』の中に出てくる言葉で――などと臆面もなく書いているが原文に「神の」という枕詞は存在しない。1+1=2みたいな内容ばかりで何も書いてないに等しい。amazonの評価も眉に唾して見た方がよい。

黄金のアーユルヴェーダ・セルフマッサージ 1日10分 伝統のデトックス法で奇跡の美肌』蓮村誠、臼井幸治監修(河出書房新社、2006年)/「九鬼 純正太白胡麻油」を使ったセルフマッサージ。読んだだけで、まだ行っていない。ま、やるとしたら「マルホン 太白胡麻油」を買う予定。こっちの方がずっと安い。ふくらはぎの筋肉痛を何とかしようと思って開いてみたのだが、ちょっと畑違いであった。美肌はどうでもいいが、自分の身体を知るためにやってみる価値はあると思う。

 38冊目『流刑の街』チャック・ホーガン:加賀山拓朗訳(ヴィレッジブックス、2011年)/文章は素晴らしいのだがストーリー展開と主人公の造形がダメだ。実にもったいないと思う。序盤の硬質な緊張感が中盤からダレ始める。で、最終的には安っぽいパルプ小説になっているのだ。主人公のニール・メイヴンにリーダーとしての資質はなくても構わないが、あまりにもヒーロー的な要素に欠けている。復讐も中途半端だ。ボスのロイスと麻薬捜査官のラッシュも見分けがつかない。散々文句を並べておいたが、警句を思わせる文章を味わうだけでも損はない。

2012-07-22

金色の抽象画


 金色(こんじき)に輝く水をバックに無数の格子が画面を埋めている。まるで大自然が描いた抽象画のようだ。水と草は生の象徴でありながらも、影を強調しているため死が前面に出ている。一本一本の草という存在は意味をなさず、完全に環境と融け合う。ここに生と死の分離はない。

First Day of 2012