2012-09-11

寺田寅彦


 5冊読了、というのは真っ赤な嘘だ。読み終えていないのだがカウントしてしまえ。

 49~53冊目『寺田寅彦随筆集 全五冊』寺田寅彦(岩波文庫、1947年)/読書家にとって垂涎の随筆と言い切っておこう。実はまだ30ページほどしか読んでいないのだが、私は山海の珍味のごとく少量ずつ楽しむことにした。だから、あらん限りの忍耐力を総動員して遅読に挑む。この滴り落ちるような懐かしさは何なのか? 「ああ、私も日本人であったのだ」という感慨がどっと押し寄せてくる。巻頭の「どんぐり」に胸を突かれた。1963年改版となっており、それ以前のものは旧漢字である。唯一の難点は活字が小さいこと。折を見つけてワイド版を入手しようと思う。以下の順番で読むのも一興か。

新訂 福翁自伝 (岩波文庫) 氷川清話 (講談社学術文庫) 銀の匙 (岩波文庫)

ワイド版第一巻 ワイド版第二巻 ワイド版第三巻 ワイド版第四巻 ワイド版第五巻

枕がないことに気づかぬほどの猛勉強/『福翁自伝』福澤諭吉
日清戦争に反対した勝海舟/『氷川清話』勝海舟:江藤淳、松浦玲編
『銀の匙』中勘助

バートランド・ラッセル「神について」


 バートランド・ラッセルは論理学、数学、哲学の泰斗。かつて投獄されたこともあった。1950年、ノーベル文学賞を受賞。ラッセル=アインシュタイン宣言でも知られる。

 動画を見ると明らかに落ち着きがない。多分、アインシュタインと同じくAD/HD(注意欠陥・多動性障害)であったのだろう。世間の価値観を疑うことを知らぬ女性ホストの方が堂々としており、妙なアンバランス感がある。



宗教は必要か

哲学入門 (ちくま学芸文庫)ラッセル幸福論 (岩波文庫)怠惰への讃歌 (平凡社ライブラリー)神秘主義と論理

読後の覚え書き/『ドアの向こうのカルト 九歳から三五歳まで過ごしたエホバの証人の記録』佐藤典雅
バートランド・ラッセル

ジョン・P・ホールドレン氏 人口削減論


 歴史家のウェブスター・G・タープレイが解説する。



オバマ 危険な正体

河野太郎が激怒~第15回 国会エネルギー調査会準備会 2012年9月5日


 長い動画であるため以下に河野発言のリンクを貼っておく。権力の甘い汁を啜(すす)る者はアイヒマンとなることを避けられない。

http://www.youtube.com/watch?v=uoF1LQVGouM#t=15m0s
http://www.youtube.com/watch?v=uoF1LQVGouM#t=31m35s
http://www.youtube.com/watch?v=uoF1LQVGouM#t=34m40s