2012-04-27

パレスチナ「土地の日」にもイスラエル軍は群集に発砲

私の名はイスラエル

平安から近世にかけては火葬が主流だった


 わが国最初の火葬例は、公式記録によれば、文武4年(700)に死んだ元興寺(がんこうじ)の僧道昭(どうしょう)である。

【『隠された十字架 法隆寺論』梅原猛(新潮社、1972年/新潮文庫、1981年)】
隠された十字架―法隆寺論 (新潮文庫)

2012-04-26

岸田秀、山本七平

1冊読了。

24冊目『日本人と「日本病」について』岸田秀〈きしだ・しゅう〉、山本七平〈やまもと・しちへい〉(文藝春秋、1980年/青土社、1992年/文春文庫、1996年)/一度読んでいる。しかし全く理解できていなかったようだ。繰り広げられる知の饗宴。間髪を入れぬ応酬。解体される日本人の姿。骨太の知性は30年を経ても色褪せることがない。日本文化の伝統として、徳川時代の町人学者から連綿と続く断章取義を挙げている。そして日本社会を構成する原理は「擬制の血縁」である、と。唸(うなり)り続けているうちに読み終えていた。