文字学の大家、白川静氏が、中・高校生以上の多くの読者に向けて書き下ろした、『常用字解』(2003年刊)の待望の増補版が、ついに登場します。
甲骨文字や金文なども多数掲載、字源や音訓、熟語を調べる漢和辞典としての機能に加えて、漢字の世界の奥深さを味わえる解説の本書は、漢字の入門字典として大好評でした。
第二版は、2010年に内閣告示された「常用漢字表」に対応し、196字の項目を追加するなど、常用漢字・全2136字を掲載しています。
「既に知っていること」で「新しいこと」を解釈するのではなくて、「新しいこと」を使って「既に知っていること」を解釈する方がいいと思う。「既に知っていること」は知っている「つもり」であるので、それ使って新しいことを受け入れるのは実は受け入れたことにならないから。
— びゅうろうさん (@bu_reau) 10月 5, 2012