2012-10-22


 青黒い闇の中に焔(ほのお)が走り、火の粉が舞う。柔らかな火の粉の軌跡に目を奪われる。肉眼で捉えれば一瞬の出来事である。宇宙的スケールの時間から見れば、人の一生は火の粉みたいなものだろう。そうであれば、やはり生を燃え上がらせることが自然の摂理にかなっている。いつか、ではない。今燃えているかどうかだ。夢に向かって生きるのもおかしい。直ちに目を覚まして今を生きるのだ。くすぶっている人生は煙に包まれている。

Day 263/365 "Fire!" (Explore 20th oct #282)

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