2013-10-12

マララさん 銃撃事件の波紋~国連スピーチ


 胸を打つというレベルのスピーチではない。足が震えてくるほどだ。









セヴァン・カリス=スズキ(12歳) 環境サミット1992

2013-10-11

目撃された人々 47

2013-10-09

10月8日、新100ドル紙幣が発行


 個人的にはトリッキーな金融引き締めであると考えている。

New $100 Bill Printing Costs More than 120 Million Dollars





2013-10-08

Tax Dollars At War


 何となく理解できるが翻訳を切望。

ラーシュ・ケプレル


 2冊読了。

 46、47冊目『催眠(上)』『催眠(下)』ラーシュ・ケプレル:ヘレンハルメ美穂訳(ハヤカワ文庫、2010年)/2日で読了。傑作。個人的には『チャイルド44』以来のヒット。ラーシュ・ケプレルは匿名作家のペンネームだってさ。ところが本国スウェーデンで刊行される前に20ヶ国以上に翻訳権を売ったということで話題をさらい、ある新聞が正体を読み解いてしまったらしい。北欧ミステリにはリリシズムがある。たぶん冬から春の変化に敏感なためだろう、と道産子の私は考える。凄惨な一家惨殺事件から始まり、何と前半で犯人がわかる。カットバックを多用することで物語全体が不思議な複層を帯びる。中盤で精神科医である主人公エリックの過去が挿入される。やや長いのだがここが新たな展開の重要な伏線となっている。タイトルの催眠とは催眠療法のこと。夫婦関係の行き詰まりや、子供が特殊な病気であることもリアリズムを深めている。ひとつ難点を挙げると、ヨーナ・リンナ警部とエリックが「ぼく」を使用しているために二人のキャラクター分けが上手くいっていないことだ。時々どっちがどっちだかわからなくなる。ついでにもう一つ書いておくと、二人の犯人が異様に強すぎること。