2011-11-26

イスラエル軍クラスター爆弾濫用 手足を失うレバノンの人々


 2006年、イスラエルはヒズボラとの戦争において大量のクラスター爆弾を投下し、その子弾は地雷の形でレバノン南部の土地に残されて住民の間に多くの犠牲者を出した。20­09年ラジオカナダ放送。


クラスター禁止:「骨抜き」案 大量保有国が一斉に賛成

宗教的正義の勘違い

単なる思考の停止、あるいは頑迷、もしくは不勉強、世間知らず、寛容の欠如、思考様式の形骸化、内発的なモラルの脆弱さを、「宗教性に基づく正義」だと勘違いしている人間が多すぎやしないか。
Dec 09 10 via ついっぷる/twippleFavoriteRetweetReply

ソロモン神殿再建を推進する人々  イスラエル





ドレの旧約聖書旧約聖書 (図解雑学)

ブッダの凄さ


 ブッダの凄さは、一切を相対化した上で相対化をも相対化したことである。アインシュタインが一般相対性理論を発表したのは2300年後であった。これ以降を末法と考えればよいと思う。そして相対化された世界観は分断されたものではなかった。縁起という関係性・依存性で結ばれていた。

クラスター禁止:「骨抜き」案 大量保有国が一斉に賛成


 クラスター爆弾禁止条約(オスロ条約)に対抗する規制の緩い「骨抜き」条約案を討議しているジュネーブでの軍縮会議は25日、最終日を迎えた。24日には条約案に難色を示していた米露中、イスラエル、インドなど大量保有国が一斉に条約案賛成を表明。「合意できなければ大量保有国への規制ができなくなる」とオスロ条約を支持する国に圧力をかけており、条約案採択に向けての綱引きが続いている。

 24日の「特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)締約国会議」では、不発率の低い爆弾の使用を容認する条約案について米露中、イスラエル、インドなどがそろって支持を表明した。23日までの協議では条約案の修正を求めていたが、現行案をのむよう態度を変更。条約案合意に失敗すれば「人道的被害をなくす好機を失う」(米代表団)などとオスロ条約支持派をけん制した。これらの国はオスロ条約には非加盟で、クラスター爆弾の8~9割を持つ。

 これに対して、ノルウェーやオーストリアなどオスロ条約締結を主導した国は強く反発。条約案が「クラスター爆弾を正当化する」と批判し、条約案採択に必要な「全会一致は得られていない」と抵抗している。

 しかし、ドイツやベルギーなど両派の妥協を求める国もあり、米露中などがさらに譲歩してきた場合、オスロ条約支持派は態度変更を迫られる可能性もある。会議筋は「何が起こるか予想できない」としている。

【毎日jp 2011-11-25】

イスラエル軍クラスター爆弾濫用 手足を失うレバノンの人々

2011-11-24

中共によるウイグル人無差別逮捕の光景


 ウイグル人が虫けらのように扱われている。中国当局はイスラエル軍といい勝負だ。中東諸国はウイグルを支援しないのか? ウイグルに若きカストロプーランはいないのか?

飛び立つカラス


 飛ぶ。自分の力で。

Fright

男前のカラス

2011-11-23

イスラエル警察による暴力的なデモ鎮圧 2011年5月13日


 パレスチナのナビ・サレ村で平和的にデモを行うパレスチナ人と外国人活動家に対するイスラエル警察隊の対応。


 イスラエル軍はやりたい放題である。中東諸国はパレスチナに武器を送るべきだ。本気でそう思う。イスラエルは世界の癌だ。

グレッグ・ルッカにハズレなし/『暗殺者(キラー)』グレッグ・ルッカ

『守護者(キーパー)』グレッグ・ルッカ
『奪回者』グレッグ・ルッカ
『耽溺者(ジャンキー)』グレッグ・ルッカ

 ・グレッグ・ルッカにハズレなし

『逸脱者』グレッグ・ルッカ
『哀国者』グレッグ・ルッカ

 グレッグ・ルッカ作品はハズレがない。今のところは。読み終わると本の厚みに驚く。「一気に読んでしまった」という爽快感と、「それほど内容があったとも思えないが」というものと。私の中でグレッグ・ルッカは5番打者と6番打者の間に位置する。

 今回ガードする要人は煙草メーカーの裁判を左右する重要な証人である。彼は健康被害の証拠を握っていた。巨大企業vs告発者という構図と共に、警備保障会社(ナタリーの父親)vsフリーランス(アティカス・コディアック)という二重構造となっている。

 前作で別れたブリジット・モーガンは登場しない。その穴をエリカが埋めている。

「あの人は逆らわれるのが嫌いなのよ」
「たぶんあの御仁には、そういうことがもっと頻繁に起こるべきだ」

【『暗殺者(キラー)』グレッグ・ルッカ:古沢嘉通〈ふるさわ・よしみち〉(講談社文庫、2002年)以下同】

 今回の依頼はナタリーの父親からの依頼だった。で、チームにはナタリーも加わった。ま、これだけで展開は読める。ナタリーとの気まずいやり取り。そして心はブリジットを思い、さ迷う。私の好みではないが、ネオ・ハードボイルドの流れを汲んでいるのだろう。

「10人のうちのどいつだ?」
「男の名は未詳――ジョン・ドウ(身元不明人)というのが仮の名だ」

 暗殺者は世界ランキングでトップ10に入る凄腕だった。凄すぎて漫画みたいだ(笑)。リアリティを欠いている。こういうところが、まだまだ甘い。

 わたしはボトルを見つめ、その気になれば自分がいかにひねくれた小心者になれるか垣間(かいま)見て、身が縮む思いがした。

 これぞアティカス・コディアックという科白(せりふ)だ。アルバート・サムスンを若くしたような印象もある。

『A型の女』マイクル・Z・リューイン:石田善彦訳

 前作で戦ったSAS(英国陸軍特殊空挺部隊)の隊員も出てくるので、やはりシリーズ物は順番で読んだ方が楽しめる。

 両手が痛くなり、自分が拳をかたく握りしめていたことに気づいた。もし炭でも握っていたら、いまごろダイヤモンドに変わっていたにちがいない。

 傷心の男が次々と襲いかかる難関を乗り越えてゆく様が心地いい。プロットの粗雑さを声高には言うまい。ただエンタテイメントを楽しめばいい。若きグレッグ・ルッカへの期待は大きい。

暗殺者 (講談社文庫)

米英加がイランに新たな経済制裁 マネーロンダリング懸念


 オバマ米政権は21日、イランに対する新たな経済制裁措置を発表した。クリントン米国務長官は会見で、今回制裁の対象となったのはイランの石油化学、原油、ガス産業としたうえで、イランに「マネーロンダリング(資金洗浄)に関わっているとの懸念がある」と指摘した。また、今回の追加制裁に英国とカナダが同調している点について「こうした措置がイランと同国の資金源や違法な活動に対する圧力を高める」と述べた。

 これに先だって英財務省は同日、国内金融機関に対し、イランの金融機関との取引を行わないよう求めている。英国がイランに対してこうした措置をとるのは初めて。カナダもイラン政府とのほぼすべての金融取引を禁止するなどの措置を発表した。

 仏サルコジ大統領は同日、欧州連合(EU)とその加盟国、米国、日本、カナダなどの国々に対し、イラン中央銀行の資産凍結などを呼びかけていた。EU外交筋によれば、EUは来週米国と同様の制裁を決定する見込み。しかし、フランスはさらに踏み込んだ内容の制裁にしたい意向だという。

 米政策サイドは当初イラン中央銀行に対する制裁を検討していたが、原油市場への影響を考慮して今回の制裁内容に落ち着いた経緯がある。また、民間企業に対しイランとの取引を禁止する措置がすでに発動されていたが、この経済制裁の実効性を問う声も議会から上がっていた。クリントン国務長官は「イランに対する制裁は今回の措置で終わるわけではない。さらに積極的な措置を今後も検討する」と述べた。

 イランの核開発をめぐってはIAEA(国際原子力機関)が18日に「イランの核プログラムに関する未解決の問題に対して深刻な懸念があり、かつ懸念は増大している」とする決議を発表している。

CNN 2011-11-22

 制裁を加えるのは常に欧米諸国である。キリスト教の思い上がり(神の代理)につける薬はない。

サルコジ

マフムード・アフマディーネジャード、イラン大統領、列強を弾劾する国連演説


 第63回国連総会にて(2008年9月24日)。大国の傲慢と道徳性欠如を非難し、正義に基づいた安全保障理事会の必要を説く。マフムード・アフマディーネジャード、イラン­イスラム共和国大統領。




マフムード・アフマディーネジャード

人類の三大疾病


 人類の三大疾病は国家主義、民族主義、宗派主義の三つである。

2011-11-22

エシュロン 秘密の通信傍受システム







日本のインテリジェンス機関 (文春新書)戦争の常識 (文春新書)

ブルース・リー「あらゆるところに存在する真実を即座に直覚」


 ブルース・リーはクリシュナムルティの著作を読んでいた。


Bruce Lee 2

截拳道(ジークンドー)への道

ウゴ・チャベス、ベネズエラ大統領「イスラエルに呪いあれ」


 ガザ人道支援船襲撃を批判するベネズエラ大統領の演説。私はこの動画を見てチャベス大統領の熱烈なファンになってしまった。実にチャーミングな人物である。西側メディアはもっとウゴ・チャベスやマフムード・アフマディーネジャード(イラン大統領)をテレビに映すべきだ。



ベネズエラ革命―ウーゴ・チャベス大統領の戦い ウーゴ・チャベス演説集チャベス―ラテンアメリカは世界を変える!反米大陸―中南米がアメリカにつきつけるNO! (集英社新書 420D)

「名を正す」/『思想革命 儒学・道学・ゲーテ・天台・日蓮』湯浅勲


 湛然〈たんねん=妙楽大師〉が「礼楽(れいがく)前(さ)きに駆(は)せて真道(しんどう)後(のち)に啓(ひら)く」と『止観輔行伝弘決』(しかんぶぎょうでんぐけつ)に書いている。

 簡単にいえば、礼節や音楽が先に広まってから後に正しい哲学が花開くといった意味だ。礼楽を重んじるのは儒家の教えである。仏教はインドから中国に広まった。人や物の交流から文化も伝わったことだろう。武ではなく文をもって化するのは、今風の言葉でいえばソフトパワーということになろう。

孔子
(孔子)

 中国には「名を正す」という思想があった。

 管子は「名を正す」と言い、孔子は「名を正す」と言った。また、『荀子』やわが国の山県大弐の『柳子新論』には正名篇がある。
 古来、中国においては修身・治国・平天下の根本思想として、この「名を正す」という考えがあった。「名を正す」ということは、君子たるものが必ず先ずやらなければならない最重要課題であったのである。このことをよく表わしている孔子と子路の有名な会話が『論語』にある。知っている人も多いと思うが、確認の意味でその会話を引用してみたい。

 子路(しろ)曰(いわ)く、衛君(えいくん)、子(し)を待ちて政(まつりごと)を為(な)さば、子(し)将(まさ)に奚(なに)をか先にせんとすと。子(し)曰(いわ)く、必ずや名を正さんかと。子路曰く、是れ有るかな、子(し)の迂(う)なるや。奚(なん)ぞ其(そ)れ正さんと。子曰く、野(や)なるかな由(いう)や。君子は其の知らざる所に於て、蓋(けだ)し闕如(けつじょ)す。名正しからざれば、則(すなわ)ち言(げん)順(したが)はず。言順はざれば、則ち事(こと)成らず。事成らざれば、則ち礼楽(れいがく)興(おこ)らず。礼楽興らざれば、則ち刑罰中(あた)らず。刑罰中らざれば、則ち民手足(しゅそく)を措(お)く所無し。故に君子之を名づくれば、必ず言ふ可(べ)くす。之を言へば必ず行ふ可くす。君子其の言に於て、苟(いやし)くもする所無きのみと。

【現代語訳】子路がたずねた。「今もし衛の君が先生をお招きして国政をまかされることでもありましたならば、先生は何から先に手をつけられますか」と。孔子が答えた。「必ずや名を正そう」と。子路が言った、「なんとまあ先生は悠長なことをおっしゃるのでしょう。この戦乱の世の中でそんなまだるっこいことをやっておられましょうか」。孔子が言った、「何というがさつ者だ、由よ。君子というものは、自分の知らないことについては黙っておくものだ。名を正すということの真義をお前は知っているのか。そもそも、名称が正しくなければ、名称とそれがさし示す実物とが一致しないから、人の言葉が順当に理解されることも行われることもない。言葉が順当に理解されることがなければ、何事においても成就しない。物事が混乱し何事においても成就されることがなければ、人々の間に秩序と調和を致すところの礼楽は盛んになることがない。礼楽が行われなければ刑罰が中正に行われることがない。刑罰が中正を欠くと、人々は安心して手足を措くところもなくなってしまう。社会の混乱はこの名称と実物とが一致しないことに起因するのである。ゆえに、君子たるものは物事に対して名づけたからには必ず言葉をもって言うようにし、言葉をもって言うからいは、必ずそれを実行するようにしなくてはならない。君子たるものはものを言うに当たっては軽々しくしてはならない」と。
【『思想革命 儒学・道学・ゲーテ・天台・日蓮』湯浅勲(海鳥社、2003年)以下同】

 社会が混乱する様相を「風が吹けば桶屋が儲かる」式に説明している。その原因が「名と実との不一致にある」という指摘が鋭く突き刺さる。

 専門用語、業界用語、カタカナ語、流行り言葉、若者言葉、ネット用語などが社会の断絶を生んでいると考えてよさそうだ。

 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)なんてえのあ、どう考えても陰謀の臭いがするよ。本来であれば「関税撤廃協定」で構わないはずだ。

孔子
(孔子)

 国会中継を見るがいい。何を言っているのか、さっぱりわからない(笑)。「善処します」「前向きに検討します」あたりから言葉は煙幕と化した。政治的な思惑で言葉を糊塗しているだけの世界だ。「自衛隊は軍隊に非ず」なんてのも同様だ。

(※『荀子』を引用し)すなわち、実物(実際の対象)に従って名称を制定する、これが基準であるというのである。簡単に言うならば、名実を一致させること、これが名称を制定するに際しての基準であるということであろう。

 バブルが崩壊してから、国民の利益と政治家&官僚の利益が目立って一致しなくなったように思う。失われた10年を経た後は企業の利益すら一致しなくなった。企業はひたすら安い労働力を求めた。アメリカからの指示で省庁を再編し(大蔵省解体が目的だった)、規制緩和をした成果は終身雇用が破壊されただけという有り様だった。

 教育においても名実は不一致だ。小田嶋隆がよくいう「個性重視の教育」がその典型だろう。

「個性重視の教育」に対する異議

孔子诞生二千五百四十周年小型张#EYT84190180

 しかしながら、なぜ、名を「正す」必要があるのであろうか。それは名が乱れているがゆえである。つまり、名称とそれが指し示す実物との間に差異が生じ、混乱が起きてくるがゆえに、名を正す必要が生じてくるのである。

 一つ疑問がある。「子路」〈しろ〉の文脈では「名称」と読めるが、これが「顔淵」〈がんえん〉では「名分」となっている。

顔淵第十二 299:論語に学ぶ会

 厳密にいえば孔子の教えは倫理や道徳であって宗教ではない。政治と治世が根本となっているため、官僚制度を大前提とした論理であることは否めない。ただし国家の枠組みが定かでない時代において、孔子の果たした役割は大きい。孔子なくして日本の律令制も存在し得ない。

律令官制の沿革

 孔子が目指したのは社会秩序であった。国家といっても一人ひとりの集まったものである。であるならば、人と人との関係性が重要になる。身長216cm(チェ・ホンマンとほぼ同じ)の天才が説いたのは社会哲学であった。

孔子像
(孔子)

 振り出しに戻ろう。孔子は作詞家でもあった。もちろん自ら楽器の演奏も行った。現代においては一見すると「楽」が盛んな印象もあるが、多くの人々は「聴く側」へと追いやられ、消費としての「楽」しか見当たらない。歌ですらそうだ。カラオケなしで友人同士や近隣の人たちが歌を歌うことはまずない。

 色々考えると、文明の発達にあぐらをかいて調子に乗ってきたけど、案外「貧しい生活」をさせられていることに気づく。

 礼節においては何をか言わんやである。アメリカが世界中で礼節を踏みつけている。

 今日からは世界を少しでもよくするために、正しい言葉遣いを心掛けてゆきたい。

 宮城谷昌光の作品を読むと、「名を正す」意味が何となく理解できる。

 読書日記にも書いたが、最終章で日蓮と創価学会のプロパガンダ本であることが判明する。個人的には5250円(定価)の詐欺だと思う。著者と出版社の見識を大いに疑う。



世界の楽器
製薬会社による病気喧伝(疾患喧伝)/『クレイジー・ライク・アメリカ 心の病はいかに輸出されたか』イーサン・ウォッターズ
名づけることから幻想が始まる/『タオを生きる あるがままを受け入れる81の言葉』バイロン・ケイティ、スティーヴン・ミッチェル

悩む人と励ます人


 たぶん二人とも女性だろう。おかっぱ頭に見えるから(笑)。単純なシンボルが強い物語を生み出すという好例。

:"(       #    Explore 2011/11/20

抱擁

2011-11-21

デモ支持学生に催涙スプレー、警官停職


 大学構内で座り込む学生たちの前に突如現れた警察官。無防備な学生たちにスプレーを吹きつけます。

 カリフォルニア大学デービス校で18日、ウォール街の反格差デモを支持して抗議活動を行っていた学生たちに対し、2人の警官が唐辛子入りの催涙スプレーを吹き掛けました。これによって、学生9人がその場で手当てを受け、2人が病院に運ばれたということです。

「まるで顔、耳、手、全てが燃えているように感じました。そしてその後、ほとんど目が開けられなくなったんです」(スプレーをかけられた学生)

 この映像はインターネットの動画サイトなどで広まり、警官2人は停職処分になったということです。

News i - TBS 2011-11-21

イスラエルのイラン爆撃計画

ブータン国王と王妃のなれそめ

ブータン国王と王妃のなれそめ→7歳幼女「お嫁さんにして」17歳男「大きくなっても覚えてたらね」→10年後、17歳娘「あの約束どうなりましたん?」27歳男「付き合おう」→結婚→国王は一夫多妻制度だけど嫁は生涯一人だけ宣言 なにこれ萌える
Nov 17 via webFavoriteRetweetReply


His Majesty Jigme Khesar Namgyel Wangchuck with Jetsun Pema

BHUTAN-CORONATION/

His Majesty With His People

ジグミ・シンゲ・ワンチュクが生まれた日
多くの日本人が心を打たれ思わず涙 ブ-タン国王国会演説 2011年11月17日

HAARPとはなにか






HAARP

権力濫用 裏切られた奴隷廃止記念日(パリ)


 パリですら警察は強権を発動している。世界中で治安強化が進行中だ。暴動が起こらないのが不思議である。

2011-11-20

歩く瞑想/『君あり、故に我あり 依存の宣言』サティシュ・クマール


『精神の自由ということ 神なき時代の哲学』アンドレ・コント=スポンヴィル

 ・無学な母親が語る偉大な哲学
 ・個別性と他者との関係
 ・ジャイナ教の非暴力
 ・観察するものと観察されるもの
 ・歩く瞑想

「100%今を味わう生き方」~歩く瞑想:ティク・ナット・ハン
ティク・ナット・ハン「食べる瞑想」

『生きる技法』安冨歩


 歩きながら、母は私に適切に呼吸をすることを教え、呼吸に細心の注意を払うようにいった。「注意を払うことが、瞑想なのよ」と母はいっていた。歩きながら瞑想するという考えを幼いうちから教えておけば、そのことで私がくじけたりしないだろうと母は考えていたに相違ない。
 私がとりわけ覚えているのは、母のこの言葉だった。「息を吸うときと吐くときの間の瞬間に気を向けなさい。息を吸ってもなく吐いてもいない一瞬を見つめるのよ。その瞬間を引き延ばそうとしたり、息を止めたりする必要はないわ、ただ見つめるのよ」
 母はこの技を、12年間瞑想を実践してきた尼僧から学んだ。ジャイナ教の尼僧や僧侶は毎日裸足(はだし)で歩き、それ以外の輸送手段は使わない。だからこそ彼らは歩く瞑想の達人なのである。私がたいした苦労もせずに母から瞑想を習うことができたのは、幸運なことだった。
「呼吸は、あなたと世界を結びつけるのよ。あなたは、同じ生命の呼吸を、同じ空気を、すべての人々と分かち合っているの。この目に見えない仲立ちを通じて、すべての人と結びついているのよ。動物、鳥、魚、植物、そして宇宙全体と同じ呼吸を分かち合っているのよ。呼吸を通じて私たちみんながつながっているとは、なんて素晴らしいことでしょう。空気には、どんな壁も境界も、差別や分離もないわ。呼吸に注意を払うことで、あなたの分離の感覚は消えてしまうのよ」
 母はこの呼吸の技について私に教えてしまうと話すのをやめ、私たちは10分から20分くらい黙って歩いた。
「足が土に触れるのと、息をするのと、どっちに注意を払えばいいの? 両方いっぺんにはできないよ」と母に尋ねたのを覚えている。
「いえ、できるわ。息をすることも歩くことも考えなければいいのよ。そういうことを考えることが瞑想ではないのよ。起こるにまかせればいいの」、時を経て初めて、私は母の言葉の意味が分かるようになった。瞑想は意識的な行為ではなく、思考や観念、手法や手段から抜け出すことなのだ。あるがままにあり、何が起こっているかに気づき、注意を払う、ということなのだ。

【『君あり、故に我あり 依存の宣言』サティシュ・クマール:尾関修、尾関沢人〈おぜき・さわと〉(講談社学術文庫、2005年)】

 人体の内部は自律神経によって制御されているが、自律神経系の中で唯一、意識的にコントロールできるのが呼吸である。

自律神経と呼吸(正しい呼吸法)

 瞑想とは集中することではない。意識が一点に集中すると周囲が見えなくなる。瞑想とは注意を払うことだ。目ではなく耳や皮膚の感覚を研ぎ澄ませて、自分の内部世界と外部世界をありのままに見つめる行為だ。

 大半の仏像が半眼なのは、あの世とこの世を見ているためとされている。具体的には意識と無意識の狭間(はざま)に佇(たたず)むことを意味する。すなわち思考から離れる作業が瞑想なのだ。

 無意識に行っている呼吸をひたと見つめる。肺胞が酸素を取り込むイメージなどもつ必要はない。ただ、鼻から吸い込んだ息が肺に向かうのを見つめればよい。

 静謐(せいひつ)の中に精神が沈潜してゆくと様々な音が聴こえてくる。外を走る車や、道ゆく人の足音、そうした全てに注意を払う。

 自身の願望や欲望、不満や怒り、誇るべきことと恥ずべきこと、それらを静かに見つめる。一切、否定も肯定もせずに。

 歩く瞑想も同じである。「今歩いている」という現実を意識しながら、骨や関節の動きに注意を払い、呼吸を調(ととの)える。これは実際にブッダもよく実践していたようだ。

 瞑想は「今」を意識することだから、何かをしながら別のことをするのが瞑想から最も遠いことになる。だから、ウォークマンやMP3プレーヤーの類いは瞑想の敵だ(笑)。

 私は昔から山男に憧れているのだが、高峰へのアタックは瞑想に近いのではないかと思う。

 瞑想とは一切に気づくことである。



等身大のブッダ/『小説ブッダ いにしえの道、白い雲』ティク・ナット・ハン
瞑想は偉大な芸術/『瞑想』J・クリシュナムルティ
瞑想とは何か/『クリシュナムルティの瞑想録 自由への飛翔』J・クリシュナムルティ
瞑想
プラム・ビレッジ(フランス)のシスターが語る気づきと瞑想
「なぜ入力するのか?」「そこに活字の山があるからだ」
英雄的人物の共通点/『生き残る判断 生き残れない行動 大災害・テロの生存者たちの証言で判明』アマンダ・リプリー
呼吸法(ブリージング)/『ストレス、パニックを消す! 最強の呼吸法 システマ・ブリージング』北川貴英

HAARP 気象兵器


HAARP

中国焼身自殺 英メディアがスクープ写真


焼身自殺

定住と服従


 人類の長い歴史において定住が服従のメカニズムを生んだ可能性がある。定住によって階級構造が形成される。こうして宗教の目的は社会秩序を維持することになったと考えられる。孔子が説いた「名を正す」も、この延長線上にあるのかもしれない。

「名を正す」/『思想革命 儒学・道学・ゲーテ・天台・日蓮』湯浅勲

イスラエルがウィキペディアを書き直す


 ユダヤ人、就中(なかんずく)シオニストは「歴史の意味」を知悉している。「書かれたもの」のみが歴史なのだ。


歴史の本質と国民国家/『歴史とはなにか』岡田英弘
第三次中東戦争がナチ・ホロコーストをザ・ホロコーストに変えた/『ホロコースト産業 同胞の苦しみを「売り物」にするユダヤ人エリートたち』ノーマン・G・フィンケルスタイン

2011-11-19

高校生は「大学生予備軍」という暫定的な立場に置かれた一種の社会的難民だ


 結局、高校生のような不安定な身分(高校生は「大学生予備軍」という暫定的な立場に置かれた一種の社会的難民だと私は思う)の者にとって、穏健主義はそのまま敗北主義を意味するわけなのだ。

【『パソコンゲーマーは眠らない』小田嶋隆(朝日新聞社、1992年/朝日文庫、1995年)】

パソコンゲーマーは眠らない

ギリシャはゴールドマンサックスによる詐欺被害者


 BBCの調査報道ジャーナリストのGreg Palast 氏はMSNBCのDylan Ratigan Showにて、自分の著書と共に、ゴールドマンサックスはギリシャに対して、詐欺行為を働き、ギリシャ経済を破滅させていると告発。



強欲資本主義 ウォール街の自爆 (文春新書)ゴールドマン・サックスが解れば世界経済を操る大謀略が見えてくる世紀の空売り史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか

フリーメイソン 11という数


フリーメイソン (講談社現代新書)フリーメイソン  ‐‐「秘密」を抱えた謎の結社 (角川oneテーマ21)イラスト図解 フリーメイソン

フリーメイスンのすべて―その歴史・象徴・秘密イルミナティ 世界を強奪したカルト300人委員会―「世界人間牧場計画」の準備はととのった!!

フリーメイソン

「国連NATO間秘密協定」ティエリ・メサン

ピア・プレッシャー


 周囲の仲間(peer)から受ける圧力(pressure)を、ピア・プレッシャー(peer pressure)という。多くの場合、集団で認められたスタイル、価値観に合わせよという同化圧力として作用する。

 ピア・プレッシャーは、どんな集団においてもみられるが、特に、均質の、あるいは自らを均質と見なす集団において起こりやすい。集団の平均的なメンバーと異なる振る舞いをする人を非難し、結果として集団の大勢に従うように圧力をかけるのである。

 集団の中で目立ったふるまいをする人を非難することで、非難者は、自分が集団の多数に所属する、安全なポジションを確保しているということを確認することができる。スケープゴートをつくることで、自分が非難の対象にならないことを保証するのである。

 ピア・プレッシャーに従うことは、均質な集団の中で自らの安全を確保する上では一つの適応ということができる。一方で、独創性や、個性といった、現代社会で賞賛される価値からは遠ざかることになる。

 ピア・プレッシャーにもかかわらず自らの道を行く者には逆風が吹き付ける。それに耐えることで、心身が強くなる。集団に合わせれば良い、という「判断停止」の状態から離れた瞬間、自らのプリンシプルが問われることになる。

 近現代におけるユダヤ人の創造性は注目すべきもの。同じ率ならば日本には550人の自然科学系のノーベル賞受賞者がいなければならない。ユダヤ人にとっては、同化圧力を通した社会との予定調和は、最初から失われていた。だからプリンシプルを問わざるを得なかった。

 同化圧力として働くことの多いピア・プレッシャーが、逆に「もっと尖れ」「もっと走れ」とあおり立てるように機能することがある。そのような作用が見られた学者、芸術家の集団は、結果として歴史に残る偉業を成し遂げている。

 集団の大勢から外れた振る舞いをする人がいたとき、その人の側に立つか、あるいは非難する側に立つかは一つの「リトマス試験紙」である。非難する側に立てば、自分は集団の大勢に属しているという安心を得ることができる。一方で失うことも多い。

 日本の社会は、異能、外れ者を非難し、つぶすことで結束を確認してきた。一方、それがゆえに創造性の爆発的な発露が難しい環境ができた。集団の安定を求めるのか、それとも孤独なプリンシプルを追うか。選択は一人ひとりにゆだねられている。

茂木健一郎