「ただ独り、不確かな道を歩め」エリアス・カネッティ
3歳くらいの男の子が玄関先の地べたに座り込んでいた。「何してんの?」と訊ねると、笑いながら「すわっているの」と答えた。我々大人は常に意味を求める。だが彼は「ただ」座っていたのだった。座りながら「別の何か」をしていたのではなかった。私も隣に座るべきだった。— 小野不一 (@fuitsuono) June 28, 2013
3歳くらいの男の子が玄関先の地べたに座り込んでいた。「何してんの?」と訊ねると、笑いながら「すわっているの」と答えた。我々大人は常に意味を求める。だが彼は「ただ」座っていたのだった。座りながら「別の何か」をしていたのではなかった。私も隣に座るべきだった。