・宇宙の終焉
・宇宙の最後
【手塚富雄訳】蔭なす我が家のほとりに、日あたる川岸の小舟のかたわらに、沙羅の森、無花果の木蔭に、婆羅門の美しい子、若き鷹、シッダルタは、彼の友で同じ婆羅門の子であるゴヴィンダとともに育った。川の岸辺で、彼が沐するとき、浄めのすすぎを行うとき、聖なる犠牲を捧げるとき、日はかがやかな肩の肌を褐色に染めた。マンゴーの森で、彼が少年らしい遊びに耽るとき、母の歌にうっとりとするとき、聖なる犠牲を捧げるとき、学識深き彼の父の教えに耳を傾けるとき、賢者の談話の席につらなるとき、木下闇の影は彼の漆黒の目に流れ入った。
【岡田朝雄訳】家の陰で、小舟の浮かぶ日の当たる川岸で、沙羅の森の陰で、無花果の木の陰で、美しいバラモンの子、若い鷹、シッダールタは、彼の友、バラモンの子、ゴーヴィンダとともに生まれ育った。太陽は、川岸で、神聖な沐浴のときに、供犠を行うときに、彼の輝く肩を褐色に焼いた。マンゴーの林で、少年たちと遊ぶときに、母の歌を聞くときに、神聖な供犠を行うときに、学者である父の教えを受けるときに、賢者たちの談話に加わるときに、影は彼の漆黒の目に流れ込んだ。
【高橋健二訳】家の陰で、小ぶねのかたわら、川岸の日なたで、サラの木の森の陰で、イチジクの木の陰で、シッダールタは、バラモンの美しい男の子、若いタカは、その友でバラモンの子なるゴーヴィンダとともに、生い立った。太陽が彼の輝く肩をトビ色に焼いた。川岸で、水浴の折りに、神聖な水浴の折りに、神聖ないけにえの折りに。……影が彼の黒い目に流れこんだ。マンゴーの森で、少年の遊戯の折りに、母の歌を聞くときに、神聖ないけにえの折りに、学者なる父の教えを聞くときに、賢者たちの談話の折りに。
ブログはメモ程度で十分だと思う。どうせ大した読まれないのだから(笑)。本になるわけでもない。だから自分の心に起きた変化や、ちょっとした感動を綴ってゆけばよいと思う。10年近くブログを更新してきたが、アイディアの70%くらいは書かずに失われている。
— 小野不一 (@fuitsuono) February 15, 2013
結局のところ自分専用のデータベースを作るつもりで行うのがベストだと思う。
— 小野不一 (@fuitsuono) February 15, 2013
ブログ格言:温め続けたネタは翼が生えて飛び去ってしまう。
— 小野不一 (@fuitsuono) February 15, 2013
ブログ格言:文章の長さとページビューは反比例する。すなわち長い文章ほど読まれない。
— 小野不一 (@fuitsuono) February 15, 2013