他の研究者が驚くほどの読書力を持っているようで、本人の話では日本語、英語のふつうの本ならば、1時間で読んでしまうとのことで、また重要と思われる本は最低10回は読むとのことで、学生にもテキストの徹底した精読をアドバイスしている。 http://t.co/KhagUZC8EL
— 小野不一 (@fuitsuono) November 3, 2013
2013-11-05
小室直樹の読書法
2013-11-04
その心地よい音と出会った時、彼はもう亡かった/Nujabes - Love Sick
独特のリリシズムがある。/▶ Nujabes Love Sick - YouTube http://t.co/tfY4KdesBD
— 小野不一 (@fuitsuono) November 3, 2013
Nujabesってのは知らなかったな→東京都港区西麻布出身のDJ、ヒップホップのトラックメイカー。2010年に交通事故で逝去。享年36。/Nujabes - Wikipedia http://t.co/vjpbbeCqjY
— 小野不一 (@fuitsuono) November 3, 2013
luv(sic) part2 原稿。i wrote this song after 911 happened. 911直後に書いた曲だから11年も前だ。 http://t.co/R99LAzw4
— Shing02 (@Shing02) 2012, 9月 12
マネーサプライ(マネーストック)とは/『洗脳支配 日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』苫米地英人
・米軍による原爆投下は人体実験だった
・明治維新は外資によって成し遂げられた
・マネーサプライ(マネーストック)とは
預貯金のカラクリは、マネーサプライという経済用語を吟味すると、わかってきます。
マネーサプライは、市中に供給されたお金のことをさす言葉だと一般に理解されていますが、これだけではそれが私たちにどう関係することなのか、本当の姿を把握することはできないでしょう。
経済の虚飾をそぎ落としていえば、マネーサプライとは借金の総額である、ということができます。お金の供給が増える、つまりマネーサプライが増えるとうのは、いわば見せかけのお金、それも借金が増えるということなのです。
【『洗脳支配 日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』苫米地英人〈とまべち・ひでと〉(ビジネス社、2008年)以下同】
・マネーサプライの定義について
・マネーサプライの減少-借金の返済/マネーサプライの増加-国民にお金を配る
これぞ複式簿記原理。誰かの資産は必ず誰かの負債なのだ。資本主義の原動力は借金である。否、資本主義は借金から誕生したのだ。
・資本主義経済の最初の担い手は投機家だった/『投機学入門 市場経済の「偶然」と「必然」を計算する』山崎和邦
マネーサプライは通貨基準でマネーストックは銀行基準と考えてよいと思う。が、いずれも借金である事実に変わりはない。
では銀行の機能を見てみよう。
◆信用創造のカラクリ
さて、信用創造を行うために必要な銀行が保有する預金額のパーセンテージを預金準備率(支払準備率)といいます。銀行はこの準備率に見合うお金を、日銀の当座預金に預けるよう義務づけられています。要するに、銀行が貸し出しを行うための証拠金ということです。(中略)
いまの日本の準備率はといえば、定期性預金ならば、0.05~1.2パーセント、その他の預金なら0.1~1.3パーセントにすぎません。驚くほどわずかな証拠金といえます。
話を簡略化するために、日本のすべての預金の準備率が1パーセントだったと仮定しましょう。とすると、銀行は100万円を預かると、全額を日銀に預け、9900万円を借り手の口座に創設することができます。つまり合計の預金残高は1億円になります。1パーセントの準備率でマネーサプライは100倍に増えるのです。日本の現在の準備率は0.1パーセント程度ですから、100万円の預金があれば10億円が創造されるということです。
これが、マネーサプライが増えるカラクリです。
おわかりだろうか? 銀行が行う信用創造とは、レバレッジが100~1000倍の安全なギャンブルといってよい。わかりやすく単純にいえば、1万円の預金があれば100~1000万円貸し出していいよ、というお墨付きが準備率だ。一般市民の感覚からすれば「不信用創造」そのものだ。
・信用創造のカラクリ/『ギャンブルトレーダー ポーカーで分かる相場と金融の心理学』アーロン・ブラウン
1971年8月15日、アメリカのニクソン大統領はドル紙幣と金(ゴールド)の兌換(だかん)を停止した。これがニクソン・ショックである。
その後、1985年9月22日、G5(先進5か国蔵相・中央銀行総裁会議)によりプラザ合意が発表される。ま、世界規模で行われたドル安談合だ。なかんずく貿易赤字が顕著であった日本が狙い撃ちされた。これがバブル景気をもたらす。
ニクソン・ショックを経て1973年から為替の変動相場制が始まった。金本位制度は死んだ。そして何の裏づけもない紙切れが「マネー」という怪物に変貌した。資本主義は信用創造に支えられる新時代の宗教に格上げされた。つまり紙は神となったわけだ。
・官僚機構による社会資本の寡占/『独りファシズム つまり生命は資本に翻弄され続けるのか?』響堂雪乃
・信用創造の正体は借金/『ほんとうは恐ろしいお金(マネー)のしくみ 日本人はなぜお金持ちになれないのか』大村大次郎
2013-11-03
ヘルマン・ヘッセ、福江純、マーティン・リンストローム、今野晴貴、オットー
4冊挫折、1冊読了。
『アインシュタインの宿題』福江純〈ふくえ・じゅん〉(大和書房、2000年/知恵の森文庫、2003年)/砕けた調子が裏目に出ている。
『なぜ、それを買わずにはいられないのか ブランド仕掛け人の告白』マーティン・リンストローム:木村博江訳(文藝春秋、2012年)/やや冗長。本書でも紹介されているヴァンス・パッカード著『かくれた説得者』を読めば十分だ。
『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』今野晴貴〈こんの・はるき〉(文春新書、2012年)/良書。ただ私の興味が続かなかった。
『聖なるもの』オットー:久松英二訳(岩波文庫、2010年)/原著は1917年の刊行。10年前に出会っていたら読了したことだろう。ルードルフ・オットーはドイツのプロテスタント神学者・宗教哲学者。この分野はR・ブルトマン著『イエス』を凌駕するものでなければ食指が動かない。※参照記事
55冊目『シッダルタ』ヘルマン・ヘッセ:手塚富雄訳(岩波文庫、2011年)/読んでいる途中で「必読書」に入れた。メタフィクションである。ブッダはゴータマとして登場するが主人公のシッダルタは別人だ。「それにしても……」という思いを禁じ得ない。西洋の知性がここまで仏教を理解するとは。日本人が鎌倉仏教の上にあぐらをかいて仏教を名乗っている事実に嫌悪感すら抱かされた。悟りと迷いの往還に六道輪廻の真実を見た。文学者は偉大なる翻訳者でもある。やがてクリシュナムルティを描く文豪も出てくることだろう。
2013-11-02
ジェフリー・ディーヴァー、アンデシュ・ルースルンド、ベリエ・ヘルストレム、丸山健二、ネレ・ノイハウス、ユッシ・エーズラ・オールスン
5冊挫折、2冊読了。
『深い疵』ネレ・ノイハウス:酒寄進一〈さかより・しんいち〉訳(創元推理文庫、2012年)/酒寄進一の訳が苦手だ。読み終えた例(ためし)がない。
『風を見たかい?』丸山健二(求龍堂、2013年)/求龍堂というスポンサーに丸山は支えられているのが腑に落ちない。数ページで挫ける。
『人生なんてくそくらえ』丸山健二(朝日新聞出版、2012年)/つい半分以上読んでしまった。昔を懐かしむあまり。若い人は読むといいよ。丸山のメッセージは常に一方的だ。対話性を欠いている。その独善性が小説作品をつまらなくしてしまったのだろう。『メッセージ 告白的青春論』(1980年)、『君の血は騒いでいるか 告白的肉体論』(1981年)を読んだ時の昂奮はどこにもなかった。なんと、『新装版 まだ見ぬ書き手へ』(眞人堂、2013年/朝日文芸文庫、1997年)が出た。これはお薦め。
『時空の歩き方 時間論・宇宙論の最前線』スティーブン・ホーキング、他:林一〈はやし・はじめ〉訳(早川書房、2004年)/予想以上に難しかった。
『特捜部Q 檻の中の女』ユッシ・エーズラ・オールスン:吉田奈保子訳(ハヤカワ文庫、2012年)/翻訳がダメ。意味不明な箇所が目立つ。シリーズものだけに残念。
53冊目『追撃の森』ジェフリー・ディーヴァー:土屋晃訳(文春文庫、2012年)/こりゃダメだろう。手抜きとしか思えない。ま、それでも最後まで読んだけどさ。
54冊目『死刑囚』アンデシュ・ルースルンド、ベリエ・ヘルストレム:ヘレンハルメ美穂訳(RHブックス・プラス、2011年)/武田ランダムハウスジャパンの文庫本。これは佳作。ヘレンハルメ美穂とくれば北欧ミステリ。社会派小説かと思いきや、最後に大どんでん返しが待っている。死刑反対の物語でもある。
登録:
投稿 (Atom)