2020-05-06

再生可能エネルギーの嘘を暴くマイケル・ムーア最新作『プラネット・オブ・ヒューマンズ』が無料公開


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2020-05-04

真実在=リアリティ/『気づきの探究 クリシュナムルティとともに考える』ススナガ・ウェーラペルマ


 ・あらゆる信念には精神を曇らせる効果がある
 ・非暴力の欺瞞
 ・真実在=リアリティ

ジドゥ・クリシュナムルティ(Jiddu Krishnamurti)著作リスト 1

 「リアリティ」という言葉は二つの異なった意味で用いられる。まず第一に、それは「あるがまま」、あるいは精神がいかなる歪曲もなしに観察されるときの、条件づけられた精神状態を指す〔以下、この意味でリアリティが使われている場合は「現実」と訳す〕。第二に、精神がそれ自身の限界を超越したときに出来(しゅったい)するあの超次元をも指している〔この意味でリアリティが使われている場合は「真実在」と訳す〕。いったん精神が実際にその習慣的状態(すなわち「あるがまま」)の狭くて限定的な性質を見抜くと、まさにその見抜いたことによって条件づけを超越するであろう。

【『気づきの探究 クリシュナムルティとともに考える』ススナガ・ウェーラペルマ:大野純一訳(めるくまーる、1993年)】

真実在」はやはりリアリティの訳であった。

reality

 1.現実[実在・事実]性◆実際にある、または起きるということ。◆不可算
 2.現実のこと[もの]、実際に起きる[存在する]もの[こと]
 3.迫真性、現実への近さ、リアリティー
 4.《哲学》実在

英辞郎

 個人的には「現在性」「起こりつつある今」でいいように思う。時間とは川の流れのようなものだ。人は人生の川を遡上(そじょう)してゆく。前に見える流れが未来で後ろに流れるのが過去である。ところが我々の脳は知識と経験に束縛されているため、後ろ向きになって川を上ってゆく。「私」とは私の過去である。個性とは私が望ましいと考えた反応に過ぎない。業(ごう)は繰り返し行うことで形成される。足元の流れが現在である。

 我々は過去を振り返って現在を見失う。実際、脳は現実を知覚することができない。今ありありと感じる現在は0.5秒前のものである。

人間が認識しているのは0.5秒前の世界/『進化しすぎた脳 中高生と語る〔大脳生理学〕の最前線』池谷裕二
意識は膨大な情報を切り捨て、知覚は0.5秒遅れる/『ユーザーイリュージョン 意識という幻想』トール・ノーレットランダーシュ

 法華経で説かれる諸法実相十如是(じゅうにょぜ)だが、クリシュナムルティが指摘する真理は「他性」(アザーネス)である。それは立ち込める霧のように見え、花の香りさながらに感じ取れるものだ。

 ウェーラペルマはプシケという言葉も多用しているが感心できない。クリシュナムルティは徹底して私(me)を否定したのだから。

シザース動作とプライオメトリクストレーニング/『走れ!マンガ家 ひぃこらサブスリー 運動オンチで85kg 52歳フルマラソン挑戦記!』みやすのんき


『あなたの歩き方が劇的に変わる! 驚異の大転子ウォーキング』みやすのんき
バウンディング

 ・シザース動作とプライオメトリクストレーニング

『ランニング王国を生きる 文化人類学者がエチオピアで走りながら考えたこと』マイケル・クローリー

身体革命
必読書リスト その二

足の回転を速くする「シザース動作」

 以前、全国高校駅伝の名門、豊川工業のグラウンドに「接地前に反対足をまたぎ越せ!」という木の看板がある写真を見ました。みなさんはどういう意味かわかりますか? 私は最初、何を意味しているのかわかりませんでした。
 陸上競技の世界でよく使われる言葉で「シザース動作」というものがあります。簡単にいうと、前の足が着地する前に後ろの足が前の足を追い越す、といった動作です。
 先ほどのA図のような間延びした走りにならないために、必ず身につけなくてはならない動きなのです。足は常に身体の前で回転させる意識です。例えていうならば、ママチャリでのペダリング動作に似ています。着地した足のキックと空中スイングして前に戻る足のパワー出力のタイミングをシンクロさせると、相互作用でより効率的に足が回転します。

【『走れ!マンガ家 ひぃこらサブスリー 運動オンチで85kg 52歳フルマラソン挑戦記!』みやすのんき(実業之日本社、2015年)】

バウンディング」で私が注目したのは腸腰筋の動きだが、本来の目的はシザース動作にある。読んだだけではピンと来ないと思うので動画を紹介しよう。




 上記テキストの直後に書かれているのだが着地は体の真下で行う。そりゃそうだわな。両脚を体より前に出すことはできないから。そして地面からの反力を使うためにはプライオメトリクストレーニングが効果的だ。










 昨日、20kmのウォーキングをしたのだが10kmのランニングよりも疲れた。やはりウォーキングだと地面からの反力を使えないためだろう。バスケットボールを持って歩くのとドリブルしながら歩く違いのようなものか。

 身体のメカニズムを合理的に動かすことはもちろん大切だが、もっと重要なことは体の内なる声に耳を傾けることである。私は走りながら「果たして江戸時代の飛脚がシザース動作を知っていただろうか?」と問う。今に伝わるのは上半身を捻(ひね)らないナンバ走りだけだ。安藤友香〈あんどう・ゆか〉の忍者走りがナンバである。飛脚は三尺(91cm)の棒を担いで走っているため上半身を捻らないのは当然である。武道の動きにも捻る動作はない。骨盤と体幹は同じ方向に動くのが基本である。

 身体の合理性とは力を抜くことだ。つまり少し疲れた頃から体は自然な動きを始める。理窟(りくつ)だけだと体が縛られてしまう。体が本来持っている知恵のようなものを解き放つところに運動の目的はある。

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2020-05-02

バウンディング


 ・バウンディング

『走れ!マンガ家 ひぃこらサブスリー 運動オンチで85kg 52歳フルマラソン挑戦記!』みやすのんき

 これはきつい。昨日10回ほど行ったが、まともにできず。私は中嶋輝彦の『図解と動画でまるわかり! 一瞬で動ける身体に変わる!』(青春出版社、2018年)で動的ストレッチを知ったのだが、筋トレも動的な要素を盛り込むべきだと思う。なぜなら、動きに直接結びつかない筋力は無駄な重量であるからだ。この運動のポイントは腸腰筋を鍛えられること。