2013-03-11
2013-03-10
2013-03-09
『孫子』の意義
“『孫子』の成立以前は、戦争の勝敗は天運に左右されるという考え方が強かった。孫武は戦史研究の結果から、戦争には勝った理由、負けた理由があり得ることを分析した。『孫子』の意義はここにある。” ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%AB…
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年3月8日
・兵とは詭道なり/『新訂 孫子』金谷治訳注
・孫子の兵法/『孟嘗君』宮城谷昌光
途切れぬクローン 1匹のマウスから26世代作製
理化学研究所と東京医科歯科大の研究チームはクローンを何世代もつくり続ける技術を開発し、1匹のマウスから25世代、計581匹のマウスを作製することに成功した。世代を重ねても繁殖能力や寿命は初代のマウスと変わらなかった。優良な家畜の量産や絶滅危惧種の保護に役立つとみられる。成果は米科学誌セル・ステム・セル(電子版)に8日掲載される。
現時点では26世代、計598匹まで成功。理研の若山照彦チームリーダーは「永続的に続けられるかもしれない」としている。
クローン技術は成功率の低さが実用化の課題。何世代も繰り返すと遺伝子異常が蓄積し成功率が下がり、マウスの場合は6世代が限度だった。
研究チームは、メスのマウスから取り出した核を移植した別のマウスの卵子を、特定の酵素の働きを抑える薬品に浸すことで、安定的にクローンをつくる技術を確立。作製したクローンに、遺伝子の異常の蓄積も見られなかった。
成功率は家畜など種によって異なるが、マウス以外でも成功率が高まれば、肉質のいい牛など優良な家畜を永続的に大量生産する道が開ける。
【日本経済新聞 2013-03-08】
優秀な人間が大量生産されるのも時間の問題か。
2013-03-08
チャベス関連リンク
チャベス大統領死去、ハリウッドスターからも追悼の声 ショーン・ペン「親愛なる友人を失った」 - シネマトゥデイ cinematoday.jp/page/N0050893
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年3月7日
チャベスの報道は注意して見る必要がある(情報操作の疑い濃厚) - にほん民族解放戦線^o^ blog.goo.ne.jp/nanbanandeya/e…
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年3月7日
ベネズエラ検察官ダニーロ・アンデルソンの暗殺はチャベス暗殺の前触れか jca.apc.org/stopUSwar/Bush…
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年3月7日
ベネズエラとウゴ・チャベスの実績を明確にする: マスコミに載らない海外記事 eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/p…
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年3月7日
中南米共同体と アメリカによるチャベス暗殺計画|神秘の杜 ameblo.jp/mo-014925/entr…
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年3月7日
・欧米メディアはなぜチャベスを嫌うのか?:西谷修-Global Studies Laboratory
記憶に残る言葉たち、故チャベス大統領
5日に58歳で死去したベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領は、その発言で支持者を魅了し、敵対する人々を憤慨させる冗舌な演説家だった。記憶に残るチャベス氏の言葉の一部を集めた。
「同志よ、残念ながら、差し当たっては、われわれの目指した目標は達成されなかった」
1992年2月4日、ベネズエラのカルロス・ペレス(Carlos Andres Perez)大統領(当時)に対するクーデターが失敗に終わったことについて、責任を表明するチャベス中佐(当時)の発言。
「キューバは幸福の海だ。ベネズエラはそこへ向かう」
2000年3月8日、キューバからのボランティア受け入れの際に。キューバのフィデル・カストロ(Fidel Castro)前国家評議会議長はチャベス氏の重要な政治的盟友であり、チャベス氏はカストロ氏を「父」として慕った。
「ALCA、ALCA…al carajo!」(アルカラホ、「くたばりやがれ」の意)
2005年11月4日、米州首脳会議がアルゼンチンで開催された際に、米国が強く後押しする米州自由貿易地域(FTAA、スペイン語の頭文字をとってALCAとも呼ばれる)の創設に反対して。
「あなたはロバだ、ミスター・デンジャラス」
2006年3月19日、毎週放送されるテレビ・ラジオ番組「こんにちは大統領(Alo Presidente)」で、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領(当時)を評しての発言。チャベス氏は他にもブッシュ氏を「臆病者」「殺人者」「集団虐殺(の犯人)」「酔っ払い」などと呼んだ。
「昨日、悪魔がここにいた。まさにここだ。今も硫黄の臭いがする」
2006年9月20日、国連総会で、その前日に演説を行ったブッシュ大統領(当時)について言及して。
「あなたの友人になりたい」
2009年4月18日、トリニダード・トバゴで開かれた米州首脳会議で、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領に告げた言葉。
「生きよう、そして勝利しよう!」
2011年6月30日、がんと診断された後に発表された新たなスローガン。その前のスローガンは「社会主義祖国か、死か」だった。
「おまえにはブタの尾があり、ブタの耳があり、そしてブタのように鳴く。おまえはブタだ」
2012年2月16日、10月の大統領選挙を前に、野党候補エンリケ・カプリレス(Henrique Capriles)氏に向かって。
「主よ、あなたのイバラの冠をわたしに与えてください。その冠でわたしは血を流します。あなたの十字架を、100の十字架を与えてください。あなたに代わってわたしがそれを担ぎましょう。そのかわり、命をわたしに与えてください。わたしには、わが国民と祖国のためにやるべきことがまだあるのです。まだ奪わないでください」
2012年4月5日、がん治療の中で行われた健康祈願のミサで。
「マドゥロを共和国大統領に選んでくれ。私の心からの頼みだ」
2012年12月8日、次期大統領選挙に自らが出馬できなくなった場合にニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)副大統領を選ぶよう国民に求めて。
「母国ベネズエラに戻ってきた。(中略)神に、そしてわが愛する国民に感謝をささげる。(中略)わたしはキリストとともにおり、主治医と看護師らを信頼している。(中略)いつも言っていることだが、勝利のときに再び会おう。生きよう、そして勝利しよう!」
2013年2月18日、1週間の沈黙をやぶって突如、療養先のキューバからベネズエラに帰国した際の言葉。
【AFP 2013-03-07】
2013-03-07
『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』関連動画
男は格闘技に生き、格闘技に翻弄された。木村政彦の名は本書によって格闘技の歴史に極太ゴシック体で記されたといってよい。そして木村を貶(おとし)めた力道山もまた格闘技に翻弄された一人であった。上下二段700ページに及ぶ大冊だ。新潮社の2600円という価格設定は勇断である。増田俊也〈ますだ・としなり〉は格闘技でもって見事に昭和史を切り取ってみせた。牛島辰熊〈うしじま・たつくま〉、木村政彦、岩釣兼生〈いわつり・かねお〉の師弟三代にわたる武士道は最後の一ページで結実する。読者は「あ……」と息を呑んで、胸の振動に身を揺さぶられることだろう。著者もまた柔道家である。時折、ペンが感情の激流に流され呪詛の域に達する。それもまたよしとしよう。木村の強さに引きつけられた者は信者となってしまうのだ。
以下に木村関連の動画を紹介する。見てから読んでもいいし、読んでから見ても構わないだろう。本書は木村の虚実をも赤裸々に描いている。
尚、合気道の神様といわれた塩田剛三〈しおだ・ごうぞう〉は拓大時代からの親友で、大山倍達〈おおやま・ますたつ〉は拓大の後輩である(※大山の経歴については異論もあるようだ)。
岩釣兼生 木村政彦伝 鬼の柔道
・東京新聞:『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』 増田俊也さん(作家、中日スポーツ記者)
・「そして、リヴェンジは果たされた」平野啓一郎
2013-03-06
増田俊也
1冊読了。
10冊目『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』増田俊也〈ますだ・としなり〉(新潮社、2011年)/一部飛ばし読み。上下二段700ページを3日間で読了。昂奮冷めやらず。本書については項目を別にして書く。
2013-03-04
『美術手帖』2013年3月号「フランシス・ベーコン特集」
■特集 フランシス・ベーコン
20世紀最大の画家と謳われる、巨星フランシス・ベーコン。歪められた形象、三幅対という形式、不気味で暗示的な世界──。今日も人々を惹きつけ、「攻撃」し続けているベーコンの芸術を、本特集では、描かれたモチーフやアトリエの遺物などから徹底検証。その不可解かつ魅惑的な絵画の謎解きに挑む。
Contents
SPECIAL FEATURE
フランシス・ベーコン
ベーコンの「速い」絵 茂木健一郎=文
KEYWORDS & STUDIO
主要キーワード&アトリエ資料全解説
三幅対、教皇像、叫び、磔刑図、人体、肖像画、神話・文学 etc.
保坂健二朗+桝田倫広+鈴木俊晴+新藤淳=文
SPECIAL ESSAY
フランシス・ベーコン――神妙なるズレ 杉本博司=文
BIOGRAPHY
ベーコンの壮絶で華麗なる人生 伊東豊子=文
CHRONOLOGY
フランシス・ベーコン略年譜 中島水緒=構成
TALK 鼎談:フランシス・ベーコンとは何者だったのか? 保坂健二朗×桝田倫広×藤原えりみ 岡澤浩太郎=構成
ESSAY
フランシス・ベーコン論 力の結合としての絵画 エルンスト・ファン・アルフェン=文 太田純貴=訳
コラム01:イラストレーションならざる絵画とは? 桝田倫広=文
コラム02:“戦略家”ベーコンという事実 保坂健二朗=文
コラム03:ドゥルーズ哲学はベーコンの絵画をどう解いたのか? 太田純貴=文
コラム04:ベーコンからハーストへの系譜 伊東豊子=文
コリン・ウィルソン著『アウトサイダー』が増刷
2013-03-02
目撃された人々 33
こちらから挨拶をしても、いつも暗い表情をしている奥さんだった。小学生の息子も何となく暗かった。玄関前の自転車に掛けてあった洗濯物が落ちていた。私が伝えると、ドアを開けるなりパッと花が咲いたように笑った。それ以降、私の顔を見ると笑顔になった。開いたのは心のドアだったのだろう。
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年3月1日
2013-03-01
2013-02-25
はてなホットエントリー
初めて紹介されたのだが、完全に見落としていた。
1ビットの情報をブラックホールへ投げ込んだらどうなるか?/『ブラックホール戦争 スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い』レオナルド・サスキンド - 古本屋の覚え書き (52 users) bit.ly/W9vIXz
— はてなブックマーク::Hotentryさん (@hatebu) 2013年2月20日
・『古本屋の覚え書き』の人気エントリー
・『古本屋の殴り書き』の人気エントリー
2013-02-24
増刷 『累犯障害者 獄の中の不条理』山本譲司
朗報。増刷された。/『累犯障害者 獄の中の不条理』山本譲司 - 古本屋の覚え書き d.hatena.ne.jp/sessendo/20080…
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年2月23日
2013-02-22
2013-02-19
鬼頭宏、山田真哉
2冊挫折、1冊読了。
『図説 人口で見る日本史』鬼頭宏(PHP研究所、2007年)/図説とあるのだから横書きだと察するべきであった。鎌倉時代の人口減少だけを確認した。
『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学』山田真哉(光文社新書、2005年)/下の本と比べると明らかに文章がボヤけている。
9冊目『世界一やさしい会計の本です』山田真哉(日本実業出版社、2004年/新装版、2009年)/面白かった。資本主義の欺瞞を確認する目的で読んだ。少し見えてきた。ま、大人としては、せめて財務諸表を読める程度の知識は持ち合わせたいところ。
目撃された人々 32
マンションの入口で若いお母さんと擦れ違った。私は軽く会釈をし「こんにちは」と挨拶をした。母親に続いて3歳くらいの女の子がびっくりするほど大きな声で「こ・ん・に・ち・わ!」と返してきた。あれは教え込まれた反応ではない。生命が確かに開かれている声の響きであった。
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年2月19日
2013-02-16
ノーベル賞授賞式:山中教授とお供の逆格差
「渉外部」とは京都大学の部署であるとのこと。
山中教授がノーベル賞授賞式に行くのにご本人の飛行機はエコノミー、ホテルは一泊12000円だったのに、必要もないのについてった英語もしゃべれない渉外部10人のオヤジらの飛行機はビジネス、ホテルは一泊5万円だったんだと!(´Д` )言いふらしてやってくれと言われたので、言いふらすわ!
— でみさん (@Hi_de_mi) 2013年2月13日
・iPS細胞山中教授の待遇が悪いとのツイートが大拡散
・ノーベル賞受賞式での山中教授の待遇が酷すぎると話題→デマでした - NAVER まとめ
2013-02-13
マナーモード
電車の中で「ギャハハハwww」って笑ってる女子高生たちにおっさんが「電車内だぞしずかにしろ!」って言って、しずかにしようとしながらもまだ声を出さずに肩を震わせながら笑ってるのを見たおっさんの「マナーモードかよ!」という言葉で電車内の7割くらいの人が腹抱えて死んだ。
— 天然水。さん (@Tennensui_khon) 2013年2月11日
2013-02-12
光の子
いわさきちひろの絵かと思った。堤防の上を歩いているのだろうか。少し俯き加減で、足元に不安がある。その危うさが見事に少年心理を捉える。だが、その細い骨格と非力な筋肉に無限の可能性を秘めているのだ。光の子らよ、真っ直ぐに己(おの)が人生を歩め。
2013-02-11
インド不可触民を救う日本人仏教指導者・佐々井秀嶺
ガンディーを称讃し、アンベードカルを無視するような人々は仏教者を名乗るべきではない。
・不可触民=アウトカースト/『不可触民の父 アンベードカルの生涯』ダナンジャイ・キール
・合衆国憲法とブッカー・T・ワシントンとジョン・デューイ/『不可触民の父 アンベードカルの生涯』 ダナンジャイ・キール
2013-02-10
2013-02-09
2013-02-08
アイルランド首相、被害女性に謝罪=奴隷労働施設送りに国家関与
【ダブリンAFP=時事】カトリックの国アイルランドで1922~96年、1万人以上の女性が奴隷労働をさせられていた「マグダレン修道院事件」について、調査委員会が収容者の4分の1以上は国家の手で送り込まれていたと結論付けた。これを受けケニー首相は5日、議会で謝罪した。
マグダレン修道院に収容されたのは、未婚の母をはじめ、カトリックの教義を厳格に解釈し「堕落している」とみなされた女性たち。マカリース前大統領の夫マーティン・マカリース上院議員率いる調査委が2011年に発足し、国家の関与を調べていた。
その結果、福祉事務所や学校、司法機関が修道院送りに介在していたことが判明。ケニー首相も「さまざまな経緯で女性たちは収容されたが、うち26%は国家が関与する形でマグダレン修道院に送られていた」と認めた。
【時事ドットコム 2013-02-08】
2013-02-07
佐村河内守
1冊読了。
8冊目『交響曲第一番』佐村河内守〈さむらごうち・まもる〉(講談社、2007年)
読了。その壮絶に心が震えた。その闇の深さに息を呑んだ。その奇蹟に魂が洗われた。その覚悟の高みを仰いだ。/佐村河内守著『交響曲第1番』 sessendo.blogspot.com/2013/01/1hiros…
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年2月7日
今日、佐村河内守と出会った。その事実を私が忘れることはないだろう。
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年2月7日
今年の1位はこれで決まりだ。セス・ロイド著『宇宙をプログラムする宇宙』も凄いが、やはり感動の深さが違う。佐村河内は私と同い年である。つまり同じ時代を呼吸しながら生きてきたわけだ。その時自分は何をしていたか。瞬時に記憶が蘇る。幼少時の過酷なピアノ稽古、弟の交通事故死、単身上京しホームレスとなりながらも独学で音楽を修める。襲いくる偏頭痛と耳鳴り。そして遂に音は途絶えた。聾者(ろうしゃ)となっても耳鳴りは止まない。闇は果てしなく底が知れなかった。佐村河内は精神に変調を来たし、糞尿まみれとなりながらも作曲を手放さなかった。「交響曲第1番《HIROSHIMA》」完成直後に自殺未遂。そして「交響曲第2番」の完成後にも自殺未遂をしている。彼を救ったのは障害をもつ少女だった。奇蹟は184ページで訪れる。だが試練の波はその後も執拗に押し寄せた。修羅、という言葉では足りない。佐村河内は正真正銘の地獄を生き、今もそこにとどまっている。彼の絶対音感が生む「闇の音」が鳴り響く。死と隣り合わせの位置から生の歓びが噴き上げる。これはもうCDを買うしかあるまい。願わくは土田世紀に漫画化してもらいたい。
2013-02-06
ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター、岩本沙弓
2冊読了。
6冊目『金持ち父さん貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター:白根美保子〈しらね・みほこ〉訳(筑摩書房、2000年)/再読。やはり名著であると思う。ゲームの販促本であるとしてもだ。正しく理解するためにはマーケットの知識が不可欠だ。
7冊目『為替占領 もうひとつの8.15 変動相場制に仕掛らけれたシステム』岩本沙弓〈いわもと・さゆみ〉(ヒカルランド、2011年)/岩本沙弓は心根がよい。小股の切れ上がった文章を書く。帯の惹句に苫米地英人の名前は不要だろう。
2013-02-05
阿弥陀如来サーバ
ばぁちゃんが昨年に他界してから,49日かけてイメージの転送が行われ,阿弥陀如来サーバへのログインが出来,今は極楽浄土へビルドされるためのキュー待ち.坊さんの話からそう理解した.
— maru(X7R)さん (@betaEncoder) 2013年2月3日
完了すれば、仏壇からでもお墓からでも遺品からでもアクセス可能なクラウド対応となります RT @betaencoder: ばぁちゃんが昨年に他界してから,49日かけてイメージの転送が行われ,阿弥陀如来サーバへのログインが出来,今(cont) tl.gd/ktsu54
— Atsushi-Hさん (@a2c_h0) 2013年2月3日
ダニエル・L・エヴェレット、高橋洋一、古賀史健
3冊挫折。
『ピダハン 「言語本能」を超える文化と世界観』ダニエル・L・エヴェレット:屋代通子訳(みすず書房、2012年)/ピダハンとはアマゾン奥地で暮らす少数民族である。一人の伝道師が言語研究を目的として派遣される。ピダハンには「神」という言葉も存在しなかった。数十年にわたるフィールドワークを経て、著者のキリスト教世界が激しく揺らぐ。良書。若い人にお勧めしよう。
『高橋教授の経済超入門』高橋洋一(アスペクト、2011年)/著者は元財務相官僚で次の日銀総裁に名前が上がっている人物だ。ページをめくるたびに目から鱗が落ちる。岩本沙弓が面白すぎて挫折。
『20歳の自分に受けさせたい文章講義』古賀史健〈こが・ふみたけ〉(星海社新書、2012年)/各所で絶賛されているが、どうも文章が肌に合わなかった。殆ど読めず。
2013-02-01
岩本沙弓
1冊読了。
5冊目『新・マネー敗戦 ドル暴落後の日本』岩本沙弓〈いわもと・さゆみ〉(文春新書、2010年)/岩本は元ディーラーで私は少なからず影響を受けている。で、初めて著書を読んだ。ぶったまげた。新書によくこれだけの内容を詰め込んだものだ。文章にも切れがある。ドルを始めとする外国為替の歴史や仕組みがよく理解できる。タイトルは吉川元忠著『マネー敗戦』に由来。
お金に興味のある人はまず「ファイナンシャル・リテラシーの基本を押さえる」を読み、河邑厚徳〈かわむら・あつのり〉、グループ現代著『エンデの遺言 「根源からお金を問うこと」』へと進み、それから本書を開き、更に宋鴻兵〈ソン・ホンビン〉を紐解くとよい。尚、信用詐欺経済の胴元である世界銀行やIMFについては西水美恵子著『国をつくるという仕事』、ジョン・パーキンス著『エコノミック・ヒットマン 途上国を食い物にするアメリカ』を参照せよ。また第二次世界大戦前後のアメリカ経済については菅原出著『アメリカはなぜヒトラーを必要としたのか』が詳しい。
2013-01-29
佐々木正人
1冊読了。
4冊目『アフォーダンス 新しい認知の理論』佐々木正人〈ささき・まさと〉(岩波科学ライブラリー、1994年)/前々から気になっていたアフォーダンスに取り組む。アフォーダンスとは認知科学やAI技術に決定的な影響を与えた「生態学的認識論」であるが、ちょっと捉えにくい概念だ。環境が動物に「与える」(=アフォードする)可能情報といったところか。座ることが椅子のアフォーダンスである。同時に立つことも振り回すことも椅子のアフォーダンスである。AIのフレーム問題に関する例がわかりやすいのだが、なかなか自分の言葉で説明できない。私のテーマである「見る」ことについて不可欠の概念だ。
2013-01-27
ドル基軸通貨における米国の借金棒引きシステム
アメリカの友人が1ドル貸してくれという。それくらいの余裕はあったので1ドル=92円を貸してやった。1年後に1ドル=80円が返ってきた。アメリカの友人は頭がよい。これがドル基軸通貨における米国の借金棒引きシステムだ。TPPを目前にしてドル高へ誘導するのは当然である。
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年1月27日