2011-11-15

水野和夫、萱野稔人


 1冊読了。

 68冊目『超マクロ展望 世界経済の真実』水野和夫、萱野稔人〈かやの・としひと〉(集英社新書、2010年)/これは勉強になった。対談、鼎談の類いでは『環境と文明の世界史 人類史20万年の興亡を環境史から学ぶ』に次ぐ面白さである。萱野といえば朝日ニュースター(CS放送)「ニュースの深層」でお馴染みだが、哲学者だとは知らなかった。年長者である水野の礼儀正しさが対談を爽やかなものにしている。昨今の世界的な経済危機は資本主義の転換点であるという主張は十分頷けるものだ。

アサド軍に拷問された遺体 2011年11月8日(シリア)


http://youtu.be/dxSmwO1aKi8

 ・アサド軍に殺された少女

教義、学問、知識、戒律、道徳

839 「教義によって、学問によって、知識によって、戒律や道徳によって清らかになることができる」とは私は説かない。「教義がなくても、学問がなくても、知識がなくても、戒律や道徳を守らないでも清らかになることができる」とも説かない(スッタニパータ)
Nov 15 via twittbot.netFavoriteRetweetReply


ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)