3冊読了。
53冊目『
哲学、脳を揺さぶる オートポイエーシスの練習問題』河本英夫〈かわもと・ひでお〉(日経BP社、2007年)/天才本。読むだけで天才になれる。オートポイエーシスと
カルロ・ペルフェッティがつながっているとは知らなかった。驚愕の一書。
54冊目『
晏子 第一巻』宮城谷昌光〈みやぎたに・まさみつ〉(新潮社、1994年/新潮文庫、1997年)/イントロは静かに始まり、突然激しい旋律となる。身分の低い晏子〈あんし〉が智謀をもって斉(せい)の国を導く。
55冊目『
晏子 第二巻』宮城谷昌光〈みやぎたに・まさみつ〉(新潮社、1994年/新潮文庫、1997年)/晏子〈あんし〉とは晏弱〈あんじゃく〉、晏嬰〈あんえい〉父子を指す。まだ幼い晏嬰が登場し、物語に青い風を吹かせる。成人した晏嬰が霊公〈れいこう/斉の君主〉に諫言する件(くだり)が圧巻。感動のあまり10回くらい読み返した。
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