2011-08-16

杉浦明平、吉田敦彦、内村剛介


 3冊挫折。

レオナルド・ダ・ヴィンチの手記(上)』杉浦明平〈すぎうら・みんぺい〉訳(岩波文庫、1954年)/旧漢字が読めない。

面白いほどよくわかるギリシャ神話 天地創造からヘラクレスまで、壮大な神話世界のすべて』吉田敦彦(日本文芸社、2005年)/近親相姦の歴史。妻にした、子供を食べた、戦ったという話ばかりだ。

失語と断念 石原吉郎論』内村剛介(思潮社、1979年)/内村は己の自我を保つために石原を餌食にする必要があったのだろう。勇ましく見えるが卑劣なだけの人物だと思う。最初の姿勢が誤っているため全ての論理が破綻している。彼自身の破綻を表すものだ。この小人物を持ち上げるのは左翼だけだろう。

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