古本屋の殴り書き(旧)
「ただ独り、不確かな道を歩め」エリアス・カネッティ
2011-09-15
青黒く鈍い光を放つ蒸気機関車
「Engine 142」と題されている。鉄道には殆ど興味を覚えないが、この機関車の風貌には惹かれる。先頭車両が後続を率いてゆくところが、父系社会の頑固親父を想わせる。ほとばしる蒸気は闘牛の吐息のようだ。シュッシュッというスタッカート音が聞こえてくる。運転をする男性の無骨さが、またいい。
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿