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「自分は権威とは無縁だ」――そう思っている人は既にコントロールされる側に身を置いていると考えてよい。権威と権力は異なる。権力が外圧性・暴力性を帯びているのに対して、権威は内発的に従わせる力を持っている。我々は知識人、専門家、技術者、すなわちオーソリティの言説を疑おうとしない。原発だって事故が起こるまではさほど疑問も抱かなかったはずだ。
少々畑違いの書籍も入っているが、ま、古本屋の良心だと思っていただければ、これ幸い。
権威のメカニズムを解体するには、ここから「物語」を読み解く必要がある。
・物語の本質~青木勇気『「物語」とは何であるか』への応答
・『無責任の構造 モラルハザードへの知的戦略』岡本浩一
・『権威主義の正体』岡本浩一
・『人間この信じやすきもの 迷信・誤信はどうして生まれるか』トーマス・ギロビッチ
・『ユーザーイリュージョン 意識という幻想』トール・ノーレットランダーシュ
・『服従の心理』スタンレー・ミルグラム
・『権威の概念』アレクサンドル・コジェーヴ
・『一九八四年』ジョージ・オーウェル
・『ルワンダ大虐殺 世界で一番悲しい光景を見た青年の手記』レヴェリアン・ルラングァ
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