1冊挫折、1冊読了。
『
月3万円ビジネス 非電化・ローカル化・分かち合いで愉しく稼ぐ方法』藤村靖之〈ふじむら・やすゆき〉(晶文社、2011年)/副業ならぬ複業を提唱。アイディアとしては素晴らしいのだが、具体性となると少々難しそうだ。マイクロ・コンツェルン的発想は重要だと思う。
41冊目『
宗教の倒錯 ユダヤ教・イエス・キリスト教』上村静〈うえむら・しずか〉(岩波書店、2008年)/良書である。早速、「
キリスト教を知るための書籍」に追加した。3分の2ほどは飛ばし読みのため本当なら挫折本にすべきなのだが、見栄を張って読んだことにしておく(笑)。あっさり味だが出汁(だし)がしっかり出ている塩ラーメンの趣がある。上村は東京大学や東海大学で非常勤講師をしているようだ。キリスト教の内部世界を描いているため、そこかしこに「甘さ」を感じるものの、抑制された筆致が清々しい。またユダヤ教~キリスト教の歴史については、今まで読んできた書物の中で最も勉強になった。
0 件のコメント:
コメントを投稿