2016-05-18

トム・マクナブ著『遥かなるセントラルパーク』が復刊

遥かなるセントラルパーク 上 (文春文庫)遥かなるセントラルパーク 下 (文春文庫)

 ロサンジェルスからニューヨークまで5000キロ。アメリカ大陸横断ウルトラマラソンがはじまる。イギリス貴族、人生の逆転を狙う労働者、貧しい村のために走るメキシコ人、ガッツを秘めた美しき踊り子……2000人のランナーが、誇りをかけてセントラルパークめざして走りはじめる!圧倒的な感動と興奮の徹夜本、堂々の開幕。

 次々に脱落してゆくランナーたち。砂漠では猛暑と豪雨が、ロッキー山脈では寒さが襲い、オリンピック委員会の妨害でレースは中止の危機に。だが誇りをかけて走りつづける彼らは、力を合わせて敢然とトラブルに挑み、ともに遙かなるセントラルパークをめざす。そこで待つのは「感動」の二文字には収まりきれない圧倒的な感情だ。

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