2020-02-16

いい急須とは/『日本茶の基本』


高血圧にプーアル茶

 ・いい急須とは

「いい急須とは、柄や注ぎ口が短くて軽いこと。形は平丸型が理想的です。茶葉が急須の中でよく動き、香りも味もやわらかいお茶になるんです」(岡本直也)

【『日本茶の基本』(エイ出版社、2011年)以下同】

 インスタントコーヒーを飲み過ぎて胸がむかついた。喫煙者はコーヒーを愛用するが如何せん体を冷ます作用がある。煎茶も体を冷ますようだがコーヒーよりは体に優しい。何と言っても口中がすっきりする。

 ルイボスティーと紅茶を飲んでみた。ま、決して悪くはない。安物なので香りは乏しいが温度が下がると食事にも合う。「世界!ニッポン行きたい人応援団」で日本茶を愛好する若者が登場した。彼は鉄瓶の効果まで知っていた。ふと、大東亜戦争末期に倒れつつあった兵士たちが日本茶を懐かしむエピソードが思い出された。早速、パック入りの緑茶を買ってきた。

 横手型急須は、世界で日本と韓国だけにしかない。中国から伝わった急須が、畳文化の生活様式に合わせて発展。現在は左利き用も。

 やはり餅は餅屋である。たった今気づいたのだが横手形急須でお茶を注ぐのが回内運動だ(『基礎からのバドミントン』中田稔監修)。

 前半はいいのだが後半との構成がちぐはぐで編集がまずい。興味のある人は図書館で借りればいいだろう。

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