・『病気の9割は歩くだけで治る! 歩行が人生を変える29の理由 簡単、無料で医者いらず』長尾和宏
・『病気の9割は歩くだけで治る!PART2 体と心の病に効く最強の治療法』長尾和宏
・『ウォーキングの科学 10歳若返る、本当に効果的な歩き方』能勢博
・『ランニングする前に読む本 最短で結果を出す科学的トレーニング』田中宏暁
・『「体幹」ウォーキング』金哲彦
・『高岡英夫の歩き革命』、『高岡英夫のゆるウォーク 自然の力を呼び戻す』高岡英夫:小松美冬構成
・『あらゆる不調が解決する 最高の歩き方』園原健弘
・『あなたの歩き方が劇的に変わる! 驚異の大転子ウォーキング』みやすのんき
・ナンバ歩きと古の歩術
・『表の体育・裏の体育』甲野善紀
・『「筋肉」よりも「骨」を使え!』甲野善紀、松村卓
・『ナンバ走り 古武術の動きを実践する』矢野龍彦、金田伸夫、織田淳太郎
・『ナンバの身体論 体が喜ぶ動きを探求する』矢野龍彦、金田伸夫、長谷川智、古谷一郎
・『ナンバ式!元気生活 疲れを知らない生活術』矢野龍彦、長谷川智
・骨で歩く
・『本当のナンバ 常歩(なみあし)』木寺英史
・『常歩(なみあし)式スポーツ上達法』常歩研究会編、小田伸午、木寺英史、小山田良治、河原敏男、森田英二
・身体革命
ナンバ歩きのメリットは、以下のとおりです。
・長く歩いても疲れない
・腰や膝、かかとが痛くならない
・身体の調子がよくなる
・歩いているうちに気分が向上する
・集中力があっぷする
・うつ気味な気持ちが解消する
・やせる
(中略)ひと言でいい表せば、【現代ウォーキングは「筋肉を酷使(こくし)した“頑張り感”がある歩き方」で、ナンバ歩きは「骨を動かして全身を運動させ、無理なく使う歩き方」】だと言えます。
【『すごい!ナンバ歩き 歩くほど健康になる』矢野龍彦〈やの・たつひこ〉(河出書房新社、2016年)】
具体的な歩き方はこうだ。
・上半身を捻らない。
・歩幅は狭く、摺り足気味。蹴らない。
・腕は肩に“ぶら下げる”。
・踵から着地しない。
盆踊りの動きを取り入れた歩き方が一番実践しやすい。
動画「ナンバ歩きと古の歩術」を参照せよ。
以前からナンバには興味があり試行錯誤してきたのだが、さっぱりわからなかった。私の志向は伊藤式胴体トレーニング~初動負荷理論~スロージョギングを経て、再びウォーキングに回帰し、ナンバ~常歩(なみあし)に辿り着いた。
本書を読んで、「あ!」と気づいた。ナンバの正体が見えた瞬間だ。私は腿(もも)に手を置くナンバ歩きを直ぐ実践した。膝と同じ側の肩を連動させるのだ。右膝を上げる時は右肩を同時に上げる。体は正面を向いたままだ。骨盤を振る必要はない。もう少しテクニカルなことを言うと、【骨盤と胸骨】の動きを一体化させるのだ。短い距離を歩いただけで腑に落ちた。
私はかなり運動神経がいいので直ぐ理解できたが、これは一筋縄ではいかない。盆踊り式の手を動かすやり方が確実だ。それでもわからなければロボット歩きをしてみるといい。
本書を通ってから常歩(なみあし)に至るのが正道である。
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