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2014-03-09

リーマン・ショックの原因


ロシア、米政府機関債をすべて売却=中銀総裁

 ロシア中央銀行のイグナチェフ総裁は30日、ロシアは保有していた米国の政府機関債をすべて売却したと明らかにした。
 2008年11月1日時点で、ロシアが保有していた連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ) FNM.Nと連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)FRE.N の債券は209億ドルで、08年初めの656億ドルから大幅に縮小していた。
 総裁は記者団に「われわれはすべて売却しており、何も残っていない。売却で十分利益を得た」と語った。
 ロシア当局による米政府機関債保有のニュースは国内で反発を招き、損失に関する懸念なども広がった。これに対し当局は、政府機関債よりむしろ債券を保有しており、投資による損失はないと説明した。

ロイター 2009年1月30日

2014-02-25

亡き父を思い…励ましに感謝 暴風雪遭難1年、北海道・湧別の岡田さん「楽しく学校生活」


【湧別】昨年3月の暴風雪で遭難し、父親が最期まで守ったオホーツク管内湧別町の岡田夏音(なつね)さん(10)が、事故から1年になるのを前に、自筆のメッセージを北海道新聞に寄せた。全国から寄せられた多くの激励に対する感謝と、父への思いがつづられている。

 夏音さんは昨年3月2日、2人暮らしだった父の幹男さん=当時(53)=と車で帰宅途中に暴風雪に見舞われ、視界のきかない中で遭難。翌朝、農業用倉庫の前で幹男さんが夏音さんにかぶさるように亡くなっているのが見つかった。

 直後から夏音さんのもとには全国から励ましのメールや手紙、贈り物が相次ぎ、これまでに約450件が町を通じて届けられた。

 メッセージは便箋3枚で、学校での様子や、身を寄せる親類とともに旭川市の旭山動物園に出かけたこと、今でも時々、父親を思い出すことなどをつづっている。最後に「たくさんの人からの応援を忘れず、人を想(おも)える大人になれるようがんばります」「もうだいじょうぶです。ほんとうにありがとうございました」と結んでいる。

 夏音さんは現在、漫画に熱中しているといい、スケッチブックにコンピューターゲームの怪獣を描いたり、「ごんぎつね」に触発されて自分で考えた物語を書いたりしている。同級生とスキーをしたり、学校の休み時間に友達とゲームをするのも楽しみという。

 親類の女性(64)は「ご恩を忘れることなく、成人した時に恩返しできる子に育ってもらえるようにしたい」と話し、「これからは静かに見守ってほしい」と願っている。

 岡田夏音さんが北海道新聞に寄せたメッセージの全文は以下の通り(原文のまま)。



 応援してくれた全国のみなさまへ。

 今わたしはとても元気です。毎日、30分位かかる雪道を、友達と二人で学校へ行き、勉強、スポーツと、毎日楽しく学校生活を送っています。学校では、友達とボードゲームをしたりします。

 今育ててもらっているおじさん、おばさんに温泉や旭山動物園に連れて行ってもらいました。動物園では、ペンギンのお散歩を見ました。

 昨年の3月、ふぶきでわたしはお父さんと2人、道にまよって気がついたら病院にいました。お父さんがふぶきの中、わたしを守って亡くなったと聞いて、とても悲しくなみだがポロポロ流れました。

 3月22日退院してから、たくさんの人達から、はげましのお手紙がたくさんとどき、おばさんに聞くと、わたしが一人ぼっちになってしまった事をかわいそうに思い、全国のみなさんが応援してくれているのではと言われ、とてもびっくりし、心からうれしく思いました。

 とてもやさしかったお父さんの事も夜ベッドに入ると、ときどき思い出します。わたしを思っていろいろと注意してくれたのに、わたしはあまえて、お父さんの言う事を何も聞かなかったので、お父さんの気持ちもわからないできた事を、「お父さん、ごめんなさい」と思い、なみだがでたりします。

 これからは、おじさん、おばさんの言う事をよく聞き、たくさんの人達からの応援がある事をわすれず、お父さんが遠くから安心して見守ってくれるよう、人を想える大人になれるようがんばります。

 全国のみなさま、わたしはもうだいじょうぶです。ほんとうにありがとうございました。 岡田夏音

北海道新聞 2014-02-20


北海道・暴風雪から娘を守るため10時間抱き続けた父の最期
暴風雪で娘・夏音(なつね)さんを守った父・岡田幹男さん!童謡サッちゃんの替え歌で励ましてくれた! - NAVER まとめ
暴風雪で父に守られた少女「前だけ見る」 | 日テレNEWS24

2014-01-31

橋下市長発言要旨「朝日や毎日のような主張を言えば政治的中立害さない、というのはおかしい」


橋下市長発言要旨「朝日や毎日のような主張を言えば政治的中立害さない、というのはおかしい」(1/6ページ) - MSN産経west


【NHK問題については9分38秒から】


2014-01-14

その詐欺電話、中国発 拠点に日本人十数人/報酬、詐取額の5% 元組員が証言


すべての犯罪を立証する司法システムは永遠に存在しない

2013-12-21

「自民党に復興予算が流れた仕組み」

2013-12-11

事件報道の視聴、実際の経験より強い心理的影響か 米研究

オバマ米大統領、キューバのカストロ議長と握手

2013-12-05

レイプという戦争兵器「絶対に許すな」ムクウェジ医師、DRコンゴ


 軍や民兵によるレイプが横行し、何万人もの女性が残忍な暴行を受けているコンゴ民主共和国。同国で被害女性を治療する医師の草分けとなったデニス・ムクウェジ(Denis Mukwege) 医師が11月30日、レイプはジェノサイド(大量虐殺)や化学兵器と同様、絶対に許されない一線だと訴えた。

「みんなナチス・ドイツで起きたことを見て、ジェノサイドを怖がっている。化学兵器も恐れ、決して越えてはならない一線としてきた……だが、レイプが戦争兵器として使われることについては、言葉を濁す」とムクウェジ医師は語る。

 レイプ被害者の治療のために病院や基金を設立したムクウェジ氏は、これまでに何度もノーベル平和賞の候補に挙がっている。今回AFPの取材には「もう一つのノーベル賞」と呼ばれる「ライト・ライブリフッド賞(Right Livelihood Award)」 を受賞するために訪れていたスウェーデンの首都ストックホルム(Stockholm)で応じた。

 紛争地帯のコンゴ東部では、女性が頻繁に標的とされる。ムクウェジ医師は、自分の夫や子供もいる公衆の目前でレイプされた女性たちや、性器を焼かれ痛めつけられてクリニックを訪れる女性たちの凄惨な話を語った。

 ムクウェジ医師は、戦争兵器として用いられるレイプが、女性たちとコンゴという国にすさまじい結果をもたらしているという。「レイプは女性と社会を破壊する。認知されることのない子が生まれ、女性は2度と子供を産めない体になる。これはジェノサイドと同じだ。なぜなら女性器を壊すことは、女性をおとしめ、人口増加を妨げることになるからだ」

 ムクウェジ医師の病院には毎年、3500人以上のレイプ被害者が訪れ、女性器の再建手術を受ける。「この問題を解決できないDRコンゴの無能さを国際社会も傍観しているだけとは、現代の大きな悲劇だ。残虐行為はもう20年続いており、暴漢グループや民兵たちによる暴行の手口は年々ひどくなっている」と訴える。

 同氏は2000年に採択された国連決議を適切な措置の一例として評価するが「『この線を越えることは絶対に許されない』という確固としたレッドラインはない」と指摘する。国連安全保障理事会決議1325号は、すべての加盟国に対し、女性と女子の人権を保護する法や制度、とりわけ性暴力からの保護を求めるにとどまっている。

AFP 2013-12-04

コンゴ民主共和国(DRC)は活動家デニス・ムクウェジ医師の暗殺未遂を捜査しなければならない:アムネスティ発表国際ニュース
「死を待つ少女たちと彼女たちを救う男性」イヴ・エンスラー
強姦から生まれた子供たち/『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』写真、インタビュー=ジョナサン・トーゴヴニク

2013-11-07

アラファト前議長、毒殺された可能性 遺骨からポロニウム検出


 中東の衛星テレビ局アルジャジーラ(Al-Jazeera)は6日、2004年に死去したパレスチナ解放機構(PLO)のヤセル・アラファト(Yasser Arafat)前議長の死因を調べていたスイスの科学者らが、放射性物質のポロニウムによる毒殺だった可能性が高いとの結論に至ったと報じた。

 カタールを拠点とする同テレビ局のウェブサイトに掲載された108ページに上る分析結果をまとめた報告書によると、前議長の遺骨を調べた結果「死因がポロニウム210による毒殺であるとの見方を、ある程度支持するものだった」という。

 アラファト前議長は2004年11月11日、フランスの病院で75歳で死去した。医師らは死因を特定できなかったが、夫人の希望により司法解剖は行われていなかった。

AFP 2013-11-07

Life of Lt. Gen. Yitzhak Rabin, 7th IDF Chief of Staff in photos

 なんということか。1994年にノーベル平和賞を受賞したこの二人は結局殺されてしまったのだ。

 1995年11月4日、ラビン首相はテルアビブの平和集会に出席した。
 彼は「私は闘ってきた。しかし平和は実現できなかった。だが今、私たちには平和のチャンスがある」と語り、そのあと10万人の群衆とともに「平和の歌」をうたった。この歌はかつてラビン自らが軍隊内で歌うことを禁じた反戦歌だった。
 しかし壇上から下りたラビンを、ユダヤ教過激派の青年イーガル・アミールの放った3発の銃弾が貫いた。彼は73歳の生涯を閉じたのである。イスラエル国民は激しい驚きと悲しみに包まれた。

【『パレスチナ 新版』広河隆一〈ひろかわ・りゅういち〉(岩波新書、2002年)】

 イスラエルはパレスチナとの和平を望んでいないのだろう。彼らの宗教的独善性は一切の邪悪を可能にする。

パレスチナ新版 (岩波新書)

9.11テロは物質文明の幻想を破壊した/『パレスチナ 新版』広河隆一
ロスチャイルド家がユダヤ人をパレスチナへ送り込んだ/『パレスチナ 新版』広河隆一
ユダヤ人少年「みなが、その共犯者さ」

2013-09-19

働かないアリは長生き 琉大・辻教授ら研究チーム発見


 琉球大学農学部の辻和希(本名・辻瑞樹)教授と日本学術振興会の土畑重人特別研究員の研究チームはこのほど、働きアリよりも、働きアリの労働にただ乗りする、働かないアリの生存率の方が高いことを突き止めた。個々が社会の目標より自分の目標を優先してしまうことで社会をつくることができなくなるという、人間社会でもみられる「公共財ジレンマ」の実例を、人間と微生物以外で初めて発見した。研究成果は「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」(オンライン版)に掲載される。

 辻教授は「この研究成果は人間がなぜ助け合うのかを理解するのにも役立つ」と強調した。

「公共財ジレンマ」とは、協力して社会をつくれば最終的な利益が大きいにもかかわらず、他者よりも大きな利益を得るために、他者の働きにただ乗りするという事態が起こり、社会をつくることができないことを指す。

 研究チームがアミメアリを使い実験したところ、労働せずに産卵ばかり行うアリが交じっていることを発見し、それらは働きアリとは遺伝的に異なる系統に属することを確認した。働かないアリは、働きアリによる助け合いの利益にただ乗りしている。

Pristomyrmex punctatus

 研究によると、働きアリは働かないアリの分まで巣の外に出て労働するため「過労死」し、生存率が下がる。働かないアリは働きアリよりも多く子どもを産むが、その子どもは親と同様に働かない。だが、働かないアリのみの社会では、子孫を残すことはできないという。

 自由競争の下では相手からの助けにただ乗りし利益を得た方が得であるにもかかわらず、助け合いの社会が発生することについて辻教授は、自然科学と社会科学の両分野で重要なテーマと指摘。「アリ社会において助け合いがなぜ生じるかを理解することが、ヒト社会の助け合いをより深く理解することにつながる」と研究の意義を強調した。

琉球新報 2013年9月18日

怠惰理論/『働かない 「怠けもの」と呼ばれた人たち』トム・ルッツ

2013-09-13

イエメンで8歳の「花嫁」が初夜に死亡、子宮破裂で


 中東イエメンで、わずか8歳で結婚させられた少女が、新婚初夜に内出血で死亡するという惨事があった。人権活動家らが明らかにした。

 人権活動家のArwa Othman氏によると、同国北西部のハッジャ県で、ラワンという名の少女が、自分の年齢の5倍にあたる40歳の男性と結婚式を挙げた。その夜、2人は性行為におよび、ラワンは子宮破裂による出血で死亡したという。

 Othman氏によれば、現地当局は、ラワンの「夫」や家族に対して事情聴取などは一切行わなかった。

 また、地元の治安当局者はそのような事件があったことを否定している。しかし、ロイターの取材に応じた2人の住民によると、この悲劇が報道で伝えられると、部族長らは事件の隠ぺいを図ったという。

 イエメンでは貧しい家族が生活費を浮かせるため、もしくは夫から支払われる金銭目当てに幼い女児を嫁がせることがある。人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチが国連などのデータをもとに明かしたところによると、同国の少女の約52%が18歳までに結婚するという。

ロイター 2013年9月12日

2013-08-30

「原爆投下も国際法違反か」シリア化学兵器使用で米国務省に質問飛ぶ


 原爆投下も化学兵器使用と同じ国際法違反か――。米国務省の定例記者会見で28日、ロイター通信の記者がシリアの化学兵器使用疑惑をめぐり、米国による広島、長崎への原爆投下の例を挙げて軍事介入の正当性について追及した。

 米政府はアサド政権による化学兵器使用を断定。この日の会見でハーフ副報道官は国連安全保障理事会による武力行使容認決議なしに軍事介入することを念頭に、多数の市民を無差別に殺害したことが一般的に国際法違反に当たると強調した。

 これに対してロイターの記者は「米国が核兵器を使用し、広島、長崎で大量の市民を無差別に殺害したことは、あなたの言う同じ国際法への違反だったのか」と質問。ハーフ氏はコメントを避けた。(共同)

msn産経ニュース 2013-08-29

原爆資料館を訪れたチェ・ゲバラ/『チェ・ゲバラ伝』三好徹
米軍による原爆投下は人体実験だった/『洗脳支配 日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』苫米地英人

2013-08-29

「リーダーは作られるものではなく生まれつくもの」、トゲウオ研究


 28日の英学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」に発表された魚類の研究によると、リーダーシップとは生まれつきの素質であり、動物の群れでも人間社会でも、各自の素質に従った天性の役割が逆転した場合、問題を生じる可能性があるという。

「群れ」というものがうまく機能する傾向がより高いのは、強力なリーダーとそれに進んで従う者が組み合わさった場合で、大半の動物種では、リーダーとなるのはより大胆で、より外交的な個体だという。

Ninespine Stickleback

 しかし、人間の場合の給与のように意欲を起こさせる誘因があると、追従することが向いている個体がリーダーになることがある。こうした役割の逆転が望ましい状況かどうか、研究者たちは長年議論してきた。

 素質としては追従的な個体がリーダーになれるのか、またその逆は可能なのかを調べるために、英ケンブリッジ大学(University of Cambridge)動物学科の研究チームは、大胆な個体と弱気な個体がいることで知られるトゲウオ科の魚を対象に研究を行った。

Fish School

 まず研究用の巨大な水槽内で数週間群れを観察し、リーダーとなる個体とそれに従う個体を分けた。リーダー性のある個体の方が、隠れ場所がある水槽底部の「安全な」一帯を離れ、「危険な」水槽上部にある餌場に到達しようとする傾向がよりあった。

 次にリーダー性のある個体と追従的な個体を2匹1組とし、2つの実験を行った。第1の実験では、リーダーが泳ぎ始め、もう1匹がその後を追うという「天性の役割分担」を示した場合に餌を与えた。第2の実験では、2匹の役割が逆転し、弱気な個体が先に泳ぎ始め、リーダー性のある個体がその後を追った場合に餌を与えた。

 研究論文の共著者、同大のナカヤマ・シンノスケ(Shinnosuke Nakayama)氏によれば、大胆な個体は他の個体の行動に対する反応性が低く、追従する役割への適応を強いられた場合はうまくいかない、と研究チームは予測していた。しかし実際はこれに反し、追従的な個体がリーダー役に適応するよりも、リーダー性のある個体が追従役に適応する方が早かった。

The Micro Fish World

 ナカヤマ氏は論文要旨で「魚たちは追従を覚えることはできるが、率いることを覚えるのには苦労する。リーダーとは生まれつくものであり、作られるものではないことを発見した」と述べている。

 今回の発見は、集団行動に関するさらに広範な研究に興味深い問いを投げ掛けているという。論文は「個性の違いによる大きなプラス効果は、より大胆な(または人間の場合、より外交的な)個体がリーダーの役割を担うなど、その集団に属する個体が各自の役割を自由に確立した時にのみ現れる傾向がある」と述べている。

 そのため、自分が自然だと感じるリーダーなり、追従者なりの社会的役割に適応することがより好ましいようだとナカヤマ氏は補足している。

AFP 2013-08-28



英雄的人物の共通点/『生き残る判断 生き残れない行動 大災害・テロの生存者たちの証言で判明』アマンダ・リプリー

2013-08-20

人身取引が横行、県内でも性的搾取 脅し、だまし、暴力で支配 【神奈川】


 人を脅し、だまし、暴力で支配下に置いて搾取する人身取引が、全国で横行している。県内でも少女が売春を強要される事件が発生。国内外で「人身取引の受け入れ大国」とも批判される中、撲滅活動に携わる関係者らは対策の遅れを指摘し、体制の整備や被害者支援の充実など幅広い取り組みを求めている。

「働く場所を紹介してあげる」。6月、県警少年捜査課と瀬谷署が暴力団幹部らを逮捕した児童福祉法違反事件は、その一言が始まりだった。

 家出中だった横浜市内に住む中学3年の少女は昨年9月、横浜駅で若い男に声を掛けられ、車で連れ去られた。その日のうちに暴力団幹部に引き渡され、さらに別の無職の男のマンションで生活させられながら、売春などを強要された。

 少女は「逃げたら家族にも迷惑が掛かる。覚悟しておけ」と脅され、わずか8日間に駐車中の車内などで15人ほどの客の相手をさせられた。別の暴力団組員が出会い系サイトで客を見つけていたという。

 警察庁によると、2012年の人身取引事件(売春防止法違反、入管難民法違反、職業安定法違反、風営法違反、刑法の人身売買容疑など)の摘発件数は前年に比べ19件増の44件。摘発人数は54人(前年比21人増)、被害者数は27人(同2人増)と、いずれも増加した。被害者の国籍で最多は日本の11人(同7人増)で、同数のフィリピンとそれぞれ4割を占めた。

 摘発の増加に対し、撲滅を目指す関係者は「氷山の一角」と口をそろえる。国際的な非政府組織(NGO)「反差別国際運動」の原由利子事務局長は「被害者の保護や支援の制度が不十分で、証言が得られにくい」などと摘発の難しさを指摘。「被害者の保護や支援を含めた包括的な禁止法を制定すべき」と訴える。

 国際社会も厳しい目を向ける。日本政府は10年の国連人権理事会で、人身売買罪の刑罰強化、地域的で専門的なシェルターの設置、「奴隷労働」とも批判される外国人研修・技能実習制度の監視強化など21項目の勧告を受けた。米国務省の年次報告書は、04年に「監視対象」国とするなど、10年以上「人身取引根絶の最低基準を満たしていない」国に位置付けている。

 関係する約30団体が加盟する「人身売買禁止ネットワーク」などは日本政府に対し、人身取引対策の政策を一元的に担当する機関の設置や被害者支援の充実など幅広い対策を求めている。

神奈川新聞 2013年8月18日

2013-07-26

「誤った記憶」作った!…利根川氏ら


【ワシントン】脳を刺激して実際と違う誤った記憶(過誤記憶)を作り出すことに、ノーベル賞受賞者の利根川進・米マサチューセッツ工科大教授と理化学研究所のチームがマウスの実験で成功したと、26日付の米サイエンス誌に発表する。

 過誤記憶を人為的に作り出したのは世界で初めて。

 人間はしばしば記憶違いを起こすほか、妄想を抱く病気もある。これらの原因はわかっておらず、今回の成果をきっかけに解明が期待される。

 利根川教授らは、マウスの脳の奥にある「海馬(かいば)」と呼ばれる部分に光を当て、実験を行った。海馬は記憶に関係すると考えられる。マウスの脳細胞には特殊な遺伝子が組み込まれ、光を当てると活性化、直前の記憶が再生されるようになっている。

 このマウスをまず、何もしない安全な部屋に置いた後、形の違う別の部屋に移し、脳に光を当てながら、マウスの嫌いな電気を足に流した。このマウスを安全な部屋に戻すと、外敵に遭った時のように身構え警戒したが、電気を流しただけのマウスを安全な部屋に戻しても、警戒しなかった。

 これは、海馬に光が当たったことで安全な部屋の記憶がよみがえり、マウスが「安全な部屋で電気を受けた」と混同したと考えられる。

【読売新聞 2013年7月26日07時27分】

 確証バイアスと似た状況か。

宗教の原型は確証バイアス/『動物感覚 アニマル・マインドを読み解く』テンプル・グランディン、キャサリン・ジョンソン

 この実験がもしも「恐怖の埋め込み」を意味するならば、新たな世界宗教を容易に創造し得ることだろう。マクロ的な視点では歴史の捏造すら可能になるような気がする。

現在をコントロールするものは過去をコントロールする/『一九八四年』ジョージ・オーウェル

2013-07-24

「イルカは名前で呼び合っている」、英研究


 野生のバンドウイルカは個体特有の音を編み出し、自分を識別する「名前」のように使っているとする論文が22日、米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に掲載された。

 研究の対象となったのは、英スコットランド東岸沖に生息するバンドウイルカ200頭。

 英セント・アンドリューズ大学(University of St Andrews)生物学部、海洋哺乳類研究ユニット(Sea Mammal Research Unit)に所属する論文の主著者、ステファニー・キング(Stephanie King)氏は、「動物の世界で名前、あるいは特定の個体に対する呼びかけが行われていることを示す、初めての証拠だ」と話す。

 イルカが生後数か月の間に個体特有の音、あるいは名前を作り出すことは、これまでの研究で明らかになっている。イルカは泳ぎ回りながら、時間をかけて自分の存在を周りに知らせるという。キング氏によると、野生のイルカの発する鳴き声の約半分が、個体特有の音だという。

◆自分の「名前」が呼ばれると即座に応答

 キング氏率いる研究チームは、イルカが自分特有の音を他のイルカが発した時にどのような反応を示すかについて疑問を持った。

 そこで、研究チームはイルカの群れの鳴き声を録音し、各個体特有の音を一つ一つ再生してイルカに聞かせた。「おもしろいことに、イルカは自分特有の音が仲間から発せられた時に限り反応を示した。即座に鳴き返し、時には何度も鳴き返すこともあった。だが、他の鳴き声を聞いた時には一切そのような反応を示さなかった」とキング氏は説明する。

 研究チームは、イルカの声をそのまま使ったり、あるいは別のイルカが「名前」を読んでいるかのように元々の声の特徴をすべて排除したり、さまざまな方法で個体特有の音の再生を繰り返した。また、異なる群れのイルカが発する聞きなれない鳴き声と、同じ群れのイルカが発する個体特有の音をイルカに聞かせた。その結果、「イルカは自分特有の音が真似された時に鳴き返しており、しかも即座にそうしていた。他の音を聞いた時にはそのような反応を示さなかった」という。

 キング氏は、今回の研究結果は、イルカが群れの中で互いに名前で呼び合うことを示すものだと指摘する。

 イルカの鳴き声の約半分が「名前」を呼ぶものだとみられることから、次の大きな課題は彼らが他にどんな会話をしているのか見つけ出すことだとキング氏は話す。「イルカが発する鳴き声の半分は、何のためのものかわからない。それが、イルカの伝達方法を研究する上での次のステップだ」

AFP/Kerry SHERIDAN 2013年07月23日 11:05 発信地:ワシントンD.C./米国

Bottlenose dolphin

Nose Dip           "Atlantic Bottlenose Dolphin"
【写真はいずれもバンドウイルカ】

 凄いニュースだ。ま、イルカは自己鏡像認知が可能なため自我があるとは考えていたが、名前があるとすればほぼ確実だ。それにしても「誰が」名前を付けているのか?

 人類の言葉も名詞から始まったと考えられているが、名付ける=命名することができるのであれば、名詞を通した情報交換(≒会話)も成立しそうだ。

 自我があるということは幸不幸を感得することでもある。

 以前、何かで読んだが確かカピバラが高度な情報伝達をしているという。我々の想像も及ばぬ豊かなイルカの世界がありそうだ。

2013-07-06

泉田知事、東電社長に不快感~原発再稼働めぐり (動画あり)


◆柏崎刈羽 再稼働協議決裂 地元了解前の申請も

 東京電力の広瀬直己社長は五日、新潟県の泉田裕彦知事と面談し、柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)の再稼働を原子力規制委員会に申請することへの理解を求めようとしたが、物別れに終わった。広瀬社長は知事ら地元が申請を了解しない場合でも、申請に踏み切る可能性があることを示唆した。

 この日の面談で、知事は東電が地元の了解のない段階で、持ち回りの役員会で再稼働申請する方針を決めたことに抗議。了解もないまま新基準で必要とされるフィルター付きベント(排気)設備の工事を始めたことにも抗議した。ベント設備に関する話が終わらないうちは、再稼働の話をするつもりはないと迫った。

 広瀬社長は「地元に説明してから申請することを決めた。申請を決めたわけではない」と弁解した。知事は東電と地元自治体が結ぶ原発の安全協定に基づき、ベント設備の設置では規制委への審査申請前に県の了解を得るよう繰り返し要求。しかし、社長は「申請と事前了解は同時並行的にできる」と含みを残した。

 知事はさらに「なぜ(再稼働を)急ぐのか。安全や信頼よりもお金を優先したのか」「安全協定は地元との約束なのに。うそをつく会社か」などと追及。広瀬社長は「三期連続の赤字は何としても避けたい」「申請して審査を受けるのは安全確保のため」と苦しい説明に終始した。

 面談後、報道陣の質問に答えた広瀬社長は新基準が施行される八日の申請は「難しい」との認識を示し、再度面談したい考えを示した。了解が得られない間は申請はしないのかと問われると、「これから考える」と言葉を濁した。

 広瀬社長は夜、急ぎ都内に戻り経済産業省資源エネルギー庁の上田隆之長官に報告。しっかり地元に説明するよう指示されたという。この後も報道陣から了解なしの申請はないのか確認されると「まだ考えていない」と繰り返した。

東京新聞 2013年7月6日

2013-06-07

中古ランドセル:アフガンの子の喜ぶ姿見て 写真集出版


 内戦が続くアフガニスタンの子どもたちに、日本の中古ランドセルを届ける運動が今年で10年目を迎えた。ランドセルを大事にしながら勉強に励む子どもたちの姿を見てもらおうと、東京都杉並区在住の写真家、内堀タケシさん(57)が写真集「ランドセルは海を越えて」(ポプラ社、1470円)を出版した。内堀さんは「目を輝かせて喜ぶ子どもたちの姿を多くの人に見てもらいたい」と話している。

 ランドセルは丈夫で、6年間使われた後も使用可能なものが多い。大手化学メーカーのクラレが、公益財団法人「ジョイセフ」(東京都新宿区)と協力し、「ボランティアとリサイクルにつながる」と2004年に運動をスタートした。ネットなどでランドセルを募集し、これまでに鉛筆やノートと一緒に10万個以上を届けてきた。

 内堀さんは01年から毎年、アフガニスタンを訪れ、現地の市民生活を記録してきた。運動に携わっている知人から「送ったランドセルがどうなっているか見てきてほしい」と頼まれ、05年に東部の要衝ジャララバードを訪問。その後は自身も運動に加わり、毎年現地で子どもたちを撮り続けてきた。

 写真集では、子どもたちが中古ランドセルをにこにこと見つめる様子や、軍用機が飛び交う中、「青空学級」でランドセルを机代わりに勉強する風景などを紹介している。内堀さんは「日本人にとって何でもないものが、現地の子にとっては一生の宝物になることを知ってほしい」と話している。

毎日jp 2013-06-07

公式サイト

ランドセルは海を越えて (シリーズ・自然 いのち ひと)

2013-05-27

「解放者」米兵、ノルマンディー住民にとっては「女性に飢えた荒くれ者」


 第2次世界大戦(World War II)中の仏ノルマンディー(Normandy)上陸作戦に参加した米軍兵士たちは、フランスをナチスドイツ(Nazi)から解放した勇敢な英雄として描かれてきた。そうした「若いハンサムな米兵さん」のイメージに隠された負の側面を明らかにした研究書が来月、米国で出版される。

 6月に刊行予定の「What Soldiers Do: Sex and the American GI in World War II France(兵士らは何をしたのか:第2次世界大戦中のフランスにおける性と米兵」は、米ウィスコンシン大学(University of Wisconsin)のメアリー・ルイーズ・ロバーツ(Mary Louise Roberts)教授(歴史学)が、米仏で膨大な量の第2次大戦中の資料を研究してまとめた著作だ。

 研究の趣旨についてロバーツ教授は、「GI(進駐軍兵士)はたくましい男で、常に正義に基づいて行動するとの典型的な『GI神話』の偽りを暴き出すことだった」と、AFPに語った。教授によると、米軍では当時「フランス人に対して優位に立つ」手段として性欲、買春、レイプが取り入れられていたという。

 米兵たちは、ノルマンディーの人々から「性のアバンチュール」を求めてやってきた、セックスに飢えた荒くれ者と見られていた。これは地元ノルマンディーではよく知られていることだが、一般的な米国人にとっては「大きな驚きだ」とロバーツ教授は述べている。

◆「女性を隠せ」、街中いたるところで性行為

 米メディアがノルマンディーに上陸した米兵について、キスをする米兵と若いフランス女性の写真を掲載するなどロマンチックな視点で解放者として描いていた間、地元の人々は「問題」に直面していた。地元には、「ドイツ人を見て隠れるのは男たちだったが、米兵の場合は女たちを隠さねばならなかった」という話が伝わっているという。

 米兵たちの放蕩ぶり、不法行為、さらには組織的な人種差別などもあった。「GIはどこでも所かまわずセックスしていた」とロバーツ教授。

 特に、ルアーブル(Le Havre)やシェルブール(Cherbourg)では米兵たちのマナーの悪さが目立ったという。米兵たちは、女性を見れば既婚女性でさえ公然とセックスに誘い、公園、爆撃を受けて廃墟と化した建物、墓地、線路の上など、街中いたるところが性行為の場となった。しかし、全てが両者の合意のもとで行われたわけではなく、米兵によるレイプの報告も数百件残されている。

 ロバーツ教授が調べた資料によれば「セックスをしている男女を見かけずに街を歩くことは不可能」なほどで、当時のルアーブル市長が米駐留部隊の司令官に改善を求めたと記されていた。米軍の上官らは兵士たちの行為について公式な非難声明は出したが、改善の努力はしなかったという。

Allied Invasion of Normandy WWII

◆フランスは「売春宿」、口説き文句も紹介――米誌プロパガンダ

 ロバーツ教授は、当時の米兵が勇気ある青年たちであり、その勇敢で英雄的な行為がフランスから感謝されている事実についても忘れずに触れている。一方で、米軍が未知の国で戦う若者たちを鼓舞する即効策として、意図的に米兵たちの性欲に訴えかけるプロパガンダを行ったとみられる点も指摘している。

 例えば、写真ジャーナリズムの草分けである米誌「ライフ(Life)」は、フランスを「快楽主義者4000万人が住む巨大な売春宿」と表現した。また、米軍機関紙「星条旗新聞(Stars and Stripes)」は、フランス女性を口説くためのフランス語フレーズを連載。「きみ、とても可愛いね」「たばこをあげようか」「ご両親は今、家にいるの?」といった会話の糸口を紹介していた。

 ロバーツ教授は「米兵の性欲は、いったん火が付くと手が付けられなかった」と記している。

 さらにロバーツ教授の著書は、当時レイプ事件で訴えられた米兵は、黒人兵士が圧倒的に多かった事実にも踏み込んでいる。1944年10月の資料によれば、米兵が絡んだ強姦事件152件のうち130件で黒人兵が訴えられている。これについてロバーツ教授は、米軍内の根深い差別を示していると指摘した。フランス人も、すぐに黒人米兵を指さして非難するようになったという。

WWII D-DAY INVASION OF NORMANDY

◆人類の経験として捉え直す

 ノルマンディー上陸作戦から約70年たった今、同書を出版する理由についてロバーツ教授は、歴史を書き換えたいわけではなく、「フランス側から見た実態」を明らかにすることによって、ただの「空虚な英雄譚(たん)」にとどまらない「人類の経験の1つ」としてノルマンディー上陸作戦を捉え直すのが目的だと説明している。

AFP 2013-05-27


ラス・カサスとフランシスコ・デ・ビトリア(サラマンカ大学の神学部教授)/『大航海時代における異文化理解と他者認識 スペイン語文書を読む』染田秀藤
日米関係の初まりは“強姦”/『黒船幻想 精神分析学から見た日米関係』岸田秀、ケネス・D・バトラー
日本にとって危険なヒラリー・クリントン/『この国はいつから米中の奴隷国家になったのか』菅沼光弘
布教インペリアリズム/『みじかい命』竹山道雄

2013-05-26

殺人ロボット凍結、国連で討議へ 検討委開催も勧告


 兵士に代わって敵を自動的に殺傷する「殺人ロボット兵器」の研究開発が米国などで進んでおり、戦争の形態が一変する時代が到来しかねないとして、開発凍結や検討委員会開催を求める勧告が国連に提出されたことが25日分かった。ジュネーブで27日から始まる国連人権理事会の通常会期で討議される。

 遠隔操作式の無人機攻撃が広がる中、兵士を危険にさらさない装備が重宝され、いずれ殺人ロボット兵器の導入に踏み切る国が出てくるとの危機感が背景にある。人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチも4月、禁止キャンペーンに乗り出しており、国際社会の新たな課題となりそうだ。(共同通信)

47NEWS 2013-05-26



◆市民200人超死亡か 米の無人機攻撃 パキスタンとイエメン

 米中央情報局(CIA)などが2002年以降、対テロ作戦の一環としてパキスタンとイエメンで実施している無人機による攻撃の巻き添えとなり、少なくとも235人の民間人が死亡したとみられることが8日、米英3民間団体の調査で明らかになった。民間人犠牲者はこの約4倍に上るとの推計もあり、パキスタンでは対米批判が拡大。国連も調査を進めている。

 攻撃能力を備えたMQ1無人機プレデターなどを使ったパキスタンとイエメンでの攻撃は、ブッシュ前政権下で開始。米兵を危険にさらさずイスラム武装勢力を掃討できるためオバマ政権下で多用され、攻撃回数は6倍以上に増えた。米政府は死者数を含む包括的なデータを公表していない。

 調査は、英非営利組織「調査報道協会(BIJ)」、米ウェブサイト「ロングウォー・ジャーナル(LWJ)」、米シンクタンク「新アメリカ財団」が実施。攻撃回数は3団体とも400回以上とみている。(共同)

MSN産経ニュース 2013-05-08



◆無人航空機、物議をかもすも、一般化は遠くない?

 無人機を使って軍事作戦を実行するという発想は、第1次世界大戦のときからあった。当時は、「自動飛行機」と呼ばれていた。本格的に無人機の開発が進んだのは、1970年代初頭のべトナム戦争のときであった。

IBTimes 2013-05-20



◆米軍撤退後のアフガンを監視する「武装無人機」

 アフガニスタン上空に展開する米国の無人機は、2012年に447回ミサイルを発射した。この攻撃回数は、パキスタンやイエメン、ソマリアなどほかの諸国で米無人機が行ったものよりもかなり多い。

 だが米軍は最近、アフガニスタンでの無人機攻撃に関するデータを公式サイトから削除した。最近、アフガニスタンでの戦闘が下火になっているのと同時に、このような不透明性が増す傾向が見られている。

WIRED.jp 2013-04-20



◆無人機の魅力に取りつかれる米海軍

 米海軍当局者や外部のアナリストは、空母搭載の無人機の登場で、空母戦闘群の攻撃範囲が広がるとみている。というのも、X-47Bは、有人機のステルス戦闘機F-35Cに比べ、ほぼ2倍の距離を飛行できるからだ。

 米戦略国際問題研究所(CSIS)の軍事アナリスト、ジム・ルイス氏は「それは、海上戦のあり方を変える一歩だ」と話した。

WSJ.com 2013-05-14



◆無人機攻撃は合法だが節度必要、米大統領演説

オバマ米大統領は23日、ワシントンの国防大学で対テロ政策について講演し、無人機による攻撃は必要悪だとしながらも、状況の進展に応じて節度を持って使用しなければならないとの見解を表明した。

 講演の中でオバマ大統領は、テロリストは拘束して尋問し、訴追することが望ましいとしながらも、到達困難な地に潜伏している国際テロリストは拘束できないこともあると説明した。

 従って、中央政府の影響力が行き届かない国のテロリストによって米国が脅威にさらされた場合、無人機のみが唯一の選択肢だと強調。米国は国際テロ組織アルカイダやアフガニスタンの反政府勢力タリバーンと戦争状態にあるという理由から、無人機による攻撃は合法だと訴えた。

CNN 2013-05-24



◆パキスタン 米の無人機攻撃に反対

 パキスタン政府は、24日声明を発表し「無人機による攻撃は無実の市民の命を奪い、人権を侵害しており逆効果だ。われわれの主権を侵害し国際法にも違反している」として改めて反対の立場を示しました。

NHKニュース 2013-05-24


無人機プレデター




輸送用ロボットのビッグドッグ

米国の無人爆撃機を操縦していた若者の回想