2012-07-16
バイロン・ケイティ、スティーヴン・ミッチェル
1冊読了。
37冊目『ザ・ワーク 人生を変える4つの質問』バイロン・ケイティ、スティーヴン・ミッチェル:ティム・マクリーン、高岡よし子監訳、神田房枝訳(ダイヤモンド社、2011年/安藤由紀子訳、アーティストハウスパブリッシャーズ、2003年)/刮目すべき一書。思考を反転させることで世界を相対化するところが、ブッダやクリシュナムルティと一致している。「ワーク」とは一種のカウンセリングだが、かくも単純な問いが劇的な効果を生む事実に驚嘆した。「それは本当でしょうか?」「その考えが本当であると、絶対言い切れますか?」「そう考えるとき、(あなたは)どのように反応しますか?」「その考えがなければ、(あなたは)どうなりますか?」――たったこれだけだ。具体的にはワークシートに書いた文章を元に行われるわけだが、それにしてもどうってことはない。ところが、ほんの数分間のやり取りで相談者は生まれ変わるのだ。偽りの解釈、誤った思考がどれほど人生を不幸にしていることか。祈りを捧げたり、修行をする必要はまったくない。ただありのままの現実を受け容れればよい。義務教育にワークを採用するべきだ。
2012-07-15
大飯原発再稼働の理由
J-WAVE plus Jam the world special 関西電力が原発を再稼働するのは金のため。原発が資産計上されないと、毎年2500億円の赤字になり、3年で破綻。困るのは大金融機関や生保などなんだと、ハッキリ言及。
— 古田真人 (ウルビア大好き)さん (@teatree_ft) 7月 15, 2012
小室直樹
1冊読了。書き忘れ。
36冊目『悪の民主主義 民主主義原論』小室直樹(青春出版社、1997年)/いやはや勉強になった。小室直樹の原論シリーズにはハズレがない。民主主義は「所有の絶対性」から生まれた。この絶対性を支えているのがキリスト教の神、という指摘に目から鱗が落ちる。更に民主主義と資本主義が双生児である事実も明かす。「厳選120冊」に入れた。既に120冊では収まらなくなっている。
伝統的な子育て
「伝統的な子育て」って、七人生んでうち一人は四歳の時にはしかをこじらせて死んで、もう一人は井戸に落ちて死んで、残りの五人のうちの三人の息子は高等小学校卒業と同時に小僧に出されて、二人の娘のうちの一人は顔も知らない人間のところに嫁に出された時代の子育てのことかな?
— 小田嶋 隆さん (@tako_ashi) 7月 14, 2012
・togetter
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