・『「言葉」があなたの人生を決める』苫米地英人
・『アファメーション』ルー・タイス
・『「原因」と「結果」の法則』ジェームズ・アレン
・『「原因」と「結果」の法則2 幸福への道』ジェームズ・アレン
・『新板 マーフィー世界一かんたんな自己実現法』ジョセフ・マーフィー
・『未来は、えらべる!』バシャール、本田健
・『潜在意識をとことん使いこなす』C・ジェームス・ジェンセン
・時間を超える
・『こうして、思考は現実になる 2』パム・グラウト
・『自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング』アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ
・『あなたという習慣を断つ 脳科学が教える新しい自分になる方法』ジョー・ディスペンザ
・『ゆだねるということ あなたの人生に奇跡を起こす法』ディーパック・チョプラ
・『科学的 本当の望みを叶える「言葉」の使い方』小森圭太
・『ソース あなたの人生の源はワクワクすることにある。』マイク・マクナマス
・『未処理の感情に気付けば、問題の8割は解決する』城ノ石ゆかり
・『ザ・メンタルモデル 痛みの分離から統合へ向かう人の進化のテクノロジー』由佐美加子、天外伺朗
・『無意識がわかれば人生が変わる 「現実」は4つのメンタルモデルからつくり出される』前野隆司、由佐美加子
・『ザ・メンタルモデル ワークブック 自分を「観る」から始まる生きやすさへのパラダイムシフト』由佐美加子、中村伸也
・必読書リスト その五
量子物理学の定義によると、「場(フィールド)」とは、「物理的な世界に影響を与える、目に見えない動く力」ということになる。
あなたはこれから本書を読んで、「可能性のフィールド」を活用する方法を学ぶことになる。ここでは、【可能性のフィールド(フィールド・オブ・ポテンシャリティ)を略してFPと呼ぶことにしよう】。エネルギーは目に見えないし、私たちは今でも、目に見える世界だけにとらわれているので、まだこのFPの力を本当の意味では理解していない。
【『こうして、思考は現実になる』パム・グラウト:桜田直美訳(サンマーク出版、2014年/サンマーク文庫、2019年)以下同】
こうした独特の専門用語に苛立つ場合は思い切って翻訳するのがよかろう。私は「重力・引力」と解釈した。「引き寄せ」という言葉も好きじゃないので「引力」としている。
しかし実際には、世界を変えるのは、とても簡単なことだ。
【世界を変えるには、自分の期待や思い込みを変えるだけでいい】。本当にそんな簡単なことなのだ!
そう。なぜなら世界は自分の思い込み=妄想でつくられているからだ。我々がありのままの現実世界を生きることはない。脳というフィルターを通して解釈された世界で彷徨(さまよ)っているのだ。「好きな女性に告白して振られた」「就職試験・採用試験・資格試験に落ちた」「プレゼンテーションが失敗した、商談がまとまらなかった、計画が頓挫した」「結婚できない、結婚はしたものの子供ができない、子供はできたが問題児しかいない」など、人生には様々な悩みがつきものだが、「だから自分はダメなんだ」との結論を導き出すのはあなた自身であり、あなたが勝手に作り出した物語であり、あなたの思い込みにすぎない。
「自分を変える」までもなく、「自分の期待や思い込みを変えるだけ」というのがミソだ。やってみると意外に簡単なことがわかるだろう。
意図を持った瞬間に、あなたは欲しいものを創造する。まさに同時発生だ。その瞬間に、現実のものとして存在するのだ。もし見ることができないとすれば、それはあなたがまだ直線的な時間の世界に生きているからだ。「何かを創造するには時間がかかる」という、5歳までの古い思考パターンにとらわれているのだ。
願いをかなえることは簡単にはできないと思い込んでいるので、努力を続けながらずっと待っている。
【でも、物理学者たちは違う考えを持っているようだ。量子の世界では、物事は段階を踏んで出現しない。瞬時に出現する。
つまり、何かを意図したら、意図したのと同時にそれが出現するということだ】。
以前、「本覚思想とは時間的有限性の打破」と書いた。全く同じ発想である。私は科学と宗教は時間論・時間観において融合すると考えてきたが、即時の瞬間性に鍵があるのだろう。