2012-03-29

「騙された」~大飯原発安全性「妥当」評価に専門家批判






 原子力発電所の運転再開の判断の前提となるストレステストを審議している国の原子力安全・保安院の専門家による意見聴取会が20日開かれ、保安院が関西電力・大飯原発のテ­スト結果を「妥当」と評価したことについて、専門家から批判が相次いだ。

 福井県にある関西電力・大飯原発3号機と4号機のストレステストについて、原子力安全・保安院が専門家による審議を前回の8日の会議で打ち切り、「テスト結果は妥当だ」と­する最終評価をまとめ、安全委員会に提出していた。

 これに対し、20日開かれた保安院の意見聴取会で、2人の委員から「議論が尽くされておらず、強い不信感を覚えた」として批判する意見が相次いだ。

 東京大学名誉教授の井野博満委員は「議論が尽くされておらず、「だまされた」という強い不信感を覚えた」と発言。芝浦工業大学講師の後藤政志委員も「積み残している問題が­たくさんある」「あたかもやったかのごとく問題ないとするのは、ものすごく問題だ。それで事故が起きたら責任をどうするのか」と指摘。また、2次評価の報告を待たず、1次­評価だけで、「妥当」とする姿勢についても厳しく批判した。

『モノポリー・マン 連邦準備銀行の手口』


学校の先生が絶対に教えてくれないゴールドスミス物語
「Money As Debt」
『アメリカ:自由からファシズムへ』アーロン・ルッソ監督

2012-03-26

遊ぶ影

Shadowy Playground [explored]

 まるで、人と影が戯(たわむ)れているようだ。

時間の存在




量子宇宙への3つの道 (サイエンス・マスターズ) 脳神経学者の語る40の死後のものがたり わかる「時間」―相対性理論から、タイムトラベル、原子時計まで (ニュートンムック Newton別冊)

時間はどこで生まれるのか (集英社新書) 時間の本性 14歳のための時間論 空間の謎・時間の謎―宇宙の始まりに迫る物理学と哲学 (中公新書)

松田武、斎藤明美、フランツ・カフカ、畑村洋太郎

4冊挫折。

戦後日本におけるアメリカのソフト・パワー 半永久的依存の起源』松田武(岩波書店、2008年)/大冊すぎて体力が持たなかった。

高峰秀子の流儀』斎藤明美(新潮社、2010年)/書き手が位置を誤っている。高峰に近づきすぎて読者を見失っている。

夢・アフォリズム・詩』フランツ・カフカ:吉田仙太郎編訳(平凡社ライブラリー、1996年)/ワン・センテンスが長すぎる。

未曾有と想定外 東日本大震災に学ぶ』畑村洋太郎〈はたむら・ようたろう〉(講談社現代新書、2011年)/良書。ただ私の興味が向かなかった。