2012-07-25

権威を知るための書籍


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「自分は権威とは無縁だ」――そう思っている人は既にコントロールされる側に身を置いていると考えてよい。権威と権力は異なる。権力が外圧性・暴力性を帯びているのに対して、権威は内発的に従わせる力を持っている。我々は知識人、専門家、技術者、すなわちオーソリティの言説を疑おうとしない。原発だって事故が起こるまではさほど疑問も抱かなかったはずだ。

 少々畑違いの書籍も入っているが、ま、古本屋の良心だと思っていただければ、これ幸い。

 権威のメカニズムを解体するには、ここから「物語」を読み解く必要がある。

物語の本質~青木勇気『「物語」とは何であるか』への応答



『無責任の構造 モラルハザードへの知的戦略』岡本浩一
『権威主義の正体』岡本浩一
『人間この信じやすきもの 迷信・誤信はどうして生まれるか』トーマス・ギロビッチ
『ユーザーイリュージョン 意識という幻想』トール・ノーレットランダーシュ
『服従の心理』スタンレー・ミルグラム
『権威の概念』アレクサンドル・コジェーヴ
『一九八四年』ジョージ・オーウェル
『ルワンダ大虐殺 世界で一番悲しい光景を見た青年の手記』レヴェリアン・ルラングァ

スタンレー・ミルグラム著『服従の心理』が文庫化


服従の心理 (河出文庫)
スタンレー ミルグラム
河出書房新社
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 これは河出書房新社の大盤振る舞いといってよい。

『服従の心理』スタンレー・ミルグラム

豊島区が産経新聞社に厳重抗議、さらに再抗議


平成24年7月23日付産経新聞朝刊記事について(抗議)
平成24年7月24日付産経新聞朝刊「産經抄」記事について(再抗議)

 ・記事のおわびと削除
 ・「迷彩服を区民に見せるな」 自衛隊の防災演習、東京の11の区が庁舎立ち入り拒否
 ・「区民に迷彩服を見せたくなかった」と明かした区職員

 デマ記事があれば直ちに新聞購読をやめるべきだ。そうでないと結果的に「嘘に加担すること」となるゆえ。ま、俺は産経新聞とフジテレビは避けて通るようにしているけどね。

産経が早くも謝罪記事掲載に追い込まれ赤っ恥でござるの巻
名物コラムで全面白旗、産経「無条件降伏」の巻~それにしても強い、強すぎる。豊島区役所無双に見るネット広報の威力