古本屋の殴り書き(旧)
「ただ独り、不確かな道を歩め」エリアス・カネッティ
2011-07-15
もの言わぬ死の叫び
それはひどい落胆のしるし、もの言わぬ死の叫び、諦めようとせず、死なぬために、手遅れにならないうちに気勢をもりかえそうとする敗残の軍隊が、秩序も何も乱したような有様だった。(「恋盗人」)
【『11の物語』パトリシア・ハイスミス:小倉多加志〈おぐら・たかし〉訳(ハヤカワ文庫、2005年)】
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿