・ジェームズ・C・スコット著『ゾミア 脱国家の世界史』
・
『反穀物の人類史 国家誕生のディープヒストリー』ジェームズ・C・スコット
佐藤仁監修・訳、池田一人、今村真央、久保忠行、田崎郁子、内藤大輔、中井仙丈訳(みすず書房、2013年)、本文345ページ、上下二段、定価7040円。基本的に喫煙・入浴・トイレでしか読書をしないが、本書は煙草を1本吸っている間に2~3頁しか読めず。骨が折れる。読了は8000メートル級の山頂のように聳(そび)え立つ。
図書館から借りたのだが、2週間で読むことは多分できない。読めるところまで読んで買う他なさそうだ。ジェームズ・C・スコットの著作は以下の通り。
・『
モーラル・エコノミー 東南アジアの農民叛乱と生存維持』勁草書房、1999年
・『ゾミア 脱国家の世界史』みすず書房、2013年
・『
実践 日々のアナキズム 世界に抗う土着の秩序の作り方』岩波書店、2017年
・
『反穀物の人類史 国家誕生のディープヒストリー』2019年、みすず書房
先日手に入れた『
食生活と身体の退化 先住民の伝統食と近代食その身体への驚くべき影響』(ウェストン・A・プライス)につなぎ、台湾原住民にまで考察を進める。
長年にわたって軍隊と国家について思考を巡らせてきたが、租税という視点を加えると驚くほど国家機能が浮かび上がってくる。
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