「胸が痛む」などという安易な言葉で自分を誤魔化すことは決して許されない。私は、この残酷な世界を形成している一つの要素なのだから。
2011-10-29
スティグリッツ氏:世界の主要国の緊縮政策は自滅の約束
ノーベル経済学賞受賞者のジョゼフ・スティグリッツ米コロンビア大学教授は25日、緊縮政策が世界の主要各国にとって「自滅の約束だ」との見解を明らかにした。
同教授はトロントでの会合で、「われわれが事態を乗り切り、経済成長を回復させる唯一の方法は経済を刺激することだ」と指摘。「欧州と米国などで行われている緊縮政策は事実上自滅の約束だ」と指摘した。
【ブルームバーグ 2011-10-26】
世界じゅうでいちばん立派な、いちばん信仰心のない連中のひとりだ
2011-10-28
人の一生は重荷を負(おひ)て遠き道をゆくが如し
「人の一生は重荷を負(おひ)て遠き道をゆくが如し いそぐべからず 不自由を常とおもへば不足なし」――家康の言として伝えられるが実は後世の作。
半世紀近く生きていると、知らず知らずのうちに余計な荷物が増えている。書籍、ビデオテープ、カセットテープ、CD、MD、賞状、記念品、書類、写真、手紙、衣類……。ま、長く使用しているパソコンの不要ファイルみたいなもんだ。さしたる必要性も愛着もないのだが何となく放置したままになっている。
意外と侮れないのが結婚式の引き出物だ。とっくに離婚したカップルの引き出物が未開封のままだった。願わくは返品したいところだ。片っ端から手当たり次第に包装紙を破ったところ、大半がタオルの類いであとは食器だった。
「私」とは一体何なのか? 「私」を証明するものは立場と所持品である。だから荷物が増えてゆくのだろう。私=私の思い出、だ。あやふやな記憶の手掛かりとして記念品や写真、手紙は機能するのだ。サイン、シンボル、マンダラと似ている。
不思議なもので、どんなに大切なものであっても手放した瞬間にゴミと化す。「執着から離れる」とはその程度のことなのだ。離れてしまえばどうってことはない。実はここに自由の意味合いや味わいがある。自由とは「軽やかさ」の異名だ。
幸か不幸か私には子がいない。子供がいれば人生最大の執着となるに違いない。いなくてよかった(笑)。
無一物となることが本当の自由だ。最終的には妻を捨て、自分をも捨てる予定である。
2011-10-25
カダフィが死んで高笑いするヒラリーと八方美人外交の日本
派遣差別
@shusekine
関根秀一郎 「派遣先の社員が出張で買ってきたおみやげのお菓子を、私たち派遣スタッフの席を飛ばして配っていました。そんなお菓子ほしいわけじゃないけど、差別されることが辛い」。とても心に残っている相談です。 #hakenhou
Nov 21 10 via ついっぷる/twippleFavoriteRetweetReply
・パレスチナ人女性を中傷するイスラエルの若者たち
2011-10-24
金で人生を台無しにされたりなんかしないぞ
「(高級車の)ロールスロイス(Rolls-Royce)を買った者もいれば、住宅を買った者もいる。妻たちは美容整形を受けるようになった。とても素朴でいい人たちが、変人に変わっていくのを見てきた。それで私は自分に誓った。『金で人生を台無しにされたりなんかしないぞ』と」(スティーブ・ジョブズ)
【故ジョブズ氏は世界で最低の経営者? 伝記著者が語る:AFPBB News 2011-10-24】
・スティーブ・ジョブズ
EU、CDSの「空売り」禁止へ 欧州市場で12年から
欧州連合(EU)が来年11月から、国が破綻(はたん)するリスクを取引する金融派生商品クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)について、現物を持たないまま売る「空売り」を欧州市場で禁止する方向になった。18日夜、欧州議会とEU加盟国の代表が合意した。
欧州では、国債CDSの空売りがギリシャなどの国債価格が落ちる一因で、政府債務(借金)危機を深刻にしたとの意見があり、昨年から規制の議論が進んでいた。
CDSは保険に似た商品。国債を持つ投資家が一定の保証料を支払えば、予定通りにお金が返ってこない債務不履行(デフォルト)になっても、元々の金額が保証される。「空売り」は、現物の国債などの裏付けとなる資産を持たずにデフォルトに賭け、もうけようとする行為だ。
【asahi.com 2011-10-19】
EU:株空売り禁止で基本合意 全域で規制へ
欧州連合(EU)の加盟27カ国と欧州議会の代表は18日、金融市場の混乱時に、株式や債券などを保有せずに売り注文を出す投機的な「空売り」と、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)と呼ばれるデリバティブ(金融派生商品)の取引をEU全域で禁止する規制策について基本合意に達した。
これらの取引は、財政危機に陥ったギリシャ国債の暴落や市場の混乱を助長したと批判されている。EU統一基準としての規制策合意を受け、バルニエ欧州委員(域内市場・サービス担当)は「空売りの透明性を確保し、金融市場の安定と責任を高めるための重要な一歩」と歓迎した。空売り規制策はEU財務相理事会と欧州議会の正式承認を経て12年11月発効の見通し。
合意によると、市場混乱時に各国の監督当局は欧州証券市場監督局(ESMA)と協力し、空売りやCDS取引を一時的に禁止する権限を得る。株式、国債、国債CDSの空売りについては当局への報告を義務付ける。
CDSは債務不履行リスクを保証するデリバティブ。国債などの信用が下がると価格が上がる仕組み。ギリシャ危機では、ヘッジファンドなど投機筋がギリシャ国債のCDSを大量購入する一方、同国国債に大量の空売りを仕掛け、国債暴落に拍車をかけたと指摘されている。(共同)
【毎日jp 2011-10-19】
・CDSが爆発するのはこれから/『大恐慌入門 何が起こっているか? これからどうなるか? どう対応すべきか?』朝倉慶
・国債とCDSの仕組み/『恐慌第2幕 世界は悪性インフレの地獄に堕ちる』朝倉慶
2011-10-23
日本のマスコミは政治家や経営者と同じ目線
日本にいる海外メディアの記者たちは、電車やバスで移動して、その間に市井の人々と話したり、街の広告から情報を得たりと、一般の人と同じ目線で動き、考え、取材活動に活かしている。
ところが、日本のマスコミの場合、ハイヤーを使ったりしているから、政治家や経営者などと同じ目線になりがちになる。そして、次第に向こう側(権力側)の世界に入っていることに気づかなくなり、いつのまにか同化してしまう。
【『ジャーナリズム崩壊』上杉隆(幻冬舎新書、2008年)】
「オリンパス・ショック」は世界の反面教師:ウィリアム・ペセック
世界各地のMBA(経営学修士号)カリキュラムには、新設講座として「オリンパス101」を追加すべきだ。実業界の大物を志す者にとって、危機打開、大手企業の経営、世界3位の日本経済のかじ取りにおいて、反面教師の例を学ぶことは時宜にかなった実践演習になるだろう。
エンロンやワールドコムやウォール街の不正行為で厭世(えんせい)的になった投資家が、いまだ一企業のスキャンダルに驚くという事態は、多くのことを物語っている。カメラ・医療機器メーカーのオリンパスはこの1週間でそうした偉業、またはそれ以上のことを達成してしまったのだ。
現在進行中の今回の出来事には、あらゆる要素が盛り込まれている。1919年創業という誇り高き企業、日本人トップならやらないであろう手法で企業改革を成し遂げようとして解任された外国人社長、日本ではめったに表ざたにならないのに表面化した内紛、やくざ関与の可能性の気配、浪費されたかもしれない多額の現金、何をすべきか分からない企業幹部、メディアの熱狂、問題がすべて消えてなくなってほしいと願う規制当局者などだ。
物語の本筋はまだ始まっていない。日本はいざとなったら、どう収拾を図るのだろうか。理想的な世界なら答えは簡単だ。オリンパスの取締役は解任され、規制当局は日本株式会社への信頼を取り戻すため、熱意や公明正大さや誠実さを発揮して、この恥ずべき出来事を調査するだろう。
内部調査
この物語は、オリンパス初の外国人社長、マイケル・ウッドフォード氏が就任後わずか約7カ月で解任されたことから幕を開ける。社外アドバイザーに大金が説明もなく支払われたことを調査したことで解任されたとするウッドフォード氏の主張をオリンパスは否定。その後、オリンパスは急に思い出したかのように、08年の総額20億ドルの英ジャイラス買収で、6億8700万ドル(現在のレートで約530億円)という桁外れの金額をアドバイザーに支払ったことを認めた。
プロスペクト・アセット・マネジメントの創業者、カーティス・フリーズ氏によれば、そんなことがまかり通るのは、会社に「頭脳よりもカネの方が多い」場合だという。私も、オリンパスの取締役会よりも、バーナード・マドフ受刑者(米史上最大のねずみ講事件の首謀者)やマルクス兄弟(米国のコメディアン)に投資資金を預けた方がましだと思う。
制度的欠陥
この出来事は、日本が患っている症状を示していると同時に、今年に入ってからの震災や度重なる放射能危機、国債格下げ、デフレの深刻化、円高、08年のリーマン・ショック以来5人目の首相の就任といった憂鬱に続く出来事だ。ゴールドマン・サックス・グループのストラテジスト、キャシー松井氏が言う「オリンパス・ショック」は、日本の制度的な欠陥を市場に再認識させている。
この物語は今後さらに関心を集めそうだ。オリンパス筆頭株主の日本生命保険と、米投資会社のハリス・アソシエーツは、ウッドフォード氏解任後に株価が45%以上下落したことを受け、同社に説明を求めている。FACTA誌は、オリンパスの支払いの一部は「反社会的」分子に渡った可能性があると伝えた。
私が海外に出張してスピーチすると、日本への興味は困惑するほど少ない。話題が中国やインド、タイに移ると聴衆は全神経を集中させるが、日本の話をした途端、スマートフォン(携帯多機能端末)のブラックベリーを取り出す。
多くの人が日本を軽視する傾向がある中、政府はより熱心に賢く努力する必要がある。企業にも同じことが言えるが、実際に努力しているところは少ない。
事なかれ主義
日本の企業文化である、問題を見た見ぬふりをして放置する事なかれ主義は、スピードや革新性、透明性を重視するグローバル化社会に逆行する。
日本のコーポレートガバナンス(企業統治)は不十分であり、厳しい監視が必要だ。日本企業の取締役会では議論が白熱することはまれだ。その理由の一端は、あ然とするほどの高額を得ている米国人ほどの報酬を日本企業の役員が得ていないからだ。株主は役員は頭が良く、日本株式会社のために全力を挙げていると思っている。だから株主が厳しい質問を浴びせかけることもほとんどない。
とはいえ、一連の買収で多額の金額が無駄になったというコンサルティング会社プライスウォーターハウスクーパース(PwC)の報告書を、オリンパス取締役会が取り合わなかったことについてはどう説明すればいいのだろうか。取締役会はPwCの報告書の内容よりも、ウッドフォード氏が同社の財務諸表を調べたことを問題視しているようだ。社外取締役がいれば、オリンパスにとってもウッドフォード氏にとっても良い結果になっていたかもしれない。
正義があるなら
最後に落ちをつけようと思うが、今回の出来事は冗談を言って終わらせることができるような問題ではない。オリンパスはウッドフォード氏をメディアへの内部情報漏えいで訴える可能性がある。この国に正義があるならば、証券規制当局は菊川剛会長とその他の取締役にとって不愉快な質問をするはずだ。その回答を聞けば、オリンパスで「頭脳」が使われているのかどうかが明らかになるだろう。
【ウィリアム・ペセック】
(ウィリアム・ペセック氏はブルームバーグ・ニュースのコラムニストです。このコラムの内容は同氏自身の見解です)
【ブルームバーグ 2011-10-21】
・オリンパスショックのわかりやすいまとめ:ハムスター速報
「2歳未満の子供にはテレビを見せないで」、米国小児科学会が指針
米国小児科学会(American Academy of Pediatrics、AAP)は18日、2歳未満の子供にはテレビを見させるべきではないとする指針を発表した。1999年に出した前回の指針を改定した。
学会は、子供のテレビ視聴に関する50以上の研究のうち、テレビ視聴が言語発達の遅れに結び付く可能性を示したものが複数あると指摘している。
学会は、親のテレビ視聴が子供に悪影響を及ぼす可能性についても警告している。指針をまとめた小児科医のアリ・ブラウン(Ari Brown)氏は、AFPの取材に対し、「テレビがついていると、親はあまりしゃべりません。子供のおしゃべりの時間が短ければ短いほどその子の言語発達が遅れるという科学的証拠もあるんです」と話した。
なお、指針が対象とするのは、ビデオゲームなどのインタラクティブ(双方向性)なゲームではなく、テレビやパソコン、携帯電話などで受動的に眺めるメディアだ。
「今回の指針は、メディアが2歳未満の子供にネガティブな影響を及ぼしうることとポジティブな影響はあり得ないことを、これまで以上の証拠により示している」と、学会は述べている。
乳幼児向けDVDが脳の発達阻む?
ブラウン氏は、指針の改定は0~2歳児をターゲットにしたDVDが爆発的に増えている現状からも必要だったと話した。「良い内容のものも確かにありますが、『セサミ・ストリート(Sesame Street)』でさえ2歳未満にとっては理解できない内容で、学習を促すようなものではありません」
米国では、子供の3人に1人が3歳までに自分専用のテレビを持つ。また、乳児および未就学児向けのDVDは年間2億ドル(約150億円)の利益を生み出す一大マーケットとなっている。
学会は、「乳幼児向けビデオのベストセラーの4分の3は明確に、あるいは暗に『教育用』をうたっているが、2歳未満の子供に教育的メリットがあるかは実証されていない。脳の発達には、電子メディアにさらされるより自由に遊ぶことの方が効果的だ」としている。
ある父親の「気づき」
米デラウェア(Delaware)州ウィルミントン(Wilmington)に住む2児の父親、マシュー・スリバンさん(36)は、このたび、子供たちのテレビ視聴を制限することにした。医者に言われたからではなく、常識を働かせたのだという。
「息子はテレビを見ている時にはゾンビみたいだ。テレビを見ていない時に帰宅すると駆け寄ってハグしてくれるんだが、テレビを見ている時に帰ったら僕の存在にさえ気付かない有様さ。1日のうち数時間もそんな状態にならないよう気をつけているよ」
【AFP 2011-10-22】
パレスチナ人女性を中傷するイスラエルの若者たち
人種差別は奇妙なほど同じ表情をしている。構造も全く同じだ。多数派という安全な位置から暴力を振るう。
・エリザベス・エックフォードを罵ったヘイゼル・ブライアント
・ユダヤ人少年「みなが、その共犯者さ」
・アメリカとイスラエルの共通点
・国連総会のテロ非難決議に反対したアメリカとイスラエル(1987年)
2011-10-22
【中国交通事故】冷酷18人の通行人2歳の女児を助けず/「曇り空、ふたりで」SIONと福山雅治
中国:ひき逃げされ放置の女児死亡
中国広東省仏山市で車にひかれ、通行人18人に救助されず素通りされた後、瀕死(ひんし)の状態で搬送された女児(2)が事故から9日目の21日未明、搬送先の病院で死亡した。地元紙、南方日報が同日、短文投稿サイト「微博」の公式ページで伝えた。
「悦悦ちゃん」と呼ばれる女児は、自宅近くの商店街で13日夕方、ワゴン車にひき逃げされた。血を流して苦しんでいるのに通行人に見て見ぬふりをされ、後から来たトラックにも両脚をひかれた。その後病院に運ばれ、意識不明のまま懸命の治療が続いていた。(共同)
【毎日jp 2011-10-21】
・キティ・ジェノヴェーゼ事件~傍観者効果/『服従実験とは何だったのか スタンレー・ミルグラムの生涯と遺産』トーマス・ブラス
閲覧注意のこと。私は一度見たが、正視するに耐えず途中でやめた。尚、SIONの曲は彼の熱烈なファンである福山雅治がギターを弾いている。亡くなった2歳女児と歌詞が重なる。
回答者87%「倒れた高齢者助けないのは後が恐いから」=中国
首都経済大学など中国の3大学は17日、社会における信用問題に関連する民意調査の結果を発表した。中国で多発している「街頭で倒れた高齢者を、だれも助けない」現象について「後が怖いと考えるから」と回答した人が全体の87.4%にのぼった。中国新聞社が報じた。
7.2%が「ひとごとなので冷淡になる」、5.3%が「医学的知識がないから」と回答した。
「倒れた高齢者を助けるべきか」との質問に対しては64.8%が「助けるべき」、26.9%が「何とも言えない。状況による」、8%が「助けるべきでない」と回答した。
同調査を実施した関係者は「社会における道徳概念はいまだに存在するものの、社会から信用が失われていることが人々の道徳心を損ねている」と述べた。
◆解説◆
中国では、道路などで倒れた高齢者を見て助けたところ、本人や家族から「あなたのせいで転倒して負傷した」などと治療費を請求されるトラブルが発生している。そのため、倒れた高齢者の回りに多くの人が集まったがだれも助けようとせず、急病だった高齢者が死亡するケースも発生している。
【サーチナ 2011-10-19】
・傷つき、困っている人を助けてはいけない 親切心を踏みにじる判決が示した“正しい処世術”
中国人の驚きの交通マナー?
それよりもっと恐ろしいのが人身事故を起こしたときの中国人の行動です。
中国では事故を起こして相手が怪我や後遺症を負った場合何年にもわたり多額の治療費を請求されるそうです。しかし相手が死亡した場合はその治療費が要らなくなます。少しでも安く済ませたい中国人は被害者を2度、3度と轢いて確実に殺します。
日本ならこれは殺人です。しかし中国ではただの交通事故でしかないんです。
【びーこのブログ】
・5歳男児ひき逃げ事件も起きていた(中国)
・中国の交通事故映像集
・中国 ひき逃げされた男性死亡 車41台が素通り
・転倒老人 助けない見物人と大泣きする外国人女性=上海
・SION
ロバート・クワインとルー・リード、トム・ウェイツ、SION
何と私の大好きなミュージシャンに共通点があった。ロバート・クワインというギタリストだ。尚、ロバート・クインという表記が多いが、彼の親戚に哲学者のウィラード・ヴァン・オーマン・クワインがいるため、「クワイン」としておく。
・魔法と喪失 2 イカれた保険外交員の青春
・SION
9.11テロに関する仏ネオコンのプロパガンダ
9.11テロの政府陰謀説を否定するため放送局ARTEが放映したプロパガンダ・ドキュメンタリーの分析。
・グレゴリウス15世(ローマ教皇)
布教聖省
1622年、全世界の宣教活動を指導するために創設された教皇庁の行政機関。教皇グレゴリウス15世の命により正式に発足、「プロパカンダ」とも呼ばれ、1649年の資料では、26宣教団と300名以上の宣教師を指導。
【VII 近代世界のキリスト教 2】
・福音宣教省
・PNAC(アメリカ新世紀プロジェクト)
・“米帝国論”のシンクタンク アメリカ新世紀プロジェクト(PNAC)
・モンサント社が開発するターミネーター技術/『自殺する種子 アグロバイオ企業が食を支配する』安田節子
アメリカにおいてシンクタンクが作るのは政策というよりも「政治レベルの教義」であることがよく理解できる。
生きるとは
@kenichiromogi
茂木健一郎 「生きるとは、一瞬ごとに、膨大な可能性が死んでいくということだ」(塩谷賢の言葉)
Nov 07 10 via webFavoriteRetweetReply
・死ぬのもよし、生きるのもよし
2011-10-21
気温と服装の目安
その日の「最高気温」を基準にして
・22℃~20℃…半袖と長袖の分かれ目
・20℃~15℃…秋物のセーター、または1枚羽織るもの
・15℃以下~…冬服に着替える目安
ちなみに、コートやブーツは「最低気温」が10℃になった頃を目安にするとよさそうです。最低気温が5℃になったらマフラー、手ぶくろを使いましょう。
【2chコピペ】
この壷は満杯か?
ある大学でこんな授業があったという。
「クイズの時間だ」教授はそう言って、大きな壷を取り出し教壇に置いた。
その壷に、彼は一つ一つ岩を詰めた。壷がいっぱいになるまで岩を詰めて、彼は学生に聞いた。
「この壷は満杯か?」教室中の学生が「はい」と答えた。
「本当に?」そう言いながら教授は、教壇の下からバケツいっぱいの砂利をとり出した。
そしてじゃりを壷の中に流し込み、壷を振りながら、岩と岩の間を砂利で埋めていく。
そしてもう一度聞いた。
「この壷は満杯か?」学生は答えられない。
一人の生徒が「多分違うだろう」と答えた。
教授は「そうだ」と笑い、今度は教壇の陰から砂の入ったバケツを取り出した。
それを岩と砂利の隙間に流し込んだ後、三度目の質問を投げかけた。
「この壷はこれでいっぱいになったか?」
学生は声を揃えて、「いや」と答えた。
教授は水差しを取り出し、壷の縁までなみなみと注いだ。彼は学生に最後の質問を投げかける。
「僕が何を言いたいのかわかるだろうか」
一人の学生が手を挙げた。
「どんなにスケジュールが厳しい時でも、最大限の努力をすれば、いつでも予定を詰め込む事は可能だということです」
「それは違う」と教授は言った。
「重要なポイントはそこにはないんだよ。この例が私達に示してくれる真実は、大きな岩を先に入れないかぎり、それが入る余地は、その後二度とないという事なんだ」
君たちの人生にとって“大きな岩”とは何だろう、と教授は話し始める。
それは、仕事であったり、志であったり、愛する人であったり、家庭であったり、自分の夢であったり…。
ここで言う“大きな岩”とは、君たちにとって一番大事なものだ。
それを最初に壷の中に入れなさい。さもないと、君達はそれを永遠に失う事になる。
もし君達が小さな砂利や砂や、つまり自分にとって重要性の低いものから自分の壷を満たしていけば、君達の人生は重要でない「何か」に満たされたものになるだろう。
そして大きな岩、つまり自分にとって一番大事なものに割く時間を失い、その結果それ自体を失うだろう。
【2chのコピペ記事】
・今やり直せよ。未来を。
ジャン=ジャック・ルソーは変態性欲者だった
1732年にジュネーヴを離れ、ヴィラン男爵夫人に庇護されながら、さまざまな教育を受け、その愛人となった。この時期については晩年、生涯でもっとも幸福な時期として回想している。
夫人と別れたのち、1740年から1741年にかけてリヨンのマブリ家(哲学者マブリ、コンディヤックの実兄の家)に滞在、マブリ家の家庭教師を務める。この職を辞した後、1742年に音楽の新しい記譜法を発表し、それを元手にパリに出てディドロらと親しくなる。これがきっかけで後の一時期、『百科全書』に原稿を執筆している。1745年、下宿の女中テレーズを愛人とし、10年間で5人の子供を産ませ、5人とも孤児院に送った。
私生活においては、極度のマゾヒズムや露出癖、知的障害者に性的虐待を行い妊娠させ次々に捨てるなど、性倒錯が顕著でもあり、自身の著書『告白』などでそれら様々な行動について具体的に触れている。少年時代には強姦未遂で逮捕されたこともあった。
【Wikipedia】
・サドと、エマニエル夫人と、ロリータと、フランス人とドイツ人:鈴木傾城〈すずき・けいせい〉
ジャン=ジャック・ルソーはスイス生まれであるが、16歳でヴィラン男爵夫人の情夫となっているのでフランス人と考えてよかろう。
メヘンディ(ヘナタトゥー、ヘナアート)
インドやパキスタンの女性が行う皮膚装飾をメヘンディという。ヘナという植物でつくった染料を用いるためヘナタトゥーとも呼ばれる。一種のボディペイントといっていいだろう。あるいは簡易刺青。それにしても手の込んだ美しい意匠である。さながらマンダラの如し。
2011-10-20
警察取り調べの実態「人生むちゃくちゃにしたるわ!」(大阪府警)
取り締まる側が法を蔑(ないがし)ろにしている。法が機能しないことは暴力の台頭を意味する。聴取に応じた人物がたまたまボイスレコーダーを持っていたことで明らかになった。泣き寝入りしている市民も多いことだろう。大阪のあちこちで小さな殺意が芽生えているに違いない。
国内企業の2/3は欠損法人(赤字経営)のため法人税を払っていない
国内企業の2/3は欠損法人(赤字経営)のため法人税を払っていない。所得税の最高税率は70%(1984年)から40%(2007年)に引き下げられた。明らかに企業と金持ちが優遇されている。国民は唯々諾々と年貢を納める小作人となってしまった。それでも尚、怒りとストレスに耐えている。
— 小野不一 (@fuitsuono) 2010年10月5日
自己と非自己を分かつのは胸腺
この(ウズラとのキメラ)ニワトリは、羽根を動かし、摂食し、正常に成長するが、生後3週から2ヵ月もすると、まず、羽根が麻痺してぶらさがり、歩行も摂食もできなくなる。やがて全身の麻痺が進行し、衰弱して死ぬ。
ニワトリの免疫系が、ウズラ由来の神経細胞を「非自己」の異物として認め、拒絶するからである。ウズラ由来の細胞からなる脊髄部分に、ニワトリの免疫細胞が入り込み、神経細胞は破壊され脱落しているものがみえる。すなわち、いままで「自己」のものとして使われていたウズラ由来の神経は、「非自己」と判断され排除されてしまうのである。自然が、「種」というものを厳密に区別する働きをいかに大切にしているかを示す好例である。
ところが、神経管移植の際に、免疫の中枢臓器である「胸腺」になる原基をウズラから取って、神経管と同時にニワトリ胚に移植しておくと、拒絶反応は起こらない。「胸腺」については、別の項で詳しく述べるが、ウズラの細胞を「自己」と認識するか、「非自己」と認識するかは、この「胸腺」が決めているわけである。ウズラの胸腺になる原基を同時に移植されたニワトリは、一生、ウズラ模様の羽根をつけたまま生き延びる。
【『免疫の意味論』多田富雄(青土社、1993年)】
2011-10-19
白リン弾に関する覚え書き
イスラエル軍に殺されたパレスチナ人の遺体が黒焦げとなっていた。むしろ炭化といった方がいいだろう。白骨が剥き出しになった遺体もあった。とあるウェブページに「人体を内側から破壊するような新兵器を使っている」と書かれていた。あちこち調べたところ、どうやら「白リン弾(白燐弾)」のようだ。
ところが再び行き詰まった。「白リン弾は通常兵器だ」という指摘もあったからだ。というわけで、今現在の私の認識は「炭化した遺体」「見たことのない悲惨なケロイド状態」は白リン弾によるもの、という前提で書いていることをご了承されたい。
以下に各所からの抜粋を示す。
白リン弾:運用に関する議論
2004年11月のイラク、ファルージャにおけるアメリカ軍の攻勢や、2009年のイスラエルによるガザ紛争に際して使用された白リン弾を「激しいやけどをもたらす非人道的兵器だとして規制を主張する意見、それに対する反論が現れた。 白リン弾に関する情報は誤報も多く、現在の白リン弾の威力はマスコミが威力や効果を著しく誇大化する誤まった情報を伝え、それがネットで増幅された物であるとする意見もある。
【Wikipedia】
私は対人地雷、クラスター爆弾、その次ぎに残忍な兵器が「白燐弾」だと思って「対人焼夷弾」の情報を集めている。無人偵察機と白燐弾を組み合わせることで、建物を破壊しないで、人間だけを殺せる残忍兵器になる。ナパーム弾のように広範囲でなくとも、迫撃砲なら路地の一角、建物の屋上など、ピンポイントで狙えることが可能になる。
最初にそのことに気がついたのは、イラクで反米武装勢力と米海兵隊が戦ったファルージャの市街戦であった。現地の写真を見ると、不思議なことに戦闘が終わったファルージャの街は、意外と建物が壊れていないのに、積雪を思わせる白い粉が積もっていた。最初は発煙弾か照明弾の燃えかすかと思っていた。しかし周囲に散乱する死体は骨が溶けるほどに燃焼していた。銃弾や砲弾で死傷した傷とは明らかに違うのだ。死体は体内で何かが高温で燃焼したからと考えた。それが白燐弾による対人焼夷攻撃を考えたきっけだった。
【神浦元彰】
アムネスティ「ガザへの白リン弾砲撃は戦争犯罪」
アムネスティ・インターナショナルでは「世界でも最も人口の密集した地域として知られるガザの一般市民居住区へイスラエル軍が白リン弾を砲撃した事実は、『戦争犯罪』である」と公式の糾弾声明を出した。一方イスラエル政府では、白リン弾を使用した事実を公式には認めていない。
しかしこうした (国連や人権擁護団体からの) 非難に応えて、イスラエル軍部は21日水曜次のような公式声明を発表した。「この件に関して事実関係を調査するために、特別捜査班が編成された」
【米流時評】
これを見た時は血が凍りついた。独特の不気味な白い航跡を描くのは、紛れもなく04年に米軍がイラクのファルージャで使用し、国際的に大問題となった「White Phosphorus」白燐弾である。ジュネーブ条約では市街戦では使用禁止となっている、極めて致死性の強い化学兵器であり、被爆すると皮膚や肉が溶解してしまう、とんでもない代物である。
【米流時評】
白燐弾は焼夷兵器禁止条約から漏れており、化学兵器禁止条約からも漏れている為、現状では違法兵器ではありません。つまり、「条約違反だ!」と声高に叫ぶ事は間違っています。それはデマを流す行為ですので、止めて下さい。デマでは無い、正しい、と言うのであれば、法的な根拠を指し示して下さい。しかし数年前にもこれと同じ流れになっており、白燐弾は条約違反だとする側は最終的に「条約に書かれていなくても国際慣習法のもとで不法であると論ずることができる」というアクロバット的な論法を繰り出しています。しかし白燐弾は問題化したのがつい最近の話であり、昔からの慣習であるとはとても認められません。
【週刊オブイェクト】
まず白燐は化学兵器では有りません。化学兵器禁止条約(CWC)で規定されている毒性化学物質とその前駆物質の中に、白燐は含まれていないのです。
【週刊オブイェクト】
もちろん派手に燃えて飛び散っている白燐欠片を直接浴びれば火傷をするでしょう。しかしそれは、通常榴弾が炸裂した時に飛び散る弾殻破片の殺傷効果範囲よりも危害半径が狭いのです。そして、白燐が燃焼した時に発生する煙を浴びたところで、人体発火や骨まで溶けるというような奇怪な現象は発生しません。煙は広がるがこれでは人を殺せず、燃える白燐片は遠くまで届かない。それはつまり、白燐弾は通常榴弾よりも殺傷力で大きく劣るという事の証左です。(中略)このように白燐弾からの煙による死亡例は存在しません。
【週刊オブイェクト】
イスラエルもハマスも酷いのは確かですがその事実と白リン弾に関するデマを広げることで前者のイスラエルとハマスの非道が薄らいでしまうのはガザ地区の惨状を伝える阻害要因になり現在停戦(※更新時)しているにせよ恐らく今後も混乱が続くだろうこれらの紛争ないし平和に対し状況悪化を促す言論上の脅威とも捉えられかねず却って悪循環なのではないかと。いずれにせよ白リン弾デマにかけたリソースを他に振り分けた方が有益ですよ。
【『帝國』ブログ】
多少の知識がある人なら、白燐弾、いわゆる WP (ウィリー ピート) が目標マーキングや標定弾に使用する、発煙が主目的の弾だというのは常識。もちろん、化学反応によって燃焼して煙を出すわけだが、そもそも化学反応を起こすから化学兵器、という解釈からして大間違いだということに、このニュースに釣られた多くの人はまったく気付いていない。
【Kojii.net】
「高度300~400メートルの地点で白リン弾を破裂させると、親指大のリンが雨あられのごとく地上に降り注ぐ。人間に付着すると衣類や皮膚を貫通して体内に潜り込み、骨を溶かすほど激 しく燃え続ける。世界でもっ とも人口密度の高い地域であるガザでの使用は、人間を焼き打ちにするのと同じ効果があるのです」 国際条約で使用が禁止されてはいないものの、国際人権団体のヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は、白リン弾を焼 夷弾とみなし、「特定通常兵 器使用禁止制限条約(CCW)」の第3議定書に違反の疑いがあると問題にしている。
国際社会の批判が高まっても使い続けるイスラエルには当然、計算がある。
「建物の周囲に潜んでいる人間を簡単に殺傷できるのですが、体内から焼かれるため遺体はキレイなままで残虐性が薄れる。それに、鉄筋造りのビルなどには全く効果がないのでインフラを破壊するこ とがなく、占領後の統治がスムーズに運ぶ。人 間を焼き打ちにする使い方を始めたのは、04年にイラク中部ファルージャを攻撃した米軍です」(前出の神浦氏)
【自衛隊も所持…イスラエルが堂々と使っている「白リン弾」の恐怖 : ニュー投】
「死体を焼いたし、女も子供も焼いた……白リン弾で無差別に殺しました。(白リンが)直接肌に触れると、確実に致命傷になって、肉を焼き尽くすんです」――ファルージャで戦闘に参加した元米軍兵士ジェフ・アングルハートの証言
【ファルージャ虐殺映像・ボーイスカウト・日本?(編集委員レビュー・11月第4週)】
白燐弾は「科学兵器」でなく「通常兵器」だからこの使用については特に問題ないとの主張は、なにひとつポジティブな主張はしていない。そういう意味からすれば、むしろ意図的に現状を肯定するデマゴーグなのは白燐弾の使用肯定派になる。
今回のイタリアのテレビは、ファルージャがいかなる惨状に見舞われたか、そしてそこで使われた兵器がどのようなものだったかを明らかにしている。それは目撃証言・内部証言・さらに映像にて示されているものだ。
果たして、この映像を見てそれでも、白燐弾は「科学兵器」でなく「通常兵器」だからこの使用については特に問題ない、と言い切れるだろうか。
これは倫理の問題なのである。
【白燐弾は通常兵器なのか? 白燐弾をめぐる誤解について】
白燐は、体に付くと取れにくい、猛毒で燃焼性の高い物質で、微量でも体に付くと化学火傷を引き起こす性質も持ちます。白燐はその毒性や被害の残酷性から対人使用は禁止されています(煙幕や照明として使用する分には合法)。(中略)ちなみに米軍は黄燐焼夷弾(白燐弾)の対人使用はジュネーブ条約違反と兵士に教え込んでおり、米軍が白燐弾をジュネーブ条約違反の兵器と認識していることには間違いありません。
【白燐弾報道をデマとするデマに対して】
黄燐は焼夷剤の一種であり、焼夷兵器に分類されます。
焼夷兵器は現在では通常兵器という解釈が主流ですが、二昔程前までは化学兵器という解釈が主流でした。焼夷兵器は物理エネルギーによる破壊を目的としている点では通常兵器ですが、窒息死、中毒死等、その効果においては化学兵器であり、化学兵器と通常兵器の灰色領域の兵器です。
【黄燐弾(黄リン弾)または白燐弾(白リン弾)または燐酸弾】
ファルージャ戦において、アメリカ軍は、白燐弾が有用な兵器であることに気づいた。
「白燐弾は効果的で多用途に使える兵器であることが証明された。われわれは交差路での視界遮断作戦、その後の戦闘では、強力な心理的な兵器として使用した。前線や塹壕の武装勢力に対して、爆発では得られない効果をこれによって得ることができる。われわれは"shake and bake"(驚かせて焼く)作戦によって武装勢力を攻撃した。白燐弾によって敵を驚かせ、爆発によってそこから出てくるようにするのだ。HC煙幕がもっと効果的だとされていたので、白燐弾を最後まで保有していたため、この煙幕作戦に改良された白燐弾を使用したのだ」。
【燃える雨、白燐弾 米軍による白燐弾使用の実態についてのまとめサイト】
米国のイラク侵略と不法占領自体がそもそも国際法に違反した犯罪ですから、その枠組みの中で米軍が犯した犯罪を指摘することは屋上屋を重ねるようなものですが、とりあえず、国際法の専門家の協力を得て、多少官僚的に、法的な論点を整理しておきます。
【チェルシー・ブラウン&益岡賢】
以上で引用終了。ざっと目を通しただけで、きちんと読んだわけではない。ま、読むつもりもない。大体、戦争犯罪について議論するのは不毛だと思われる。「正しい殺し方」をああでもない、こうでもないと意見をぶつけ合ったところで死んだ人々は帰ってこない。
白リン弾を巡る議論は、宗教者が教義の正統性を争う姿と酷似している。
私の見た遺体の画像が白リン弾によるものであるとすれば、現在パレスチナに対して使用しているイスラエル軍は弾劾されて当然だ。
イスラエルこそは、国際社会で大手を振って歩くテロリスト国家であるというのが私の認識だ。
アメリカとイスラエルという世界最大の犯罪国家が、有色人種に対して白リン弾を使用したという事実を忘れてはならない。キリスト教やユダヤ教の人種差別思想は病的なレベルを軽々と超えている。
孤独になること
孤独になることと、批判の体裁をとった中傷に耳を傾けない強靭さがなければ、今の時代は何もつとまらんさ
— Naoki Matsuzawa 松沢直樹 (@naoki_ma) 2010, 11月 5
境界を生きる:性分化疾患・決断のとき(下) 「判断妥当か」医師に重圧
・境界を生きる:性分化疾患・決断のとき(上) 「男子と女子、どっちがいい?」
・境界を生きる:性分化疾患・決断のとき(中) 「自分でなくなる」投薬中止
・境界を生きる:性分化疾患・決断のとき(下) 「判断妥当か」医師に重圧
年月経て、疑問持つ患者も 未解明な「脳の性分化」
「カルテを開示してほしい」。3年前、診察室で向き合った20代の患者に言われた時、独協医大の有阪治教授は「その時が来たか」と覚悟を決めた。患者は男性として育ってきたが、性染色体は女性型のXXだった。カルテには書かれていたが、患者自身は知らないはずだった。
患者は極端に大きな陰核の外見から、男児と判定されて育てられた。体の発達に違和感を覚えた両親が3歳の時、東京都内の大学病院を受診させ、性分化疾患の一つ「先天性副腎過形成」と診断された。子宮や卵巣はあるが、男性ホルモンが過剰に分泌され外性器などが男性化することのある疾患だ。
このまま男児として生きた方がいいのか。染色体や内性器に合わせ女児に変えるべきか。当時20代の駆け出しの研修医だった有阪医師は、師事していた主治医の教授が治療方針に悩み、海外の文献をひもといて似た症例を必死に探す姿を見ていた。「夜も眠れない」と漏らすのを聞いたこともある。
最後は両親の意向を尊重し、引き続き男児として育てる方針が決まった。その後、子宮は摘出した。教授は「将来、この子が自分の体に疑問を持って訪ねてきた時、自分はもうこの世にいないはずだ。誰が答えてくれるのだろう」と懸念を口にしていた。
年月がたち、予想は的中した。
この患者を引き継ぎ主治医となっていた有阪医師は、「事実関係をきちんと説明しよう」と連絡を待った。開示されたカルテを見て、電話をかけてきた患者は「俺を実験材料にしたんだろう」と怒りをあらわにした。「包丁で切り刻んでやる」とメールで脅されたこともあった。「詳しい理由は分からないが、やはり生き苦しさがあったのかもしれない」。やがて攻撃的な言動は収まったが、有阪医師には苦い思いが残った。
昨春、一人の新生児が性分化疾患と診断され、独協医大に転院してきた。有阪医師は主治医として初めて中心的に性別判定にかかわった。1カ月にわたりさまざまな検査を行い、結果が出る度にどんな治療をすべきか迷った。「同じ立場になってみて、あの時の教授の重圧が分かった」。両親の希望で、新生児は染色体の型を重視して男性として育てる方針が決まり、形成手術も行った。判断は妥当だったのか、年月がたたないと答えは出ない。
「性別の確定は戸籍法の期限である14日にとらわれず、生後1カ月までに」。日本小児内分泌学会と厚生労働省研究班は、性分化疾患の新生児を診る医師に慎重な対応を求める手引をまとめた。だが実は、1年かけたとしても真に適切な性別判定はできない。未解明の「脳の性分化」という課題があるからだ。
昨年12月に大阪府立大が開いたシンポジウム。性分化疾患の研究で世界的に知られるハワイ大医学部のミルトン・ダイアモンド教授が変わった言い回しで訴えた。「性別を決定するのは、両足の間にあるものではなく、耳と耳の間にあるものです」。大切なのは、性器の状態ではなく、自分自身を男だと思うのか女だと思うのか、つまり心(脳)の性だ、という意味だった。
70種以上ある性分化疾患の中には、性別判定の難しさから、育てられた性と心の性が食い違いやすいものがある。例えば男性器が未発達で女性と判定されがちな「5α還元酵素欠損症」。女性として育てられても心では男性だと自覚する確率が59%という海外のデータがある。男性として育てた場合は0%だ。疾患ごとにこうした傾向がつかめれば、出生時に性別を判定する重要なポイントになりうる。
厚労省研究班は全国の小児内分泌医と小児泌尿器科医に昨年初めて実施した実態調査を基に、数種類の疾患にしぼり追跡調査した。8月に出そろったデータを分析している山梨大名誉教授の大山建司医師によると、最も患者が多い性分化疾患の一つ「21水酸化酵素欠損症」の場合、約150症例のうち子どもの性同一性障害(心と体の性の不一致)の診断基準に当てはまる患者が3~4%いた。大山医師は「児童精神科医の協力も得ながら、データを詳しく読み解きたい」と話す。
92年に複数の診療科の医師とケースワーカーなどで性別判定委員会を作るなど先進的な取り組みをしてきた大阪府立母子保健総合医療センター。一昨年から本格的に、看護師が親子それぞれと面談する「看護支援」を始めた。
親は子どもが性分化疾患だと知った段階からショックや自責の念を持つことがある。40組以上の親子と面談してきた石見(いわみ)和世看護師は、「親の愛情が形成されるのを手助けしていくことが、子どもの成長のために何より重要」と話す。
面談では、学校生活での心配、結婚や出産はできるか、子どもに病気をどう説明するか、さまざまな質問が出る。じっくり話し合い、時間を共有するなかで、多くの親が涙を流し、病気に立ち向かう決断をしていく姿を目にしてきた。「この病気について心を開いて話せる場所なんて、今までどこにもなかった」。その言葉に、石見看護師は、患者家族の孤独と強さを思うばかりだ。
性分化疾患はかつて医療界でもタブー視されていたが、患者の立場に沿った対応も進み始めている。日本小児内分泌学会の堀川玲子・性分化委員長はいう。
「性分化疾患に『正しい答え』はなく、第三者が当事者の決断を批判することはできない。普通と違う人をどれだけ受け入れられるか、社会の成熟度が問われている」
◇脳の性分化
心(脳)が自覚する性のこと。人はどんな仕組みで自分の性を認識するのか、決定的な研究はまだない。容姿や言動が男性的なことと、心が自覚する性が一致するとも限らない。人の性別は染色体や性腺、性器の性などで総合的に決められるが、本人の「生きやすさ」のためには最終的に「脳の性」まで解明されることが必要だ。
【毎日新聞 2011年10月19日 東京朝刊】
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