2013-02-06
ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター、岩本沙弓
2冊読了。
6冊目『金持ち父さん貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター:白根美保子〈しらね・みほこ〉訳(筑摩書房、2000年)/再読。やはり名著であると思う。ゲームの販促本であるとしてもだ。正しく理解するためにはマーケットの知識が不可欠だ。
7冊目『為替占領 もうひとつの8.15 変動相場制に仕掛らけれたシステム』岩本沙弓〈いわもと・さゆみ〉(ヒカルランド、2011年)/岩本沙弓は心根がよい。小股の切れ上がった文章を書く。帯の惹句に苫米地英人の名前は不要だろう。
2013-02-05
阿弥陀如来サーバ
ばぁちゃんが昨年に他界してから,49日かけてイメージの転送が行われ,阿弥陀如来サーバへのログインが出来,今は極楽浄土へビルドされるためのキュー待ち.坊さんの話からそう理解した.
— maru(X7R)さん (@betaEncoder) 2013年2月3日
完了すれば、仏壇からでもお墓からでも遺品からでもアクセス可能なクラウド対応となります RT @betaencoder: ばぁちゃんが昨年に他界してから,49日かけてイメージの転送が行われ,阿弥陀如来サーバへのログインが出来,今(cont) tl.gd/ktsu54
— Atsushi-Hさん (@a2c_h0) 2013年2月3日
ダニエル・L・エヴェレット、高橋洋一、古賀史健
3冊挫折。
『ピダハン 「言語本能」を超える文化と世界観』ダニエル・L・エヴェレット:屋代通子訳(みすず書房、2012年)/ピダハンとはアマゾン奥地で暮らす少数民族である。一人の伝道師が言語研究を目的として派遣される。ピダハンには「神」という言葉も存在しなかった。数十年にわたるフィールドワークを経て、著者のキリスト教世界が激しく揺らぐ。良書。若い人にお勧めしよう。
『高橋教授の経済超入門』高橋洋一(アスペクト、2011年)/著者は元財務相官僚で次の日銀総裁に名前が上がっている人物だ。ページをめくるたびに目から鱗が落ちる。岩本沙弓が面白すぎて挫折。
『20歳の自分に受けさせたい文章講義』古賀史健〈こが・ふみたけ〉(星海社新書、2012年)/各所で絶賛されているが、どうも文章が肌に合わなかった。殆ど読めず。
2013-02-01
岩本沙弓
1冊読了。
5冊目『新・マネー敗戦 ドル暴落後の日本』岩本沙弓〈いわもと・さゆみ〉(文春新書、2010年)/岩本は元ディーラーで私は少なからず影響を受けている。で、初めて著書を読んだ。ぶったまげた。新書によくこれだけの内容を詰め込んだものだ。文章にも切れがある。ドルを始めとする外国為替の歴史や仕組みがよく理解できる。タイトルは吉川元忠著『マネー敗戦』に由来。
お金に興味のある人はまず「ファイナンシャル・リテラシーの基本を押さえる」を読み、河邑厚徳〈かわむら・あつのり〉、グループ現代著『エンデの遺言 「根源からお金を問うこと」』へと進み、それから本書を開き、更に宋鴻兵〈ソン・ホンビン〉を紐解くとよい。尚、信用詐欺経済の胴元である世界銀行やIMFについては西水美恵子著『国をつくるという仕事』、ジョン・パーキンス著『エコノミック・ヒットマン 途上国を食い物にするアメリカ』を参照せよ。また第二次世界大戦前後のアメリカ経済については菅原出著『アメリカはなぜヒトラーを必要としたのか』が詳しい。
2013-01-29
佐々木正人
1冊読了。
4冊目『アフォーダンス 新しい認知の理論』佐々木正人〈ささき・まさと〉(岩波科学ライブラリー、1994年)/前々から気になっていたアフォーダンスに取り組む。アフォーダンスとは認知科学やAI技術に決定的な影響を与えた「生態学的認識論」であるが、ちょっと捉えにくい概念だ。環境が動物に「与える」(=アフォードする)可能情報といったところか。座ることが椅子のアフォーダンスである。同時に立つことも振り回すことも椅子のアフォーダンスである。AIのフレーム問題に関する例がわかりやすいのだが、なかなか自分の言葉で説明できない。私のテーマである「見る」ことについて不可欠の概念だ。
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