アイオワ州デモイン(CNN) 来年の米大統領選に向けた共和党の指名争いが加熱するなか、10日夜に行われた討論会で、最近支持率を伸ばしてきているギングリッチ候補(元米下院議長)が「パレスチナ人は創作された人々」との自身の発言を擁護した。
米ABCテレビ他が主催した討論会で、有力候補者の1人であるロムニー候補(前マサチューセッツ州知事)とともに壇上に立ったギングリッチ候補は、「パレスチナ人が主張する権利は歴史的に誤った認識に立脚したもの」と発言。ロムニー候補が「われわれは友人であるイスラエルの人々の立場を支持している」「しかし、火に油を注ぐようなことは言わない」と批判すると「真実を語る勇気のある米国大統領がいてもいい」とこの話題を締めくくった。
ギングリッチ候補はこれに先立ち9日に放送されたユダヤ系ケーブルテレビのインタビューでは、「パレスチナという国はなく、オスマン帝国の一部だった」「パレスチナ人は創作された人々で、彼らはアラブ人だ」などと発言、内外から批判を受けていた。その後10日にギングリッチ陣営は「交渉による和平合意を支持する」との声明を発表したが謝罪は行っていない。
ギングリッチ候補は、今年5月から6月にかけてアドバイザーなど選挙スタッフが相次いで辞職し、苦境を強いられたが、アイオワほか2州でCNNなどが実施した最新の世論調査では支持率トップを走っている。
【CNN 2011-12-12】
呵々(笑)。たかだか200年前に生まれた米国民が歴史を語ってやがる。ユダヤ・ロビーから資金提供を受けているのだろう。アメリカ先住民を大量殺戮した挙げ句、「建国」を宣言する連中の末裔(まつえい)に見識を求める方が無理か。アメリカという国は歴史教育や歴史文化が手薄なことでも知られる。
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