古本屋の殴り書き(旧)
「ただ独り、不確かな道を歩め」エリアス・カネッティ
2011-12-21
プリーモ・レーヴィ
1冊読了。
72冊目『
アウシュヴィッツは終わらない あるイタリア人生存者の考察
』プリーモ・レーヴィ:竹山博英訳(朝日選書、1980年)/『
溺れるものと救われるもの
』に向かって、まずは一合目をクリア。27歳の若者が地獄を謳い上げた事実に驚嘆する。それにしても何と美しい文章なのだろう。思わず書き写したい衝動に駆られた。原題は『これが人間か』。瑞々しい言葉で描かれる地獄と死が人間の闇と光を示す。
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