アフガニスタンで性的暴行の被害者でありながら姦通罪に問われて服役させられていた女性が14日、カルザイ大統領の命令により釈放された。
グルナズさんは2年前、いとこの夫に暴行され、その後妊娠が発覚。「既婚男性と性行為を行った」という理由で姦通罪に問われ禁錮12年を言い渡された。グルナズさんは当時19歳だった。
グルナズさんは釈放後、女性のための救護施設に娘(加害者の子ども)とともに収容された。だがこれで彼女の苦難が終わったわけではない。
加害者は犯行を否認したまま有罪判決を受けて現在服役中で、その一族からの報復が懸念されている。また、一族の名誉を汚したという理由で自らの親族から命を狙われる可能性もあるからだ。
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CNN 2011-12-15】
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