2015-05-03

ホフマン、ジャンリーコ・カロフィーリオ、R・A・ラファティ


 3冊挫折。

昔には帰れない』R・A・ラファティ:伊藤典夫訳(ハヤカワ文庫、2012年)/「バカ」との記述が多すぎて辟易。ラファティを読むのは初めてのこと。

無意識の証人』ジャンリーコ・カロフィーリオ:石橋典子訳(文春文庫、2005年)/著者はイタリア人でマフィア担当の検事。これが初めての小説作品。主人公の一人称代名詞を「僕」としたのが失敗だと思う。そして驚くほど「僕」が多い。

砂男/クレスペル顧問官』ホフマン:大島かおり訳(光文社古典新訳文庫、2014年)/大島かおりは『モモ』を翻訳した人物。解説が素晴らしい。怪奇幻想作品らしいが、思わせぶりな書き出しについてゆけず。

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