2012-07-23
陳満咲杜、蓮村誠、臼井幸治、チャック・ホーガン
2冊挫折、1冊読了。
『着物トレーダーを卒業せよ 陳満咲杜の為替の真実』陳満咲杜〈ちん・まさと〉(青月社、2008年)/スーパーのチラシみたいな表紙、著者の経歴も本人によるものと思われるが、まるで履歴書の抱負のようだ。紙質が悪い上、活字も読みにくい。以下引用――「神の見えざる手」というのは、スミスの『国富論』の中に出てくる言葉で――などと臆面もなく書いているが原文に「神の」という枕詞は存在しない。1+1=2みたいな内容ばかりで何も書いてないに等しい。amazonの評価も眉に唾して見た方がよい。
『黄金のアーユルヴェーダ・セルフマッサージ 1日10分 伝統のデトックス法で奇跡の美肌』蓮村誠、臼井幸治監修(河出書房新社、2006年)/「九鬼 純正太白胡麻油」を使ったセルフマッサージ。読んだだけで、まだ行っていない。ま、やるとしたら「マルホン 太白胡麻油」を買う予定。こっちの方がずっと安い。ふくらはぎの筋肉痛を何とかしようと思って開いてみたのだが、ちょっと畑違いであった。美肌はどうでもいいが、自分の身体を知るためにやってみる価値はあると思う。
38冊目『流刑の街』チャック・ホーガン:加賀山拓朗訳(ヴィレッジブックス、2011年)/文章は素晴らしいのだがストーリー展開と主人公の造形がダメだ。実にもったいないと思う。序盤の硬質な緊張感が中盤からダレ始める。で、最終的には安っぽいパルプ小説になっているのだ。主人公のニール・メイヴンにリーダーとしての資質はなくても構わないが、あまりにもヒーロー的な要素に欠けている。復讐も中途半端だ。ボスのロイスと麻薬捜査官のラッシュも見分けがつかない。散々文句を並べておいたが、警句を思わせる文章を味わうだけでも損はない。
2012-07-22
金色の抽象画
ジャック・ロンドン、西田幾多郎、檜垣立哉、中江兆民、リチャード・コッチ
5冊挫折。
『海の狼』ジャック・ロンドン:関弘訳(トパーズプレス、1996年)/出だしのテンポが悪い。翻訳の文体も馴染めず。
『思索と体験』西田幾多郎〈にしだ・きたろう〉(岩波文庫、1980年)/愛児を亡くした一文のみ読む。他は歯が立たず。
『西田幾多郎の生命哲学 ベルクソン、ドゥルーズと響き合う思考』檜垣立哉〈ひがき・たつや〉(講談社現代新書、2005年)/好著。文章がいい。しかしながらクリシュナムルティを知った後で西田哲学は不要と判断した。おかげでベルクソンとドゥルーズも読む手間が省けた。
『一年有半・続一年有半』中江兆民:井田進也校注(岩波文庫改版、1995年/東京博文館、1901年〈中江篤介〉)/有名な冒頭の文章だけ読む。兆民の遺著。序文を弟子の幸徳秋水が書いている。大逆事件で日本の自由民権運動は死んだのかもしれない。
『新版 人生を変える80対20の法則』リチャード・コッチ:仁平和夫、高遠裕子訳(阪急コミュニケーションズ新版、2011年/阪急コミュニケーションズ、1998年)/数年前なら貪るように読んだことだろう。タイミングが遅かった。チト、手垢のついた感が否めない。実際に我がものとするには少々訓練を要することだろう。簡単なことほど難しい。これはオススメ。
2012-07-21
アドルフ・ヒトラーとジョン・F・ケネディの演説
驚くべきことにヒトラーの演説は結論部分が、ケネディの大統領就任演説と一致している。
だからこそ、米国民の同胞の皆さん、あなたの国があなたのために何ができるかを問わないでほしい。 あなたがあなたの国のために何ができるかを問うてほしい。
【大統領就任演説(1961年) ジョン・F・ケネディ】
とすると第二次世界大戦後のアメリカとユダヤ資本はヒトラーの実績から多くを学んだ可能性がある。ジョン・F・ケネディの父親ジョセフ・P・ケネディやジョージ・W・ブッシュ大統領の曽祖父にあたるジョージ・ウォーカーはヒトラーを支持していた。
私はノーマン・G・フィンケルスタイン著『ホロコースト産業 同胞の苦しみを「売り物」にするユダヤ人エリートたち』を読み、ヒトラーを悪の代名詞として扱う言説を一切信用しなくなった。尚、ヒトラーを生むに至るまでのドイツの情況については以下の書籍が詳しい。
草思社
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武田ランダムハウスジャパン
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武田ランダムハウスジャパン
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・アメリカ経済界はファシズムを支持した/『アメリカはなぜヒトラーを必要としたのか』菅原出
・ジョン・F・ケネディ
・ガンジーがヒトラーへ宛てた手紙「我が友よ」
白バラ抵抗運動~ハンス・ショルの覚悟/『「白バラ」尋問調書 『白バラの祈り』資料集』フレート・ブライナースドルファー編
のちにゲシュタポの尋問でも自供しているとおり、ハンス・ショルは積極的な抵抗運動をすることを決断していた。「〔……〕私は国家の市民として、自分の国家の運命に対して無関心でいたくないと思ったので、自分の信条を頭のなかで考えているだけではなく、行動に表わそうと決意しました。それで私はビラを書き、印刷することを思い立ったのです。
私がビラを印刷し、配布しようと決意した時、そのような行動が、現在の国家に反する行為であることは自覚していました。私は、内面からわきおこるやむにやまれぬ気持ちでこうしなくてはならないと確信し、その内面的な責務は、兵士として宣誓した忠誠の誓いよりも重要なものだと考えていました。それによって、どのようなことを自分が被らなくてはならないかはわかっており、このことで自分の命を失うことも覚悟していました。」
【『「白バラ」尋問調書 『白バラの祈り』資料集』フレート・ブライナースドルファー編:石田勇治、田中美由紀訳(未來社、2007年)】
この覚悟はギロチンによる処刑で実行された。何と清冽な魂であろうか。ビラに記された言葉はスマートフォンで綴られる「つぶやき」とは異質なものだ。
・ヒトラーに抗議したドイツの学生達/『「白バラ」尋問調書 『白バラの祈り』資料集』フレート・ブライナースドルファー編
・無関心な態度が凶暴な行為を支える
時代と人々の動向が一方に振り切れようとする時、必ず反対側にバランスする力が働く。本来であれば学問や知性を生業(なりわい)とする面々が担うべき仕事であろう。しかし彼らの多くはステップアップのためとあらば上司の言いなりになるサラリーマンと一緒だ。地位と報酬目当ての彼らは結果的に体制を支える側に身を寄り添える。
良心を支えているのは感情である。そしてナチスを支えていたのもまた国民の感情であった。「生の本質は反応である」という私の持論からすれば、異なる二つの反応があるだけだ。だが決定的な違いが見て取れる。第一次世界大戦に敗れ、ハイパーインフレに襲われたドイツ国民は熱狂を求め、感情に流されただけであった。一方、白バラには強靭な意志と柔軟な理性が働いていた。
大衆の反応はいつだって反射的なものだ。ただ苦痛を避けて快楽を求めているのが実態であろう。民主主義は衆愚政治となることを避けられない。かつて民衆が賢明であった時代はなかったし、これからもないことだろう。
その愚かさが白バラの5人をギロチンの下へ運んだのだ。「考えないこと」は「正しい人を殺すこと」でもあった。その歴史の刻印を忘れまい。
・白いバラ
・白バラの庭
【ミュンヘン大学前につくられた記念碑】
2012-07-20
首相「日本からどうこう言う話でない」 オスプレイ配備
野田佳彦首相は16日、米軍が沖縄に配備予定の新型輸送機オスプレイについて「配備は米政府の方針であり、同盟関係にあるとはいえ(日本から)どうしろこうしろと言う話では基本的にはない」と述べ、日本側から見直しや延期は要請できないとの認識を示した。フジテレビのニュース番組に出演して語った。
首相は「わが国も例えば国土交通省や第三者の知見で安全性を再確認する。そのプロセスを飛ばして飛行運用することはない」と、政府として独自に安全性を検証する考えも示した。
また、九州地方を襲った豪雨の激甚災害指定について「そういう方向で迅速に対応したい」と語るとともに、自ら被災地を視察する可能性も示した。消費増税法案の成立後に検討している補正予算については「8月(13日)にGDP(国内総生産)4~6月期の速報値が出るので、経済の動向も踏まえて対応したい」と説明。「つくる場合には主要政党に協力をいただく努力は当然すべきだ」として、自民、公明両党に協力を求める考えを示した。
【朝日新聞デジタル 2012-07-16】
代弁者「野田よしひこ」の本質、つい出ちゃいましたね。RT @ihayoichi: オスプレイで「日本政府が『どうしろ、こうしろ』と言える立場ではない」の野田首相発言が波紋を拡大中。「対等な日米同盟」は真っ赤なウソ。日本は米軍の運用に物が言えない。
— kaz hagiwara(萩原 一彦)さん (@reservologic) 7月 19, 2012
2012-07-19
申請却下は二審も「違法」=路上生活者の生活保護訴訟-東京高裁
わずかな所持金しかなく、住む場所もないのに生活保護の申請を却下したのは違法だとして、路上生活者だった男性(61)が東京都新宿区に対し、却下決定の取り消しなどを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(春日通良裁判長)は18日、却下決定を取り消し、生活保護開始を決定するよう命じた一審東京地裁判決を支持し、同区の控訴を棄却した。
同区は、男性は働く能力があるのに機会を得る努力をしておらず、支給要件を満たさないと主張していた。春日裁判長は、男性に働く意思はあったが、住居や所持金がなかったことなどから直ちに就労できたとは言えないとした一審の判断を支持した。
【時事ドットコム 2012-07-18】
・生活保護
コペルニクスを非難したマルティン・ルター/『黒体と量子猫』ジェニファー・ウーレット
・『人類が知っていることすべての短い歴史』ビル・ブライソン
・かつて無線は死者との通信にも使えると信じられていた
・コペルニクスを非難したマルティン・ルター
1514年、ある匿名の手書きの小冊子が数人の特定の天文学者たちのあいだで回覧されるようになる。その全員がコペルニクスの個人的な友人で、つまり作者は彼本人だった。“小解説”(あるいはラテン語で「コメンタリオス」)として知られるこの冊子には、コペルニクスの新しい宇宙モデルが展開されている。太陽が中心に位置し、地球やほかの惑星がそのまわりを巡っていた。これは太陽の“動き”の年周期を説明していた。当時知られていた六つの惑星すべての並びを正確に測定――水星、金星、地球、火星、土星、木星――し、星の位置の見かけが変化するのは、実際には地球そのものが回転しているために起きる、と結論づけた。最終的に、惑星の明らかに逆行した動きは、動く地球の上からそれを観察しているから起こる、と主張した。こうした原理が『天球の回転について』の基礎を形作った。
【『黒体と量子猫』ジェニファー・ウーレット:尾之上俊彦、飯泉恵美子、福田実訳(ハヤカワ文庫、2007年)】
「コメンタリオス」は「コメンタリオルス」という表記もあるようだ。そして『天球の回転について』(『天体の回転について』とも)が刊行されたのが1543年のこと。コペルニクスは同年に死去する。彼が不本意に過ごしたであろう30年間を思わずにはいられない。
西洋中世における教会はかように恐ろしい存在であった。そりゃそうだ。魔女の烙印を押されれば直ちに焚殺(ふんさつ)されてしまうのだから。コペルニクスやガリレオ・ガリレイ(1564-1642年)を臆病者と謗(そし)るのは見当違いの了見だ。むしろ人間の思考や興味が「神を超越した」ことに喝采を送るべきだろう。
多くの者にとって、これは地球は動かないということを意味した。プロテスタントの改革者マルティン・ルターが1539年にコペルニクスを非難し――『天球の回転について』はまだ出版されていなかったが、「小解説」は出回っていた――こうぶちまけた。「この愚か者は天文科学すべてをひっくり返したいのだ! しかし聖書が教えるように、ヨシュアは太陽に進みをとめるようにいったのであって、地球にではない」。聖書の解釈がまちがっているかもしれないという考えが、教会指導者たちには浮かぶはずがないのは明らかだった。
ヨシュアとはカナン人の大量虐殺を行った指導者である。宗教改革はルターが「聖書に帰れ!」と抗議(プロテスト)したことに由来する。実際は教会改革であったこの運動は当然の如く原理主義的色彩に染め上げられた。
・マルティン・ルターが生まれた日
ルターが怒りの矛先をコペルニクスへ向けたのは便秘と関係があったのかもしれぬ。彼はコペルニクスにではなく便器にぶちまけるべきであった。
宗教は人間を盲目にする。強い信念が視点を固定化する。独断的な説をドグマと称するが、ドグマには教義・教理の意味もある。教義に基づく宗教は、人間を教義という鋳型(いがた)にはめ込み、同じ規格の人間を製造する。
・革命の出版:コペルニクスの地動説
・コペルニクス
・ニコラウス・コペルニクス
・「天球の回転について」について
・天球回転論(コペルニクス)
・高橋憲一訳・解説『コペルニクス・天球回転論』みすず書房,1993年の目次
2012-07-18
米軍がイラクから持ち出した古文書はコンテナ48000本、数百万点に及ぶ
イラク文化省によると米軍占領中、イラクから米軍が持ち出した古文書だけでコンテナ48000本、数百万点に及び、その70%はヘブライ語ユダヤ古文書だったと言う。25%がアラビア語、5%が他の言語のもの。イラク政府の要請にも関わらず現在まで返還されていない。#Midjp
— ウム クルトゥムさん (@Mydxb) 7月 17, 2012
2012-07-17
いじめられたら法務局か法律相談所に人権侵害の申し立てをするのがオススメ
「いじめ」は教師になんて相談したら余計に面倒なことになります、しばらくノートに「いじめ」の記録をつけて、国の法務局か各地の法律相談所に人権侵害の申し立てをするのがオススメ。もみ消されることは絶対にないし、たいてい勝てる。痛い思いをするのはいじめた方。町にいられなくなる。
— やっぴぃさん (@yappyJP) 7月 16, 2012
2012-07-16
フリーメイソンと新宗教
元フリーメイソンであった創始者による新宗教も多く、モルモン教の創始者ジョセフ・スミスならびに二代目大管長ブリガム・ヤング(加入はブリガム・ヤングが先)、エホバの証人(ものみの塔聖書冊子協会)の創始者チャールズ・テイズ・ラッセル、クリスチャン・サイエンスの創始者メリー・ベーカー・エディらがいる。
【Wikipedia】
ペリーもマッカーサーもフリーメイソンの一員であった。
・モルモン教の創始者ジョセフ・スミスの素顔/『信仰が人を殺すとき』ジョン・クラカワー
・モルモン教の経典は矛盾だらけ/『信仰が人を殺すとき』ジョン・クラカワー
テンプル騎士団との関係についても気になるところだ。
バイロン・ケイティ、スティーヴン・ミッチェル
1冊読了。
37冊目『ザ・ワーク 人生を変える4つの質問』バイロン・ケイティ、スティーヴン・ミッチェル:ティム・マクリーン、高岡よし子監訳、神田房枝訳(ダイヤモンド社、2011年/安藤由紀子訳、アーティストハウスパブリッシャーズ、2003年)/刮目すべき一書。思考を反転させることで世界を相対化するところが、ブッダやクリシュナムルティと一致している。「ワーク」とは一種のカウンセリングだが、かくも単純な問いが劇的な効果を生む事実に驚嘆した。「それは本当でしょうか?」「その考えが本当であると、絶対言い切れますか?」「そう考えるとき、(あなたは)どのように反応しますか?」「その考えがなければ、(あなたは)どうなりますか?」――たったこれだけだ。具体的にはワークシートに書いた文章を元に行われるわけだが、それにしてもどうってことはない。ところが、ほんの数分間のやり取りで相談者は生まれ変わるのだ。偽りの解釈、誤った思考がどれほど人生を不幸にしていることか。祈りを捧げたり、修行をする必要はまったくない。ただありのままの現実を受け容れればよい。義務教育にワークを採用するべきだ。
2012-07-15
大飯原発再稼働の理由
J-WAVE plus Jam the world special 関西電力が原発を再稼働するのは金のため。原発が資産計上されないと、毎年2500億円の赤字になり、3年で破綻。困るのは大金融機関や生保などなんだと、ハッキリ言及。
— 古田真人 (ウルビア大好き)さん (@teatree_ft) 7月 15, 2012
小室直樹
1冊読了。書き忘れ。
36冊目『悪の民主主義 民主主義原論』小室直樹(青春出版社、1997年)/いやはや勉強になった。小室直樹の原論シリーズにはハズレがない。民主主義は「所有の絶対性」から生まれた。この絶対性を支えているのがキリスト教の神、という指摘に目から鱗が落ちる。更に民主主義と資本主義が双生児である事実も明かす。「厳選120冊」に入れた。既に120冊では収まらなくなっている。
伝統的な子育て
「伝統的な子育て」って、七人生んでうち一人は四歳の時にはしかをこじらせて死んで、もう一人は井戸に落ちて死んで、残りの五人のうちの三人の息子は高等小学校卒業と同時に小僧に出されて、二人の娘のうちの一人は顔も知らない人間のところに嫁に出された時代の子育てのことかな?
— 小田嶋 隆さん (@tako_ashi) 7月 14, 2012
・togetter
残業代含めた国家公務員の本当の年収は民間約2倍の808万円
野田政権は消費税率を2014年4月から8%、2015年10月に10%に引き上げようとしている。そのほか、復興増税も加わり、国民の負担は大きく膨らむ。
国民が増税の真の痛みに気づく頃、シロアリ役人たちはホクホク顔で給料の大幅アップの恩恵を受ける。政府は「痛みを分かち合う」と今年から高すぎる国家公務員の給料を引き下げたが、国民への消費税増税が恒久的に続くのに対して、役人の給与カットは「2年限定」だ。
増税で国民から搾り取る税金が国庫を潤すと同時に、役人の給与は再び元の高い水準に戻され、増税の痛みを感じなくて済むカラクリなのである。だから霞が関官僚や自治労などの公務員労組は「国民に増税すれば自分たちの給料が増え、高給を維持できる」と今回の増税法案に大賛成している。
改めてシロアリ役人の特権を調べ上げると、コイツラに国民のカネをぶん取られることに心底、怒りが湧いてくる。
最もわかりやすい官民格差が「給与」である。人事院によれば、国家公務員(行政職)の平均年収は637万円。対して民間サラリーマンは平均412万円(2010年の国税庁の民間給与実態統計調査)。単純に比較すれば、国家公務員はサラリーマンの1.5倍の収入を得ているように見える。しかし実際の格差はさらに大きい。
この平均年収637万円には「残業代」が含まれていないからだ。
2012年度予算の人件費をみると、「国家公務員の給与費」は3兆7737億円。ここから自衛官の給与費1兆3482億円を引くと2兆4255億円となり、これが自衛官以外の国家公務員の給与や各種手当の総額となる。これを人数で割ると、1人当たりの金額は808万5000円。これが残業代と交通費を含めた国家公務員の「本当の年収」となる。民間サラリーマンの約2倍である。
なお637万円の平均年収からは「指定職の給与」も除外されている。指定職とは各省の審議官以上の高級官僚のことで、全省庁に約1200人いる。その年収は局長クラスで1724万円、次官なら2265万円である。平均年収が低くなるのは当然だ。こんなイカサマの政府発表を、検証もせずにそのまま報じる記者クラブも無能で罪深い。
【『週刊ポスト』2012年7月20・27日号】
・年収の官民格差 守衛業務は公務員686万円、民間309万円
2012-07-14
苫米地英人
1冊読了。
35冊目『現代版 魔女の鉄槌』苫米地英人〈とまべち・ひでと〉(フォレスト出版、2011年)/『なぜ、脳は神を創ったのか?』と『苫米地英人、宇宙を語る』を読んでおくと、より一層理解が深まる。更に小室直樹著『日本人のための宗教原論 あなたを宗教はどう助けてくれるのか』を開けば完璧だ。魔女狩りという炎の燃料になったのが『魔女に与える鉄槌』(1487年刊)であった。小室本でも詳しく取り上げている。苫米地はフェイスブックやツイッターが新たな『魔女に与える鉄槌』になり得ると指摘する。混沌としたインターネット領域を衆愚が覆い尽くすことだろう。苫米地本としては良心的な部類になるが、それでも各ページの上部に不要な余白がある(笑)。脳機能科学者というよりは、脳機能知能犯というべきか。
2012-07-13
フェミニズムへのしなやかな眼差し/『フランス版 愛の公開状 妻に捧げる十九章』ジョルジュ・ヴォランスキー
フランス人漫画家によるエッセイ集。柔らかなフェミニズムが全編を貫いている。かといって単なる礼賛ではない。その「揺れ具合い」が絶妙なバランス感覚となっている。
ジョルジュ・ヴォランスキーを知ったのはジェローム・デュアメル著『世界毒舌大辞典』による。ヴォランスキーの言葉には吐き捨てるような激しさと軽妙さが同居している。しなやかな感性で現実をデフォルメしてみせるのが漫画家の仕事であるとすれば、軽やかな精神性は鞭のような強靭さの現れといってよかろう。
またたくまに、セックスの翳(かげ)りを見るだけでは物足りないという時代になってしまった。フランスでは発売禁止だが、ぼくがいくさつか持ってる「ハスラー」のようなアメリカの雑誌では、セックスそのものが、大きく口を開いたまま、広がって、らんの花やアネモネの風情よろしく幻想的に写されている。この露骨さにはたえられないと訴えてきた多くの女性たちに対し、編集長は雑誌の中で答えて、その立場を次のように正当化した。「男性たちがみたいと望み、みせることをこばまない女性たちがいるのだから、それをのせることにしているまでだ。それをとやかくいうのは、凝(こ)り固った偽善というものだ」彼はさらにつけ加えた。「それでは、ほんとうのポルノグラフィーはどんなものかお見せしよう」そして、ばらばらの死体のかさなったおそろしい戦争の写真を出版した。「みにくく、顔をそむけさせる、おそろしいもの、それこそが戦争ではないか。ポルノグラフィーを排斥する偽善者どもは、戦争に賛成しているのだ」と彼はことばを結んだ。
この理屈が正しいことは認めねばならないだろう。最近のニュースによると、この勇気ある男はその後神秘主義のとりこになり深く沈潜したが、車の中にいるところをピストルで撃たれ半身不随になったそうだ。アメリカで道徳問題に口をはさむのはやめた方がいい。
【『フランス版 愛の公開状 妻に捧げる十九章』ジョルジュ・ヴォランスキー:萩原葉〈はぎわら・よう〉訳(講談社、1981年)以下同】
表現者だけが真の表現者を知る。ポルノ雑誌『ハスラー』の編集長はラリー・フリントである。
1978年3月6日、ジョージア州グイネットにてラリー自身がわいせつ事件の裁判に出廷する際、郡裁判所の付近で待ち伏せされラリーの弁護士ジーン・リーブスとともに銃撃を受けた。弁護士のリーブスは治療の甲斐もあって回復したが、ラリーはこの銃撃により下半身麻痺の後遺症が残った。その後白人至上主義の連続殺人犯ジョゼフ・フランクリンが襲撃を認める供述を行った。フランクリンは襲撃の理由についてハスラーに黒人と白人が性交している写真を掲載した為であると供述している。ジョセフの供述には不明確なところもありその信憑性を疑う声もあるが、ラリーは彼の供述を信じているというコメントを発表した。襲撃事件の後ラリーはキリスト教の信仰を止め、妻とともにロサンゼルスに移った。現在サンタモニカに居住している。
【Wikipedia】
ヴォランスキーは定型化されたフェミニズムに異を唱え、別の視点を提示する。欧米では教会が性を管理している。基本的には避妊も堕胎も認めない。
・妊娠中絶に反対するアメリカのキリスト教原理主義者/『守護者(キーパー)』グレッグ・ルッカ
つまりポルノは単なるエロ本ではなくて、神や国家に対する挑戦状的な意味合いを持っているのだ。「セックス、ドラッグ、ロックンロール」も同様で、薄っぺらな享楽趣味と読み誤ることなかれ。
国家は経済的に行き詰まると必ず戦争を志向する。自分たちの生産性が不十分になれば、よそからぶん取って帳尻を合わせる必要がある。とすると我々の仕事や日常は意図するしないにかかわらず、戦争を支えている側面がある。戦後の日本経済はアメリカの戦争と共に発展してきた事実を忘れてはなるまい。
・アメリカ軍国主義が日本を豊かにした/『メディア・コントロール 正義なき民主主義と国際社会』ノーム・チョムスキー
・組織化された殺人が戦争である/『最後の日記』J・クリシュナムルティ
戦争の暴力性を水で薄めたものが政治であると私は考える。
フランスのフェミニズム運動(ウーマンリブの運動)はやっと芽ばえたというところで、それは1968年の(五月革命の)あのバリケードの中から生まれでたのだったが、その最も大きな論戦は中絶と避妊についてだった。
そう、フェミニズムと運動の中では、その要求や闘争以上に重要なものがあったが、それはきみたち女性がその中で女同士の友情というものをみいだしたことだ。
人類の歴史は女性を蹂躙(じゅうりん)し続けてきた。それは今もなお続行中だ。長らく家事・育児を強いられた女性たちは社会進出する機会を奪われてきた。ゆえに連帯を築くこともかなわなかった。「友情」という指摘が胸に染みる。性差をテーマとした政治的闘争は女性を男性化するように見えることがある。ま、この印象自体が私の差別観かもしれないが。個人的には男と同じ土俵に立って闘うよりも、もっと女性らしいアプローチ法を目指した方がいいと思う。
独断的かもしれないけれど、ぼくには、女性が世の中を支配したら男ほどばかなことはしないだろうとは、はっきり答えられない。女は一見して男ほど軽はずみでなく、見栄っぱりでもなく、男のように名誉を欲しがらないというのは、男がいままで女を目立つ場所においていなかったからにすぎない、と思う。女性が一寸距離をとって物事を見られる立場にいるせいでそうなのだ、とおも(ママ)う。
ヴォランスキーは嘘偽りなく、さらりと本音を披露する。そしてこう続ける――
ぼくはファロクラット(男性優越主義者)でいるのをどうしてもやめられない。でも、ぼくはきみといっしょに闘うつもりだ。
その好漢ぶりやよし。
最後に『世界毒舌大辞典』から引用しておく。
自分が正しいと確信しているなら、間違っている人々と議論する必要はない。(ヴォランスキー)
講談社
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2012-07-11
2012-07-09
『つくりごと 高齢者福祉の星岩川徹逮捕の虚構』大熊一夫(創出版、2012年)
2012-07-08
Rumer - Sara Smile [Official Video]
たまたま見ていたテレビ番組でかかっていた曲。速攻で調べた。カレン・カーペンターをジャジーにした感じがグッド。落ち着きのある声と軽めの曲のバランスが秀逸。これがダリル・ホール&ジョン・オーツの「サラ・スマイル」だとは全く気づかなかったよ(笑)。
もうちょっと紹介しようか。「スロー」は日本でもヒットしたようだ。
2012-07-07
大阪産業大学付属高校同級生殺害事件
・大阪産業大学付属高校同級生殺害事件
・『友だちが怖い ドキュメント・ノベル『いじめ』』南英男
・四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件
※Wikipediaから削除されていたので以前のテキストを全文コピーしておく。
大阪産業大学高等学校同級生殺害事件(おおさかさんぎょうだいがくこうとうがっこうどうきゅうせいさつがいじけん)とは、1984年(昭和59年)11月1日に大阪府大阪市で発生したいじめ報復殺人事件である。
◆事件の背景
この事件では、大阪産業大学高等学校(当時。現大阪産業大学附属中学校・高等学校)に通っていた2人のいじめ被害者が、殺人事件の加害者となった。彼らは被害者がリーダーになっているグループの一員であったが、被害者が柔道部を6月下旬に退部した後7月からいじめが始まった。のちに事件の加害者となった生徒らは、いじめ被害を数人の教師に相談したが、教師からは取り合ってもらえなかった。彼らは休み時間や昼休みに教師の目の届かない所でしばしば殴られていた。
また、授業中・昼休み時間中・放課後には人前で強制的に自慰を強要し、応じない場合は殴りつけ、さらに「5回まわれ」や「シンボルを持ってやれ」などと言い、嫌々自慰をする2人を見ては笑っていた(和田秀樹はマスターベーション行為を挙げた上で「恥の体験の自己愛憤怒」があったのではないかと解釈している)。さらに、いじめ被害者の一人は顔をベルトで殴られ無理に休まさせられ性玩具を買ってくるよう強要され、パシリにされた。最終的に自慰行為は無理矢理教室内で(若い女性教諭のいる前で)陰茎を露出させ回されるところまでエスカレートした。
また、吸えない煙草を無理矢理吸わされたり、ビールなどの酒を無理矢理飲まされたりしていた。被害者は授業中のノートをほとんど2人に取らせ、教室を移動するときは、自分の教科書等は2人に持たせていた。顔に絵具を塗られたり、力のある別の2人を殴るよう強要されたりもしていた。10月26日には、加害者2人に対する暴力の一角が発覚し、被害者は加害者らを含む5人で担任と柔道部顧問を襲撃する計画を立てていた。
このような状況は9~10月頃集中的に起こり、追い詰められたいじめ被害者らが殺害の計画を立てることになる。2人は勉強はあまり振るわなかったが、性格は大人しく目立たない存在で、それまで補導された事もなかった。
◆事件の発生
10月31日夜、電話で相談が始まった。創立記念日で高校が休校である11月1日午前8時半ころ、京阪電鉄の駅でお互いに落ち合い相談し、殺害方法や時間を決めた。
同日正午過ぎ被害者に電話。被害者は「近くで自転車を盗んでこい」と指示し、2人は自転車を盗み天満橋(大阪市)に行く。午後5時頃、靱公園(大阪市)に行き被害者が「もっといい自転車を取ろう」ということで公園近くのマンションで自転車を盗み、被害者が乗った。彼らは「天満橋に行けば、もっといい自転車がある」と持ちかけ、桜宮公園(大阪市)へ向かい公園内でしばらく遊んだ。
そして午後7時40分ころ、公園の遊歩道で彼らの一人がポケットに隠していた金槌で、自転車に乗っていた被害者の後ろから襲い頭を殴りつけ、倒れた被害者を2人で約10分間金槌で頭部を滅多打ちにし、金槌の釘抜きの部分で左目を潰し約50メートル引きずり川に投げ込み水死させた。
翌日の1984年11月2日、大阪市北区天満橋2丁目・桜宮公園東側の大川で彼の水死体が発見された。死体は半裸でブリーフ、白の靴下姿だった。
警察は1984年11月11日、被害者の同級生である2人を逮捕した。彼らは「解決するには自分たちで殺すしかなかった」と犯行の動機を自供した。
◆事件後の対応
事件後2人は自主退学勧告を受け退学し、中等少年院送致処分を受けた。問題となったいじめについては警察庁「少年の補導及び保護の概況」では「理由もなく殴られたり、自転車を盗むよう強制されるなど、2か月にわたって手下のような扱い方をされいじめられ」とだけ述べられた。
担任は何も知らないと相談された事実を否定。校長は「2人が自分たちの立場を有利にしようとして発言したとしか思えません」と述べる。結局、校長ら6人の教師を懲戒処分としたものの、担任には処分はなかった。理事会原案では、担任に1番重い処分を課そうとしていたが、教職員の反対で処分は下されなかった。
だが、12月5日付けで学校が大阪産業大学付属高校の教師や大阪府教育課など学校関係者に配布した「同級生殺害事件に関する報告書」と題した24ページの内部資料では、いじめの詳細が鮮明に描かれた。なお事件後、同校では学級委員を投票で決めるようになった。
◆参考文献
『友だちが怖い ドキュメント・ノベル『いじめ』』(南英男、1985年5月)ISBN 978-4-08-610750-1

◆外部リンク
・少年事件データベース
・いじめ復讐殺害事件
・子供たちは二度殺される(事例)
・私は少年院に行ってました
・『心にナイフをしのばせて』奥野修司
・王者とは弱者をいたわるもの/『楽毅』宮城谷昌光
・女子高生北海道南幌町祖母・母殺害事件は正当防衛
・狙われた弱者/『淳』土師守
・死ぬ覚悟があるのなら相手を倒してから死ね/『国家と謝罪 対日戦争の跫音が聞こえる』西尾幹二
2012-07-05
被害届、大津署が受理拒否 大津中2自殺
大津市で昨年10月、中学2年の男子生徒=当時(13)=がマンションから飛び降り自殺した問題で、生徒が同級生から暴行を受けていた事実があるとして、父親(46)が昨年末にかけ3回にわたり警察に被害届を提出しようとしたが、大津署から受理を拒否されていたことが4日、関係者への取材で分かった。
男子生徒への暴行については、自殺後の昨年10月中旬に学校が全校生徒に実施したアンケートで、44人が記名の上、「体育大会で集団リンチに遭っていた」「万引をさせられ、殴る蹴るの暴行を受けていた」などと具体的な証言を行っている。
男子生徒の父親は、複数の同級生から独自に聞き取った暴行の証言と学校の調査結果を基に、生徒が自殺した後の昨年10月に2回、同12月に1回、大津署に出向き、暴行容疑の被害届を提出したいと申し出たという。しかし、関係者によると、対応した署員は「犯罪としての事実認定ができない」として受理を断ったという。
父親は大津署の対応について「真相究明のために、死んだ息子に代わって被害届を出したかった。どうして受理してくれないのか」と憤る。同署は「一切、答えられない」としている。
【京都新聞 2012年07月05日】
【滋賀】「自殺練習」直接見てない 大津市教委釈明
大津市立中学2年男子生徒の自殺後に学校が実施した調査で、自殺につながる可能性のあるいじめ行為について多くの情報が寄せられていたことが発覚した問題。市教育委員会は4日の会見で「自殺の練習を強要したと聞いた」との回答があったことを認めたが「直接は見ていない」と事実と判断できないため公表を控えたと釈明した。
市といじめに加担したとされる生徒の保護者に対し損害賠償訴訟を起こした関係者によると、「自殺の練習」以外にも「万引をさせられていたようだ」「『家族全員死ね』と言われていたらしい」などの回答が複数あった。「自殺の練習」に触れた回答で、学校は記名した3人にあらためて事情を聴いたが、無記名の12人の声は調査対象にすらならなかった。
昨年11月、「いじめと自殺の因果関係は判断できない」として調査打ち切りを発表した市教委は、現在も同様の見解。訴訟で男子生徒の両親の代理人を務める弁護士は「何も問題がなければ、15人もの生徒が同じ回答を寄せることは考えにくい」と、調査を打ち切った市の姿勢にあらためて疑問を呈した。男子生徒の父親(46)は「一生懸命書いてくれた生徒たちの声を切り捨てた」と怒りをあらわにする。
一方、いじめたとされる生徒の母親は、昨年11月にあった保護者会で「アンケートは周りの目撃情報を基に全く関係ない人間が推測で書いた」と主張。訴訟では、いじめたとされる生徒3人の保護者はいずれも「いじめはなかった」として、市と同様に請求棄却を求めている。
【中日新聞 2012-07-05】
大津市の中2男子「自殺練習」――学校が生徒に口止め「外にしゃべるな」
(前略)アンケートには「首を絞められていた」「死んだハチを口に入れられていた」「殴る蹴るの暴行」「万引きの強要」「キャッシュカードで遊ぶ金を使われていた」「死ぬ前日、部屋をめちゃめちゃにされ、財布をとられていた」という回答もあった。にもかかわらず調査は打ち切られた。
◆お決まりの言い逃れ
「朝ズバッ!」が生徒に聞いた。いや、出るわ出るわ。「3、4人に囲まれてなぐられていた」「死ね。うざい。消えろとか言われていた」「イスに縛られてなぐられていた」「死んだハチを食わされかけてて、オレは見てて、やめとけと」話す。「学校から口止めされている」という声もあった。「学校は隠してばかり。そういうことはあった」「やっぱり言わなあかん」 「テレビにしゃべるなと言われたが、話す。学校はせこい」「(見てた)オレらも悪いし、いじめたヤツも悪いし、先生も悪い」
死んだ子の両親はいじめた3人の生徒と両親、大津市を相手に7700万円の損害賠償を求めている。これに対し、市は「いじめは執拗なものとはいえず、自殺の原因とはいえない」、加害者は「いじめではなく遊びだった」と話している。越直美・大津市長は自らもいじめを受けた体験から、「いじめのない大津市にする」と言いながら、それ以上の調査は打ち切ったままだ。(後略)
【J-CASTテレビウォッチ 2012-07-05】
大津市中2(13歳男子)自殺前に加害者達にメールや電話で自殺を予告。これでもイジメとの因果関係がはっきりしないと責任を逃れようとするのか、学校! 教育委員会! RT @YOL_national: 「もうおれ死ぬわ」とメール…市教委調査せず j.mp/M8pguU
— 柳美里さん (@yu_miri_0622) 7月 6, 2012
いじめた側にも人権…「自殺練習」真偽確認せず
大津市の市立中学2年男子生徒が自殺したことを巡って行われた全校アンケートで「(男子生徒が)自殺の練習をさせられていた」との回答を市教委が公表しなかった問題で、市教委が加害者とされる同級生らに対して直接、真偽を確認していなかったことがわかった。
市教委はこれまで、非公表にした理由を「事実を確認できなかったため」と説明していた。
市教委によると、「自殺の練習」は、生徒16人が回答に記していた。うち実名で回答した4人には聞き取りをしたが、事実は確認できず、それ以上の調査もしなかったという。加害者とされる同級生らにも聞き取りを行う機会はあったが、「練習」については一切尋ねなかったとしている。
その理由について、市教委は読売新聞に対し、「事実確認は可能な範囲でしたつもりだが、いじめた側にも人権があり、教育的配慮が必要と考えた。『自殺の練習』を問いただせば、当事者の生徒や保護者に『いじめを疑っているのか』と不信感を抱かれるかもしれない、との判断もあった」と説明。結局、事実がつかめなかったとして、非公表にしたという。
【読売新聞 2012年7月6日07時55分】
「もうおれ死ぬわ」とメール…市教委、調査せず
大津市立中学2年の男子生徒(当時13歳)の飛び降り自殺を受けた全校生徒アンケートを巡り、男子生徒が自殺直前、いじめた同級生らに「死にます」とメールしたり電話したりしていた、と生徒7人が回答していたことがわかった。
市教委は遺族に確認せず、いじめたとされる3人にも否定されたため、「事実との確証は持てない」として公表を見送っていた。
市教委によると、7人は「男子生徒が自殺の練習をさせられていた」と回答した16人とは別の生徒たち。いずれも伝聞情報で、ある生徒は「いじめていた人に、死ぬという内容のメールを送ったらしい」と回答。「『もうおれ死ぬわ』とメールすると、(いじめた同級生の1人は)『死ねばいいやん』と返信した」「前日に電話で『死ぬ』と伝えたらしい」などの記載もあった。
男子生徒は時々、家族の携帯電話を借りて使っていたが、市教委は遺族に送信履歴を確認してもらうなどの調査はしていなかった。市教委は取材に、「自分たちで調べるのは物理的に無理だと思った」としている。
【読売新聞 2012年7月6日14時33分】
担任「やりすぎんなよ」 大津自殺、暴力見た生徒が証言
大津市立中学2年の男子生徒(当時13)が昨年10月に自殺した問題で、同じ学年だった複数の生徒が、教師がいじめたとされる生徒の暴力行為を見ても、「あんまりやんなよ」と言いながら、ほとんど止めようとしなかった、という趣旨の証言を生徒の家族にしていたことがわかった。
生徒らは昨年12月、家族に直接証言した。それによると、担任教師の名前を挙げ、いじめたとされる生徒2人が亡くなった生徒に暴力をふるっているのに、「隣にいたが止めなかった。笑ってた。『やりすぎんなよ』って」と話した。ほかの生徒も同様の証言をし、「周りにほかの教師もいた」と話す生徒もいた。
生徒の両親が市と3人の同級生らを相手取った訴訟では、こうした教師らの一連の行為について、原告・被告双方が異なる主張をしている。原告側は訴状で担任教師が「プロレス技を仕掛けられ、半泣きになっている生徒を見かけ、『あまりやりすぎるなよ』と声をかけた」と指摘し、「いじめを何度も目撃しながら、漫然と見逃してきた」と主張。市は答弁書で、教師が「あまりやりすぎるなよ」と声をかけた部分を認め、行為をやめさせる趣旨だと主張している。
【朝日新聞関西版 2012-07-06】
留意 RT@Moka_0701【大津市自殺】加害者祖父が元警察OB(確定)、被害者の自殺現場に被害者以外の痕跡発見、自殺時に加害者が一部始終を撮影、学校が動画の削除をさせてた可能性が浮上、自殺から殺人事件への発展の可能性アリ@japanwings
— Pumpkin Kingさん (@japanwings) 7月 6, 2012
不可解な情報隠蔽の背景として、加害少年の親族に学校や警察が「気を遣うべき」ポジションの人たちがいるという構図が、ここにもあったのかと呆れる。
— Higashi Shinpei さん (@shinpei23) 7月 6, 2012
大津いじめ犯人の祖父が42年間警察に勤務して退職後は大きな病院に天下りしているなんで警察が三回も門前払いしたのかコレで判明現場から1kmの所に赤十字の病院が有るにも拘らず搬送先の病院は22km離れた済生会滋賀県病院 blog.livedoor.jp/genkimaru1/lit…
— デルトロさん (@Deltoronix) 7月 8, 2012
警察と病院と学校がグルか?RT@fuwari_kitten 「済生会滋賀県病院って尼崎の脱線事故で活躍した医師を病院内いじめで自殺に追いやった病院だよね 」… 調べたらマジだった piazzacapitanato.at.webry.info/200802/article…うわー(´Д` )@japanwings
— Pumpkin Kingさん (@japanwings) 7月 9, 2012
・【大津】中2いじめ自殺事件まとめ @ ウィキ
・いじめ、無策のまま繰り返される「祭り」 精神科医・斎藤環氏
・大津市中学生自殺事件、アメリカだったら加害者はただでは済みません
・澤村憲次教育長 大津市教育委員会いじめ自殺問題責任者の給料は1200万円
・茂木健一郎(@kenichiromogi)さんの連続ツイート第646回「学校に行かないという、権利もあるんだよ。苦しかったら行くな」
・大津いじめ問題 加害少年親が撒いたビラが遂に掲載される!




