有本香vs.橋下徹の論争に百田尚樹と足立康史が参戦して、案の定足立が炎上させて終了しつつある。
かつて見えなかった戦後史の真相が輪郭をくっきりと現し、長い影まで見晴かすことができるようになった現在、この論争は新しい歴史教科書をつくる会の内紛以上に大きな影響を及ぼす可能性がある。twitter上での些細な混乱が示したのは、国際社会の反応を恐れる古い政治家と祖国に誇りを抱こうとする国民の間に越え難い確執があることだった。
4月に行われた大阪W選挙で日本維新の会は圧勝した。その驕(おご)りがあったとすれば維新は所詮ローカル政党の域を出ることはない。DHCテレビと文化人放送局は二大ネット保守放送局であるが、これまで手を携えて安倍政権と維新を支持し続けてきた。そこに亀裂が入ったわけだから保守は統合から分裂へ向かい、憲法改正にブレーキが掛かることとなろう。
橋下徹に関してはメディアとの対決姿勢を国民に広く知らしめた一点を私は評価している。ただしその礼儀知らず振りは様々な波紋を広げ、大阪維新の会と旧太陽の党が合流する際に露見した(平沼赳夫「次世代の党」党首が傲岸不遜な橋下徹・大阪市長の非礼を告発)。今となっては平沼赳夫〈ひらぬま・たけお〉の見方が正しかったように思える(「日本維新の会」と「石原新党」―なぜ橋下徹は平沼赳夫を排除するのか)。
橋下と足立の言動には拭い難いエリート意識がにじみ出て腐臭を放っている。まるで「お前ら国民に政治家の苦労がわかってたまるか」と言うような姿勢が透けて見える。彼らの態度は逆圧迫面接と名づけるのが相応しい。小選挙区で落選して比例復活を遂げた足立はもっと自重して然るべきだろう。
小さな論争が意外と大きな潮目になるかもしれない。政界再編のためには分裂が必要だ。
おやおや足立センセイ、統一教会系団体で講演したときA会長の前で見せた態度とは全然違いますねぇ。凄い二面性。
— 加藤 健 (@JapanLobby) July 4, 2019
昨年4月18日の世界戦略総合研究所第95回例会では素敵な笑顔でしたね。写真ありますよ。
さて足立センセイに大事な質問。維新と統一教会の関係は? 霊感商法についてのご見解は? https://t.co/LmyFnXzBvf
加藤健先生もツイートしてくださったので、私も足立康史議員と維新に関するネタ、随時投入していこうか。今までスルーしてきた諸々。某氏が、有本は心が広いと褒めツイートしてくださったけれど、私は一線を越えたらダメなんです。「バカ」の一言じゃなく併せ技ね。関係者の皆さん、悪く思わないでね。
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) July 4, 2019
足立さん、僕は貴方が我が党の政策において誰と議論しようと咎める事はありません。しかし、現状の貴方の発言は、相手を罵倒するものであり、組織の資質を問われる事態となっています。結果現在闘っている仲間に迷惑をかけるものであり代表として看過出来ません。選挙後に党紀委員会で対応します。 https://t.co/JOXEqIvXP2
— 松井一郎(大阪市長) (@gogoichiro) July 5, 2019
大丈夫ですよ!善意の編集力⭐︎がちゃんとしたまとめをして下さっていますから!
— 中庸@Yoshi (@tktn4486) July 5, 2019
【10分で分かる靖国問題】Twitter大バトル(橋下徹+維新勢 vs 百田尚樹・有本香)暴言 - NAVER まとめ https://t.co/IFQgyLdGkz
僕のブログでも橋下・足立vs百田・有本の討論をまとめました。
— たけにゃん (@take_nyan0926) July 5, 2019
頑張って、全文を時系列でまとめました。全文です!読んでみたい人は読んでください。
ただ、字数が48419字ありました。かなり読み応えがあると思います。
よかったら勉強にもなるのでぜひ読んでみてください!https://t.co/IaJwe4HHDZ