・2017年に読んだ本ランキング
・2018年に読んだ本ランキング
今年手をつけた本は368冊+αで、390冊ほどか。春から夏にかけては地図ばかり見ていたので、そこそこ読んだといってよかろう。確認していないが読了本は120冊くらいだと思う。野球の出場試合数と打率に例えれば、500冊開いて150冊読了すればちょうど3割打者となる。読むに値する本はそれほど多くはない。読書のコツは簡単だ。とにかく多くの書物を併読することである。私の場合、大体10~50冊ほどを併読している。時間には限りがあるので面白くない本は自然淘汰される。人間関係と一緒だ。
まずはオススメ本から。
・『わが夫 新田次郎』藤原てい
・『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』大井幸子、片桐勇治
・『ストーナー』ジョン・ウィリアムズ
・『サクリファイス』近藤史恵
次に必読書入りしたもの。
・『洞窟オジさん』加村一馬
・『13階段』高野和明
・『生か、死か』マイケル・ロボサム
・『隠蔽捜査』今野敏
・『金価格は6倍になる いますぐ金(ゴールド)を買いなさい』ジェームズ・リカーズ
・『アーロン収容所 西欧ヒューマニズムの限界』会田雄次
・『武士道』新渡戸稲造:矢内原忠雄訳
今年のベスト10は以下の通り。
10位 『人種差別から読み解く大東亜戦争』岩田温
岩田は以下もオススメである。
『平和の敵 偽りの立憲主義』
『だから、改憲するべきである』
『チベット大虐殺と朝日新聞』
9位『究極の身体』高岡英夫
高岡は以下もオススメである。
『人生、ゆるむが勝ち』
『高岡英夫の歩き革命』
『頭が必ずよくなる!「手ゆる」トレーニング』
8位 『身体はトラウマを記録する 脳・心・体のつながりと回復のための手法』べッセル・ヴァン・デア・コーク
7位 『戦国日本と大航海時代 秀吉・家康・政宗の外交戦略』平川新
6位 『動くものはすべて殺せ アメリカ兵はベトナムで何をしたか』ニック・タース
5位 『人種戦争 レイス・ウォー 太平洋戦争もう一つの真実』ジェラルド・ホーン
4位は元外交官の山口洋一。私を岡崎久彦へと導いてくれた恩人である。
・『植民地残酷物語 白人優越意識を解き明かす』
・『敗戦への三つの〈思いこみ〉 外交官が描く実像』
3位は岡潔。27歳も年長の柳田國男を泣かせた小林秀雄と互角に渡り合えるのは岡潔くらいなものだろう。情緒という一点に腰を落とした論調は敗戦に対する反省から生まれたものだ。
・『風蘭』
・『紫の火花』
・『春風夏雨』
・『人間の建設』
2位は岡崎久彦。最終巻の『吉田茂とその時代 敗戦とは』はまだ読んでいる最中である。文章といい内容といい近代史本では最高の部類に入る。
・『陸奥宗光とその時代』
・『小村寿太郎とその時代』
・『幣原喜重郎とその時代』
・『重光・東郷とその時代』
1位は竹山道雄。2014年から日本近代史に関する書籍を読み漁ってきたのは竹山道雄に出会うためであったと思えてならない。私の読書人生ではクリシュナムルティに次ぐ発見といってよい。
・『西洋一神教の世界 竹山道雄セレクションII』
・『主役としての近代 竹山道雄セレクションIV』
・『みじかい命』
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