・『実践「免疫革命」爪もみ療法 がん・アトピー・リウマチ・糖尿病も治る』福田稔
・副交感神経は首の筋肉と密接な関係がある
いま改めて注目が集まっている【自律神経】は、内蔵や血管、呼吸器など体じゅうのあらゆる部位をコントロールする、【もっとも重要な神経のひとつ】です。実は、この自律神経、なかでも【副交感神経は首の筋肉と密接な関係があることを私が世界で初めて見つけました。】それにより体中(ママ)の不調が起き、【どの病院でも治すことのできなかった「頚筋症候群」の治療が可能】になったのです。
【『自律神経が整う 上を向くだけ健康法』松井孝嘉〈まつい・たかよし〉(朝日新聞出版、2018年)以下同】
「私」だらけの文章でとても読めた代物ではない。松井の辞書には「謙虚」「謙遜」という文字はないのだろう。発見した事実よりも、発見者である自分を重んじる感覚が理解できない。
かぜを引いたときだけでなく、かぜ予防のためにも、冬場は、市販の使い捨てカイロが役に立ちます。
薄い布などでカイロを巻き、低温やけどしないようにして、首の後ろにあてるようにします。
使い捨てカイロは、種類にもよりますが長いものは24時間持ちます。寒い冬場は、首にあてると気持ちがいいので、外出時だけでなく、家でも使っているとかぜ予防だけではなく、自律神経のケアにもなります。
使い捨てカイロはまとめ買いすると一つ20円前後ですから、かぜを引きやすい人や、首こりの人には必須アイテムです。
使い捨てカイロが手に入りにくい地域や夏場などでは、タオルを温めて手製のカイロを作ることもできます。【小さいタオルを濡らしてしぼり、ラップに包んで電子レンジを500~600Wにして1分でできあがりです。】温め直せば、何度でも使えます。
夜、寝る前や朝起きたとき首を温めると、かぜ、首こりの予防だけではなく、肩こりなどにも効きます。ついでにカイロや手ぬぐいで、眼を5分くらい温めると、眼の周囲の血管が広がって眼精疲労などに効き、気持ちよくなります。
ただし、首の怪我をした直後などで炎症のある人や、偏頭痛がある人は、血流が多くなることで痛みが強くなりますから、首の温めをしてはいけません。
昨年暮れから首の調子が悪い。目覚めた時に異様な頭の重さを感じる。蕎麦殻の枕が凹んでおり、頭を押しつけていることがわかる。一度、バスタオルを巻いて枕の代わりにしてみたのだが、さほど効果がなかった。
個人的には風邪はひいた方がよいと思う。風邪には体内を調節する作用があり、治った後は以前より体調がよくなっているはずだ。風邪をひきにくい人は癌になりやすいという説もある。ひょっとすると新たなウイルスを取り込むことで小さな進化を繰り返している可能性もある。
人体はウイルスと細菌の合作である。ただし、ウイルスのダムである森が破壊されており、時折致死性の高いウイルスが流行することもある。特に動物との接触には十分留意する必要がある。
風邪防止というよりは免疫力を高める目的で行うのが望ましい。