MAG MOOK 筋トレではカラダの9割は使えてません。骨盤力で疲れないカラダになる! (マガジンハウスムック MAG MOOK)
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マガジンハウス (2018-02-15)
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胴体から出る力=胴体力は、しなやかで強い。
そして、一度身につけてしまえば、なかなか衰えることがない。
スポーツマンやダンサー、俳優だけでなく、自分の「身体能力」に限界を感じている人はすべて、胴体の動きを変えていけば、これまで以上の力を必ず発揮できる。
ただ、胴体の動きは手や足に比べて、見えにくいのが難点だ。(中略)
「すべての身体表現の源は、胴体にあり」
人間の、そしてあなたが持っている胴体の能力に驚き、自信を持っていただきたい。
【『スーパーボディを読む ジョーダン、ウッズ、玉三郎の「胴体力」』伊藤昇(マガジンハウス、1998年/改訂版、2011年)】
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— 小野不一 (@fuitsuono) October 7, 2019
筋肉は体に真直ぐには付いてはいない。手脚の筋肉は螺旋状になっている。
だから真直ぐに伸ばすように思えても、実は筋肉は真直ぐではなく螺旋状に動き、その結果として手脚が真直ぐに伸びる。それなのに螺旋を無視して真直ぐに動かそうとしていたら、どうしても動かない部分が出てくる。(中略)
可動域だけではない。体を捻ると人の体は大きな力が出る構造になっている。
【『カラダのすべてが動き出す!“筋絡調整術” 筋肉を連動させて、全身を一気に動かす秘術』平直行〈たいら・なおゆき〉(BABジャパン、2017年)】
螺旋とは何か。
螺旋とは渦(うず)のことである。
小さなものでは原子核の周囲を運動する電子の回転(スピン)、または田螺(たにし)のような巻貝から、大きなものでは、最大直径16万光年にもおよぶ我々の属する銀河系のようなひとつの渦状星雲に至るまで、あらゆるものが渦を巻いている。
それを捜し、集めるのがわたしの趣味なのだ。
【『上弦の月を喰べる獅子』夢枕獏(早川書房、1989年/ハヤカワ文庫、1995年)】