古本屋の殴り書き(旧)
「ただ独り、不確かな道を歩め」エリアス・カネッティ
2011-06-19
白川静
1冊読了。
39冊目『
白川静の世界 漢字のものがたり
』別冊太陽(平凡社、2001年)/値段の割には本の構成とページのレイアウトがまるでなっていない。別冊ニュートンも同様だが、ページに対してフォントが小さすぎる。それとも雑誌業界の陰謀なのだろうか? で、内容なんだが中ほどの「祭」特集が弱い。金文や甲骨文の写真を掲載した方がよかった。梅原猛との対談も今ひとつ盛り上がりに欠ける。梅原に気合いが見られない。白眉は漫画家の岡野玲子との対談だ。これは手に汗握る展開となっている。
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