2冊挫折。
挫折36『
死海文書と義の教師』石川道子(シェア・ジャパン出版、1996年)/ベティ・ストックバウアーなる人物が書いたクリシュナムルティの記事が2章に渡って紹介されている。ベンジャミン・クレームが主催する団体がシェア・ジャパンのようだ。「世界教師マイトレーヤ」って類いの代物。神智学協会の亜流みたいなものか。数行読むのがやっとだった。
挫折37『
民主主義がアフリカ経済を殺す 最底辺の10億人の国で起きている真実』ポール・コリアー:甘糟智子〈あまかす・ともこ〉訳(日経BP社、2010年)/文章が嫌な臭いを放っている。慌てて奥付を見たところ世界銀行の関係者であった。途端に読む気が失せた。アフリカを奴隷化し、搾取し尽くし、虐殺してきた側の開発学に興味はない。キリスト教が説く平和は日本人が想う平和と隔絶している。「民主主義がアフリカを殺す」だと? 散々アフリカ人を殺してきたくせしやがって。その前に「英・米・仏がアフリカ人を殺す」という本を出すべきだろう。ったく反吐(へど)が出そうだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿