2011年よ、さらば。
2011-12-31
靴
歯を食い縛りながら写真に見入る。
Shoes I | Flickr - Photo Sharing! http://t.co/sn1IA9Qf40
— 小野不一 (@fuitsuono) July 31, 2013
Shoes II | Flickr - Photo Sharing! http://t.co/NlKgcC2LKP
— 小野不一 (@fuitsuono) July 31, 2013
・ペットボトルのサンダル
2011年に読んだ本ランキング
うっかりしていた。例年だと11月後半からランキング作成に着手するのだが、今日の今日まで失念していた。はてなから引っ越したことも影響したのだろう。というわけで時間がないため、「ベスト30」を紹介する。尚、クリシュナムルティは除いた。読書は年季によって選球眼が高まる。私は文才もなければ学識があるわけでもない。そんなことは自分が一番よくわかっている。強みは感受性と直観のみだ(笑)。だから書評には自信がないが、本を選ぶ眼には過剰なまでの自信がある。かつて私よりセンスのある人物を見たことがない。ま、そんなわけでご参考になれば、これ幸い。それでは皆さん、よいお年を。
・2010年に読んだ本ランキング
・2011年に読んだ本
・2011年に読んだ本ランキング
・2012年に読んだ本ランキング
番外『まんが パレスチナ問題』山井教雄
番外『旅行者の朝食』米原万里
番外『「私たちの世界」がキリスト教になったとき コンスタンティヌスという男』ポール・ヴェーヌ
番外『自動車の社会的費用』宇沢弘文
30位『超マクロ展望 世界経済の真実』水野和夫、萱野稔人
29位『襲われて 産廃の闇、自治の光』柳川喜郎
28位『トランクの中の日本 米従軍カメラマンの非公式記録』ジョー・オダネル、ジェニファー・オルドリッチ
27位『スリー・カップス・オブ・ティー 1杯目はよそ者、2杯目はお客、3杯目は家族』グレッグ・モーテンソン、デイヴィッド・オリヴァー・レーリン
26位『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』写真、インタビュー=ジョナサン・トーゴヴニク
25位『共感の時代へ 動物行動学が教えてくれること』フランス・ドゥ・ヴァール
24位『絶対製造工場』カレル・チャペック
23位『最悪期まであと2年! 次なる大恐慌 人口トレンドが教える消費崩壊のシナリオ』ハリー・S・デント・ジュニア
22位『生き残る判断 生き残れない行動 大災害・テロの生存者たちの証言で判明』アマンダ・リプリー
21位『自殺する種子 アグロバイオ企業が食を支配する』安田節子
20位『緑雨警語』斎藤緑雨
19位『リサイクル幻想』武田邦彦(文春新書、2000年)
18位『大野一雄 稽古の言葉』大野一雄著、大野一雄舞踏研究所編
17位『逝かない身体 ALS的日常を生きる』川口有美子
16位『生活の世界歴史 9 北米大陸に生きる』猿谷要
15位『集合知の力、衆愚の罠 人と組織にとって最もすばらしいことは何か』アラン・ブリスキン、シェリル・エリクソン、ジョン・オット、トム・キャラナン
14位『哲学、脳を揺さぶる オートポイエーシスの練習問題』河本英夫
13位『イタリア抵抗運動の遺書 1943.9.8-1945.4.25』P・マルヴェッツィ、G・ピレッリ編
12位『一神教の闇 アニミズムの復権』安田喜憲
11位『アウシュヴィッツは終わらない あるイタリア人生存者の考察』プリーモ・レーヴィ
10位『イエス』R・ブルトマン
9位『ナット・ターナーの告白』ウィリアム・スタイロン
8位『歴史とはなにか』岡田英弘
7位『歴史とは何か』E・H・カー
6位『孟嘗君』宮城谷昌光
5位『インディアスの破壊についての簡潔な報告』ラス・カサス
4位『日本人のための宗教原論 あなたを宗教はどう助けてくれるのか』小室直樹
3位『小説ブッダ いにしえの道、白い雲』ティク・ナット・ハン
2位『宗教を生みだす本能 進化論からみたヒトと信仰』ニコラス・ウェイド
1位『ポスト・ヒューマン誕生 コンピュータが人類の知性を超えるとき』レイ・カーツワイル
武田邦彦
1冊読了
76冊目『リサイクル幻想』武田邦彦(文春新書、2000年)/遅れ馳せながら武田の著作を初めて読んだ。「武田邦彦」というカテゴリーを設けていることからもわかるように、私は武田の大ファンである。まず朗らかである。そして明快である。歯切れがよく、声に響きがある。3.11の大震災を期に武田は原発推進派から否定派に方向転換する。それは原発事故を踏まえた上での合理的判断であり、学問に忠実な生きざまを示したものだ。被災直後から武田は毎日のようにメッセージを発信し続けている。今日も尚。本書はリサイクル問題というよりも、合理的思考の教科書として広く読まれるべきである。相関関係=因果関係ではないことが実によく理解できる。その意味で「ものの見方」が変わる一書である。一方、武田批判もかまびすしい。『サンデー毎日』(2011年10月2日号)では佐高信〈さたか・まこと〉が書いたようだ。他人の悪口ばかり書いている左翼野郎だ。古新聞みたいな顔つきをしている。誰かが回収して然るべきだ。じゃあ、てめえは何かやったのか? エッ、佐高よ。この愚か者は物事の大小や長短も見分けがつかないのだろう。ま、せいぜい排泄物のような文章を書くがいい。以下の動画を見て、私はますます武田が大好きになった。先生と呼ぶに相応しい人物だ。
2011-12-30
蝶結び
色んなチョウチョ結び、このサイト面白い。くわしいイラストつき! http://t.co/6TEYQH6u http://t.co/S4hBTbjE http://t.co/6TEYQH6u
— 長戸 基 (@nagato_motoi) 2011, 12月 29
2011-12-29
落合博実
1冊挫折。
『徴税権力 国税庁の研究』落合博実(文藝春秋、2006年/文春文庫、2009年)/矢野絢也著『乱脈経理 創価学会 vs. 国税庁の暗闘ドキュメント』で引用されていた本。第一章の「金丸信摘発の舞台裏」が出色。その後明らかにトーンダウン。最終章の「国税対創価学会」も尻すぼみの感が拭えない。文章が巧みであるにもかかわらず、腰が据わっていないため内容がフラついている。落合は元朝日新聞の記者。記者クラブという権力機構に身を置きながら、国税庁の権力と対峙することは考えにくい。限りなく「隣」に近い斜めの位置といったところだろう。抜いた抜かれたというスクープの体験談も綴られているが、狭い世界の物語であって一般人にはピンと来ない。スクープと発行部数の相関関係って証明されているのかね?
ブルース・リー「学ぶことは、はじまりも終わりもないひとつの動きなのだ」
加算的なプロセスは、機械的な記憶を深めるものでしかない。学ぶことは、決して累積するものではない。それは、はじまりも終わりもないひとつの動きなのだ。
— ブルース・リー (@Tao_JKD) 2010, 12月 12
登録:
投稿 (Atom)