・『「捨てる!」技術』 辰巳渚
・『人生がときめく片づけの魔法』近藤麻理恵
・巧妙な脅し文句
・『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』小松易
・『たった1分で人生が変わる片づけの習慣 実践編』小松易
・『大丈夫!すべて思い通り。 一瞬で現実が変わる無意識のつかいかた』Honami
・『人生を掃除する人しない人』桜井章一、鍵山秀三郎
・『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』佐々木典士
・『手ぶらで生きる。 見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法』ミニマリストしぶ
片づけられないと生活だけでなく、心も体もうまくいかずに「詰まって」しまうのです。
玄関が片づいていなければ、新しい出会いやチャンスに恵まれません。
キッチンが片づいていなければ、余計な出費が多くなり食生活も安定しません。
仕事場が片づいていなければ、残業が多いわりに良い仕事ができません。
本棚が片づいていなければ、本当に欲しい情報がすぐに得られません……。
片づけられないせいでうまくいっていない人生は、どんどん「負のスパイラル」に陥ります。その結果、さらに仕事や生活で失敗が続いたりします。
【『コミック版 たった1分で人生が変わる片づけの習慣』原作:小松易〈こまつ・やすし〉、脚本:青木健生、マンガ:小田ピンチ(KADOKAWA、2015年)】
それは、ない。ただし人生が順調でない人はこの言葉を真に受けてしまうことだろう。巧妙な脅し文句である。
「コミック版」となっているが、マンガ+テキストなので活字が苦手な人はこちらを読むといいだろう。マンガの出来栄えは決してよくないが、内容はしっかりと踏襲している。
ブッダの弟子で最も愚かなチューラパンタカ(周梨槃特)は拭き掃除で悟りを開いた。
掃除という単純作業には、目の前のことだけに打ち込むという美点がある。最小限の努力で最大限の成果を得られる、進み続けるべき正道だ。
【『あなたに不利な証拠として』ローリー・リン・ドラモンド:駒月雅子訳(ハヤカワ・ポケット・ミステリ、2006年/ハヤカワ文庫、2008年】
乱雑な部屋は風の通りが悪い。これが気に影響を与えることは理解できよう。神道のお祓(はら)いも埃(ほこり)のように積み重なった罪や穢(けが)れを払う営みだ。汚れは穢れに通じる。
掃除をすれば気持ちがいい。これは真理である。気持ちがいいから掃除をするのだ。それでいい。
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