2020-01-04

国旗国歌放映をやめてNHKは左傾化した/『これでも公共放送かNHK! 君たちに受信料徴収の資格などない』小山和伸


『「悪魔祓い」の戦後史 進歩的文化人の言論と責任』稲垣武
『こんな日本に誰がした 戦後民主主義の代表者・大江健三郎への告発状』谷沢永一
『悪魔の思想 「進歩的文化人」という名の国賊12人』谷沢永一
『誰が国賊か 今、「エリートの罪」を裁くとき』谷沢永一、渡部昇一
『いま沖縄で起きている大変なこと 中国による「沖縄のクリミア化」が始まる』惠隆之介
『北海道が危ない!』砂澤陣

 ・国旗国歌放映をやめてNHKは左傾化した

三宅博(日本維新の会)「NHKの受信契約は憲法違反」総務委員会2014年2月21日
受信料支払い義務はNHKと受信契約を結んで初めて生まれる
NHK受信契約を解約する方法
NHK解約と民主政
『ちょっと待て!!自治基本条例 まだまだ危険、よく考えよう』村田春樹
『実子誘拐ビジネスの闇』池田良子
『自治労の正体』森口朗
『戦後教育で失われたもの』森口朗
『日教組』森口朗
『左翼老人』森口朗
『愛国左派宣言』森口朗

 1990年代に入ると、NHKは草創期から続けていた放送終了時の国旗国歌放映を、24時間放送を理由に次々に止めてしまった。これは、後の国旗・国歌法(平成11年/1999年)に逆行する動きであるが、むしろ国家的支援によってなり立つはずの公共放送局のかかる行動が、当時の国家不斉唱、伴奏拒否事件などと相俟って、同法成立への言動力となる危機意識の創出に一役買ったのかも知れない。
 この国旗国歌放映こそ、左翼勢力による受信料不払いの言わば最大の理由であり、まさに国家主義的および国家権力との連繋の象徴として、執拗に非難の的とされてきた。かかる左翼陣営からの不払い闘争に屈し、あるいはおもねり、またあるいは便乗するかたちで、国旗・国歌放映をやめたのか否か、それは定かではないが、いずれにせよこれをひとつのターニング・ポイントとして、NHKの報道姿勢全般が左傾化し、反日化していったことは否めない。もちろん、左翼勢力による対NHK工作は、単なる不払い闘争のみならず、それなりの人材育成策を地道に積み上げきた点も看過することはできないであろう。

【『これでも公共放送かNHK! 君たちに受信料徴収の資格などない』小山和伸〈おやま・かずのぶ〉(展転社、2014年/増補版、2019年)】

 長らくテレビを所有していないため国旗国歌の放映をやめた事実を知らなかった。私がテレビを視なくなったのは17歳の頃である。バレーボール部の練習で体力を根こそぎ奪われ、テレビを視る気力は失せていた。もちろんNHKの受信料を支払ったことは一度もない。

 世界各国の放送局と交流をしているため、NHK本社には米中などを始めとする放送局の部屋が設けられているという。スパイが身を隠すのはメディア、ジャーナリスト、大学教授というのが相場だから、当然のように魑魅魍魎(ちみもうりょう)がウヨウヨしていることだろう。

 小山は大学教授だけあって当を得た批判をしている。が、これを放置している自民党の責任はどうか? 反日番組を見過ごし、脅迫まがいの受信料徴収を放置しているのは政権与党ではないのか?

 あるいは徴収員が殺害されるのを待っているのだろうか? それともNHK幹部にテロが仕掛けられるまで「国民はおとなしいもの」と高を括っているのだろうか?

『必殺仕掛人』や『必殺仕置人』が堂々と放映される日本は意外とテロに優しい国家だ。「弱きを助け強きを挫く」ためなら犯罪にも目をつぶる国民性がある。

 いつまで経ってもスパイ防止法ができないのは自民党内部にスパイがいるためだと囁かれる。個人的にはもう手遅れのような気がしてならない。北朝鮮による拉致被害を無視してきた罰(ばち)だろう。

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